ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

タイ南部紀行2024年2月 スラートターニー編 その2/ムナオビオウギヒタキ シキチョウ マレーシアセンニョムシクイ ハリオハチクイ メグロヒヨドリなど

2024-06-30 | タイ
食堂裏庭のムナオビオウギヒタキ 2024年3月1日 タイ王国スラートターニー

3月1日午後、ナンヨウショウビンのマングローブ林を後にして今日の宿に先ずチェックイン、木々に囲まれたコテージに荷を下ろして、再度車に乗り込むのですが、この宿には鳥たちがたくさん居ます。ちょっと遠かったですが、今までのハチクイと違うルリオハチクイ(Blue-tailed Bee Eater)でした。
すぐ近くの食堂に移動しましたが、こちらも木々に囲まれ、鳥の声や姿が目につきます。食事が出るまでにカメラを持って外を見ると、庭にシキチョウ(Oriental Magpie Robin)が居ます。いい声で鳴いていたのはこの子だった様です。
続いて、尾羽の長い小鳥が登場、ムナオビオウギヒタキ(Pied Fantail)でした。ボルネオのジャングルで辛うじて見えたこの子がこんな民家の庭先にいるなんて、信じられません。でも普通種なんでしょうね。きっと。尾羽を少し拡げてくれました。
左の白いのは水の入ったバケツです。生活の匂いもしますね。
そして、食事が出てきましたが、左の皿は何とたこ焼き!、タイでもタコヤキというそうで、日本からの伝来食でしょう。味は?ちょっと残念賞。タコが入っていたりいなかったりでした。
食後、ガイドさん達がまだ食しているので、食堂の周りを散策。するとセキショクヤケイ(Red Junglefowl)!もちろん家禽ですが、図鑑の野生種と寸分違いません。ほとんど原種のままなんでしょうね。
高い木の上をチョロチョロしている小鳥がいます。こちらも初めて会う子で、マレーシアセンニョムシクイ(Golden-bellied Gerygone)と同定しました。
宿に戻ってちょっと休憩。しかし、周りには鳥たちがたくさんいるので、出発時間まで、散策すると、「コーエル!コーエル!」と大きな声で鳴くオニカッコウ(Asian Koel)がいました。
宿の道の植え込みに飛び込む鳥がいます。メグロヒヨドリ(Yellow-vented Bulbul)でした。どうやら植え込みに営巣している様です。
木々と鳥に囲まれた素敵な宿で、何泊かしたい所でした。

次回はいよいよクルンチン国立公園編ですが、公園近くの森の水場に設けられたハイドに潜り込みます。いろんな鳥が次から次に水浴びにやって来て、シャッターを押しっぱなしでした。その前に日本に戻って、地元の近況をアップします。ご覧いただき有り難う御座います。
*台湾遠征中