緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

春に咲き始める花々

2011年03月15日 18時24分08秒 | 季節
3月15日(火) 

 三月の雨は一雨ごとに小さな花弁を開いて周囲に陽気な気配を漂わせてくれます。今朝も雨上がりの緑道公園を南に下りますと、田園が広がる桜並木のポイントにはコブシの花や、小さな白花が満開のさまです。この小さな白い花は名前は何でしたっけ?淡雪草とでも名付けたら似合う小さな花です。こうして小さな花を眺めますと、本来、花は小さなものであった!時間をかけ人間が手を加えて大きな花びらを誇るようになりました。花は従順なのです。



花には昆虫ならずとも人間まで引きつける妖しいものがあります。その想いを抱いて行きますと、浮かんできますのは、隣県肝付町内之浦のエビネ園の公開日が間近に迫っています。四月初日からでしたっけ?満開のエビネが整然と温室内に並ぶ様子は圧巻です。本ブログを開いていきますと昨年四月には同園のエビネランが満載されています。自分ながらも見とれてしまいます。今年は動画でアップしてみますか、鑑賞二年目泊まり込みで出向きたいものです。



こうして自室から新燃岳の降灰でくすんだ夕方の風景を眺めていますと、今日は北西から吹いてくる風、黄砂か新燃岳火山灰か区別がつきません。つまり市内は春霞で灰色ぽっく見えます。春は花々と伴に始まる南九州、東北関東大地震後は火山灰を話題にしなくなりました。大地震被災者へ気配りでしょうか。陸上自衛隊第四三連隊施設隊も東北被災地現場へと出向いたと言います。第四三連隊本隊は霧島新燃岳降灰災害に備えて地元で待機していると関係者が告げます。



ネットニュース巡りをしますと、福島原発事故による待避距離は半径三〇キロに伸びております。十キロ、二〇キロと順次に伸びて行った待避距離半径、民主党政権は非常時の国内統治能力があるのでしょうか?爆発を起こした福島原発は何基になりますか?国民も自分なりに判断しますが、枝野官房長官の発表とは裏腹に事態は深刻さを増しております。更に時間をおいてニュースを求めますと「核反応生成物、都内で微量検出=セシウムなど、放射線量20倍」とあります。枝野官房長官の発表とは裏腹な状態に進展しているのでしょうか。



国民としてこの非常事態を眺めますと、もう少し、国として総力体勢は出来ないものか?東京電力社員体勢だけでなくて、外国専門家チームの援助を求める位の度量は無いのでしょうか。地震をきっかけにずらりと原発が水素爆発を起こすとは東電と政府は何かを隠しております。まだ遅くはありません、理路整然とした事故現状報告は出来ないのでしょうか?国民が選挙で選んだ民主党政権、災害時の対応は素人集団並みと言われても致し方のない現状です。



震度9.0 の大地震で福島第一原子力発電所の原子炉が軒並みにダウンするとは、原因は既に解明されているはずです。それが発表されないとは国の欠陥へ繋がるのは自明の事か!です。十五日の株価下落率は歴代三番目で八六〇五円と言います。口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳降灰と続く宮崎県、当分は景気高揚無しです。



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