9月4日(火)
Whistler Mountain, Whistler, BC, Canada
旅行の成果とは、ある面で先生から授かる小学生の宿題の如しであります。世界は広い。この実感を旅行で頂く宿題として、帰国後には初体験や疑問点を解明して、自分なりに具体的な話として創造する楽しみが待っております。今夏のカナダ旅行では世界的有名なスキー場でもありますマウント・ウィスラー、ゴンドラで山頂近くの山小屋レストランまでたどり着いて,目にしたのが神社の鳥居を何となく連想しそうな人形にも似た石を積んだ造形物。はて、これは何でありましょう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/85/dadbff493772c5b8a63a6a9094010031.jpg)
ウイスラー山頂近くの山小屋から眺めたカナダの山脈
やや遅めのランチを、山小屋レストラン野外席のテーブルを囲んで家族で採ります。大きなパンを割り中に野菜とハムを挟んだホットドックとポテトチップ。周囲は冠雪を頂いた二千米級の山脈が列なっております。三六〇度山々に囲まれております。一段落して、三〇米ほど離れた位置ある石の造形物に気づきます。さて、何であろうと思いを巡らしますが、周囲の観光客から聞こえてくる言葉は世界の言語、訪ねる人も言語も知りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/60/36cf7fa8aae3b479b486abc55e8614da.jpg)
ようやく目に入ってきた石の造形物イヌクシュク
そんな悠長な時間の中にありますと観察力も復活して、石の造形物を休憩地点に飛んでくる野鳥、一息入れますと仲間のいる木立へと飛んで行きます。次はスカート風のスコットランド民族衣装を男性が着込んだ集団、どうやら石の造形物を祭壇に見立てて結婚式が始まります。二千米の山上で結婚式が挙式できるとは、カナダは豊かなお国柄、南のオーストラリアとは異なる豊かさを感じます。天気の良いカナダの七月八月、様々な行事が国内各地で催されるのを知ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/24/b101d431d12138935aee4f6f94c51bd3.jpg)
軽く五メートルは超えそう(山小屋レストラン前のイヌクシュク)
さて、石の造形物、何で有ろうか?がカナダ旅行宿題の一つです。解答のきっかけは「株式会社エフジー武蔵」のお薦めリンク集を覗きましたら、ブリティッシュコロンビア州観光局のURLが張り付けてあります。何気なくクリックしますと表題部に沈む夕日に映える石の造形物があります。写真をなぞりますと「Inukshuk」の文字が浮かび上がります。イヌクシュクと発音するのでしょうか。謂われは何で有ろうかと、ネット画面を開いて読みますと、先住民イヌイットがランドマークとして目立つ場所とでも言えば良いのか、道標の役目も果たしたのでしょうか。それにしても話は飛びますが、インターネットの特徴は、リンクと称して様々な画面に飛び、数多いヒントを与えてくれます。それも何気なくです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/40/727643eb98a350e6a8761139f3964339.jpg)
ときには野鳥の止まり木にもなっています
名のある山頂には、古より、何かと人々が足跡を残りがちなものです。南九州の高千穂峰山頂にも「天の逆鉾」なる金属物が日本神話を背景にして突き刺さっております。日本神話には神武天皇が瑞穂の国を征服する様が物語れておりますが、広い北米大陸、先住民の神話が広がり伝承される部分があるのか、日本で想えば果てしない話でもあります。イヌクシュクの存在を知りましただけでも、想いが膨らみ、ユーラシア大陸からベーリング海を渡りアラスカへと旅したモンゴロイド系人種を想います。彼らがイヌイットのご先祖であることは言うまでもなく、北米から南米の南端近くまで旅したことは同族女性のミドコンドリアDNAと日本人女性一部のミトコンドリアDNAが同じであることで明かされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/27/f12b0829ccd55b33e17c30ad6b4aa4c0.jpg)
神聖な所ゆえに結婚の式場にもなり
科学が解き明かす部分と現地で確認する部分と、旅の宿題は全科目へと列なっていくものです。こうして、冬には雪深い山頂に、今も伝承されてイヌクシュクなる石の造形物が存在しますことは、訪れる人に様々な想いを宿題として与えます!旅行前はカナダについて、ほとんど無関心でしたが、先住民イヌイットのランドマークを知りますと、イヌクシュクが心の中に棲み着いてしまいそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/4f/0bc4d87b80c14be7dfcc44dfeaea5d09.jpg)
カナダ旅行の記念に一枚(ウイスラー山頂のイヌクシュク)
Whistler Mountain, Whistler, BC, Canada
旅行の成果とは、ある面で先生から授かる小学生の宿題の如しであります。世界は広い。この実感を旅行で頂く宿題として、帰国後には初体験や疑問点を解明して、自分なりに具体的な話として創造する楽しみが待っております。今夏のカナダ旅行では世界的有名なスキー場でもありますマウント・ウィスラー、ゴンドラで山頂近くの山小屋レストランまでたどり着いて,目にしたのが神社の鳥居を何となく連想しそうな人形にも似た石を積んだ造形物。はて、これは何でありましょう?
