緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

流鏑馬を編集して

2010年11月24日 17時49分15秒 | 民俗芸能
11月24日(水)  

 昨日の曽於市末吉神社流鏑馬、同じ場所に四時間余り立ちん坊になって、カメラ撮影場所の確保、カメラマンも昨年より多かった感がしますが、境内にそろそろカメラマン席が欲しい頃です。ダウンコートを羽織って行きましたが、昼食抜きで日中ながらも帰路では体に寒気を覚えて来ました。好事魔多し、こんな時にも使える諺か?

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それでも本日は時間が取れましたので流鏑馬の動画を再生して見ました。撮影時に種類を一段階落としてHD720p(1280×720)からVGA(640×480)に設定しました。再生して見ますと綺麗な動画に音声までしっかりと録音録画されており、取り敢えずはパソコン画面上で写真と動画を選択してSDカードにまとめます。この様な作業でも自分で体験する事が肝心です。SDカードを媒体にして行き付けのカメラ屋さんでCDに動画と写真を焼き付けて貰う事にします。

選定した動画も再生して画像状況をチェックしますと次回への参考になる箇所が多々あります。かって四〇年以上前に「仕事は道具がするのだ」と教示して頂いた貨物船機関長がいました。仕事が捗るにはどの道具を使えば良いか、仕事の流れや的確な作業手順があります。長年のキャリアーから生まれた言葉です。経験というものは実社会では貴重なもの、経験なき社会は軟弱化するか。

射手について述べますと、今年は見習いに女子中学生が登場です。昨年の見習いの小学生は射手に昇格、これで射手三人での流鏑馬行事となります。動画を再生して拝見しますと、先輩格の女性二名は腕を上げて、馬上の動作にも無駄がありません。きびきびとして的確の手順、なるほどここまで上達するものかと感心します。さしたる練習時間もなかろうに、若者とは環境と指導者次第かなと思うことしきりです。

つまり、あのきびきびした動作を拝見しますと、流鏑馬見物で何かを得た気分になり、心の中で重しの如く垂れ込めていた暗雲が晴れた気分になります。つまり若者育成を祭りが担っている。的確な指導の元で訓練に励めば女子中学生が射手となり三本の的を射止める。若者が大きな自信を得る場面です。

丁度、流鏑馬が行われた同じ時間帯に、朝鮮半島西岸の延坪島で南北両国の砲撃戦が勃発しており死者まで出ています。台湾高雄市に集いましたライオンズクラブ会員二万人の事を考えました。北朝鮮の国民は国のみならず心まで一握りの集団に収奪されておるのか、国の外には奉仕の力を信じて集う人々がおるのに!元気を出して愚かな指導者群を追い出せば!です。

一日足りとも変化の無い日はありません。情報がこれほど交差しますと、物事の判断、おおよその見当はつこうというものです。どのような手順を経て判断するの人それぞれです。「仕事は道具がするのだ」と細やかな点から出発するのもその人の体験にもとづけば致し方のないこと、それなり物事を見極める事が肝心です。

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