ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森紀行① その1 アカショウビン キセキレイ 

2022-07-27 | 中国地方
アカショウビン 〜求愛給餌〜 2022年6月10日 鳥取県八東ふる里の森

初めて有名な八東ふる里の森に鳥友のKさんと一泊二日で遠征してきました。岡山に Uターンしてから遠征しようと決めていたので、やっと念願が叶いました。来てみると噂に違わぬ素晴らしい所でした。鳥自体の種類数は多くないものの、居るのは希少種ばかり、なんて所だ!と正直驚きました。アカショウビン、オオコノハズク、アオバズク、コノハズク(声のみ)等でした。さて、岡山から到着後、ロッジに荷を下ろして早速、教えていただいたアカショウビンのポイントに向かいました。先ずは出迎えるようにキセキレイが出現。緑バックの♂夏羽は中々綺麗です。

今季はアカショウビンが園内に営巣していないせいか、平日ということもあるのか、思ったより来場者は少なく、ポイントには人影なしでした。しかし、暫くするとあのキョロロ‥‥が聞こえたかと思うと早々にアカショウビンが近くの枝に飛んできました。
いきなり大きく口を開けたかと思うと‥‥
ペリットを吐き出していました。
沢に降りて採餌などしていましが、暫くすると別の場所からもキョロロ‥‥が聞こえて来て、どうも鳴き交わしている様子、おおっ!と思っていると‥‥
沢に降りてカエルを捕まえて戻って来ました。
そしてくわえたまま別の枝に移ったかと思うと‥‥
もう1羽が飛んできました。飛んできた方に餌を差し出して、何と求愛給餌を始めるではありませんか。
到着してそれ程の時間も経ってないうちに、いきなりこんな場面に遭遇して、しかも写真に収められるなんて、何と八東は凄い所だろう!と感心した次第です。少し木の影だったので、移動して見やすい所に行きましたが、残念ながらこの一回だけでした。しかし、アカショウビン自体は、暫くこの付近に居て、我々2人きりで堪能させてもらいました。
止まったこの木の名前は分かりませんが、枝から垂れた細い糸に小さな羽がついているようで、不思議な木だなと思いながら写しました。ご存知の方、お教えください。
いきなり面白い場面に遭遇し、存分にアカショウビンを楽しませてもらいました。

次回はこの続きで、アカショウビンを更にアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。