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内発的なモチベーション(没頭・フロー体験)は、何が優れているのか?

2015年03月19日 | 動機づけ・モチベーション・習慣


『内発的なモチベーション(没頭・フロー体験)は、何が優れているのか?』

(1)活動それ自体に、喜びと推進力がある。
 1)生来的な好奇心や熟達しようとすることに満足感。
 2)別のインセンティブが必要ない、仕事の報酬は仕事。
 3)自律的な推進力が備わっている。

(2)深く本質的な理解
 1)そのものに没頭するので、集中力が最も高い。
 2)深く本質的な知識は、学術的に価値が高い。
 3)さらに、本質的な知識は、実用化においても最も役立つ。

(3)工夫やアイデアが生まれる
 1)全身全霊の高い集中力で没頭し、絶えず問題に取り組み、考え尽くしているので、問題解決のための創造的な工夫やアイデアが生まれやすい。

(4)成長につながる
 1)内発的な没頭やフロー体験が生じるのは、現在のスキルのレベルに照らして、課題難易度が最適であり(易しすぎず、難しすぎず )、挑戦的であるとき。
 2)最適で挑戦的な課題は、自律的で成長促進的。


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