緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

韓国旅行感想 朝鮮の語源

2012年06月28日 18時44分57秒 | LC
6月28日(木)  

 三泊四日の隣国への旅、十名手頃な人数と韓国内ではガイドさん付き専用バスと高速鉄道で、これで快適な旅でなかったら、病人の部類に入りそうなものです。行動時間が早朝から夜遅くまで、日常生活とやや異なる面はありましが、それは旅の常です。それでも帰国して一日も経ちますと、すっかり平常に戻り、爽やかな日々を過ごすようになります。よく聞く話ですが、韓国内での食事は和食と異なり、香辛料がきつい料理が多くて、ある面で食欲が進む面が有ると同時に体臭が変化するのも事実です。国柄とは食事のみならず体臭まで微妙に異なります。


ソウル駅構内の電照時刻表

 新人類の永い歴史の中で、居住する地域により環境が異なりますと食べ物まで異なり、いつしか地域もしくは国の伝統料理なるものが自ずと出来上がるものです。その様な事を考えていますと、朝鮮という国名の由来をどこかで読んだ記憶がよみがえり、確認のためにネット辞書で検索してみました。朝鮮とは朝日の昇る爽やかな邦、その様に理解していましたが、ネット辞書ではそこまで辿り着けませんでしたが、今回の旅行で朝鮮の語源をその様にも解釈して良いのかな、と思う気持ちが湧いてきます。


ソウル駅構内の電照看板

 近代史をひもときますと、日本と朝鮮半島との関係は、角度や年代を幾度か変えて考えませんと、何とも、相互理解へ届かないわだかまりを抱えたままです。北朝鮮に至っては国交すら開いていないのが現状で、韓国旅行を幾度か重ねて、ふと目が覚めてみますと、何ともわびしい限りであります。韓国との竹島問題、北朝鮮との拉致問題、解決に向けて骨の折れる道筋です。一日本国民として感じます。解決策はどうすれば良いのか?


建設中の高層住宅ビル

 一九一七年、米国シカゴ市で創立されたライオンズクラブ国際協会のスローガンの一つに、「Our Nation's Safety・国の安全を守る」、新大陸に世界中から移民として集まり、自分たちの国を自分たちの力で築きあげて、そして持続させる。国民として当然の事でもあります。しかし、この言葉のどこかに、表現が不十分ではありますが、違和感を感じたのも事実です。最初に世界は一つ、平和な地球を築きあげましょう。どこかで聞いた話が首をもたげます。


時には建設半ばで資金ショートのビルもあり

 日本国憲法は第九条に「戦争の放棄」を掲げています。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
二 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


釜山市の閑静な街波

 ライオンズクラブ国際協会のスローガン「Our Nation Safety・国の安全を守る」と日本国憲法第九条とを見比べて、この二つの事柄をどの様に摺り合わせして、平和な地球を維持していくか?一人の日本国民として一人のライオンズクラブ国際協会会員として、当然の事ながら、行動様式が求められます。モットーとして、「We serve・われわれは奉仕する」。平和を希求する国民として、武力に頼ることなく、始まりは地域社会から、国際大会参加に当たっては外国への奉仕活動を模索します。短慮な者には気の永い話です。その様な考えの中から、朝鮮の語源「爽やかな朝日の差す邦」が浮かんできました。外国で何かを実感するには感じるものが浮かび上がらねばなりません。


レストランの看板・ハングル文字に朝鮮半島のガンバリを感じました

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