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ウイスラー山頂近くの山小屋から眺めたカナダの山脈
やや遅めのランチを、山小屋レストラン野外席のテーブルを囲んで家族で採ります。大きなパンを割り中に野菜とハムを挟んだホットドックとポテトチップ。周囲は冠雪を頂いた二千米級の山脈が列なっております。三六〇度山々に囲まれております。一段落して、三〇米ほど離れた位置ある石の造形物に気づきます。さて、何であろうと思いを巡らしますが、周囲の観光客から聞こえてくる言葉は世界の言語、訪ねる人も言語も知りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/60/36cf7fa8aae3b479b486abc55e8614da.jpg)
ようやく目に入ってきた石の造形物イヌクシュク
そんな悠長な時間の中にありますと観察力も復活して、石の造形物を休憩地点に飛んでくる野鳥、一息入れますと仲間のいる木立へと飛んで行きます。次はスカート風のスコットランド民族衣装を男性が着込んだ集団、どうやら石の造形物を祭壇に見立てて結婚式が始まります。二千米の山上で結婚式が挙式できるとは、カナダは豊かなお国柄、南のオーストラリアとは異なる豊かさを感じます。天気の良いカナダの七月八月、様々な行事が国内各地で催されるのを知ります。
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軽く五メートルは超えそう(山小屋レストラン前のイヌクシュク)
さて、石の造形物、何で有ろうか?がカナダ旅行宿題の一つです。解答のきっかけは「株式会社エフジー武蔵」のお薦めリンク集を覗きましたら、ブリティッシュコロンビア州観光局のURLが張り付けてあります。何気なくクリックしますと表題部に沈む夕日に映える石の造形物があります。写真をなぞりますと「Inukshuk」の文字が浮かび上がります。イヌクシュクと発音するのでしょうか。謂われは何で有ろうかと、ネット画面を開いて読みますと、先住民イヌイットがランドマークとして目立つ場所とでも言えば良いのか、道標の役目も果たしたのでしょうか。それにしても話は飛びますが、インターネットの特徴は、リンクと称して様々な画面に飛び、数多いヒントを与えてくれます。それも何気なくです。
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ときには野鳥の止まり木にもなっています
名のある山頂には、古より、何かと人々が足跡を残りがちなものです。南九州の高千穂峰山頂にも「天の逆鉾」なる金属物が日本神話を背景にして突き刺さっております。日本神話には神武天皇が瑞穂の国を征服する様が物語れておりますが、広い北米大陸、先住民の神話が広がり伝承される部分があるのか、日本で想えば果てしない話でもあります。イヌクシュクの存在を知りましただけでも、想いが膨らみ、ユーラシア大陸からベーリング海を渡りアラスカへと旅したモンゴロイド系人種を想います。彼らがイヌイットのご先祖であることは言うまでもなく、北米から南米の南端近くまで旅したことは同族女性のミドコンドリアDNAと日本人女性一部のミトコンドリアDNAが同じであることで明かされています。
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神聖な所ゆえに結婚の式場にもなり
科学が解き明かす部分と現地で確認する部分と、旅の宿題は全科目へと列なっていくものです。こうして、冬には雪深い山頂に、今も伝承されてイヌクシュクなる石の造形物が存在しますことは、訪れる人に様々な想いを宿題として与えます!旅行前はカナダについて、ほとんど無関心でしたが、先住民イヌイットのランドマークを知りますと、イヌクシュクが心の中に棲み着いてしまいそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/4f/0bc4d87b80c14be7dfcc44dfeaea5d09.jpg)
カナダ旅行の記念に一枚(ウイスラー山頂のイヌクシュク)
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