“昼ご飯,和洋中,何にしようか?”お決まりの台詞だが,和食,洋食,中華と並べた時,和食と中華はともかく,洋食だけは必ずしも西洋生まれの料理という訳ではない。例えば,洋食の定番「オムライス」生まれは東京銀座,明治の頃「煉瓦亭」という西洋料理店が考案した料理,その他,コロッケも,メンチカツも,ハンバーグも,グラタンも,皆,日本に来て生まれ変わった料理達。広辞苑で洋食の意味をひくと「欧米の料理を日本人向きに整えた料理」と出てくる。この“整える”“アレンジメント”から,平皿に薄く盛ったご飯をライスと呼ぶ習慣も,お好み焼きやたこ焼きなどのソースをかける軽食も,生まれたというから驚きである。
写真のハヤシライスもそうした洋食の一つ,名称の由来には諸説あるそうだが,明治の頃,欧米で料理を学んできた料理人のアレンジメントから生まれたことは確かなようである。
ハヤシライスに舌鼓を打ちながら,先人の知恵に敬意を表す週末の夜でした。
写真のハヤシライスもそうした洋食の一つ,名称の由来には諸説あるそうだが,明治の頃,欧米で料理を学んできた料理人のアレンジメントから生まれたことは確かなようである。
ハヤシライスに舌鼓を打ちながら,先人の知恵に敬意を表す週末の夜でした。