ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ブッポウソウ イソシギ タカブシギ/岡山県

2022-07-06 | 中国地方
ブッポウソウ 2022年5月10日 岡山県高梁市

岡山県への今季の飛来初認は4月28日だそうですが、当方の初認は5月4日でした。
5月10日、県南の蓮田に立ち寄りシギチを探しましたが、見つかったのは麦畑のイソシギと‥‥
タカブシギでした。遠くにトウネンを確認しましたが、写真にはならず。タカブシギが順光で撮らせてくれました。
帰り道、高梁市内のとある巣箱に立ち寄るとブッポウソウの姿が、近くの木の中にありました。写真では3羽写っていますが、4羽で盛んにゲッゲッと鳴き交わしています。
その内巣箱近くの電線に2羽で並んだので、カップルかな?と思いましたが、どうもラブラブの雰囲気がありません。
向かい合って、お互いに何度も頭を上下していました。求愛のポーズかな?と期待しましたが、どうも違う様子。
巣箱にやってくると追い払うような行動。
電線に止まっても追い払うような行動。
どうも求愛の動作ではなく、4羽でいたので、巣箱を巡ってのペア同志のせめぎ合いのようでした。詳しい方にお聞きすると、頭を上げ下げする動作は渡来初期によく見られる行動で、求愛でもやるが、威嚇行動でも見られるとの事。という事で、巣箱を巡っての争奪戦ではないかと思います。渡来初期からブッポウソウを詳しく観察するのは初めての事なので、面白いことばかりです。

次回はこのブッポウソウ達の続きです。ご覧いただき有り難う御座います。