ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

東北紀行2021年7月 その5 十二湖 アカショウビン

2021-09-17 | 東北地方
モリアオガエルを咥えたアカショウビン 7月11日十二湖

7月11日十二湖:最終日の朝、目を覚ますと雨が少し降っていましたが、すぐに止んだので、出かけました。しかし、山に入るとやっぱり雨。程なく止んだので、300mmレンズの手持ちで鶏頭場の池に行ってみました。すると7時前に今日も水浴びに登場。手持ちなので、止めピンで無く追っかける事にしました。なんとか写りましたが、やっぱり暗すぎました。
ここでは十二分に見させてもらったので、仲道の池に行く事にしました。駐車場から少し歩くので、大砲を抱えての登り道はちょっとキツかったです。到着するとCMさんはお二人だけで、主役は何度か出ているようです。遠くにいたり、木々の間にいるのを教えていただきました。おかげで、鶏頭場の池とは違う感じのアカショウビンを撮ることができました。
木々の間に来た個体の後頭部に白い羽毛が見えます。部分白化のようです。昨年にも見られたそうで、その形状から”Zくん”と呼ばれているそうです。
遠いんですが、緑に埋もれて中々いい雰囲気です。
目の前の木に飛んで来ましたが、すぐに木立の間に飛んで行きました。ここでの獲物の多くはカエルだそうです。鶏頭場の池と違って、仲道の池はカエルの声で溢れています。
そして捕まえたのはモリアオガエル!ちょっとかわいそうですが、その顔は少し間抜けな感じにも見えます。
弱らせるため何度も枝に打ち付けて、最後は丸呑みでした。
部分白化の形は、確かに”Z”に見えなくもないですね。
カエルを咥えたアカショウビンも撮れ、時刻も11時になったので、十二湖は引き上げる事にしました。本当にアカショウビンをたくさん撮らせてもらいました。湖水の景色も綺麗で、十二湖は素晴らしいところですね。
さて、今日は三沢市を宿泊地にしており、明日仏沼に行くつもりです。途中、鹿角の大湯ストーンサークルと奥入瀬渓流に立ち寄る事にしました。大湯ストーサークルには、教科書か何かで見て印象に残っている環状列石がありますので、この目で見る事にしました。遺跡として整備されており、縄文時代の往時を忍ばせる不思議な列石の数々を見ることが出来ました。本年7月27日にユネスコの世界文化遺産に登録されました。喜ばしい事です。
日時計か季節を知るために作られたのでしょうか、不思議な造形に見とれ古代に想いを馳せながら見入ってしまいました。
続いて、十和田湖を横目に見ながら奥入瀬渓流をドライブ。石ノ戸に車を停めてちょっとだけ渓流を散策してみました。ミソサザイ、オオルリ等の囀りが渓流の音に負けず聞こえて来ました。それにしても綺麗な景色です。

次回は翌日早朝に出かけた仏沼でのオオセッカ、コジュリン等をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。


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