ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオマシコ ゴジュウカラ 埼玉県/ズグロカモメ ビロードキンクロ ダイシャクシギ ミヤコドリ ハマシギ ミユビシギ スズガモ 千葉県

2020-02-23 | 関東地方
オオマシコ ♂若鳥 埼玉県

2月23日埼玉県民の森: 今季5度目の県民の森ですが、流石にギャラリーは少なくなっていて、8時ごろ到着した時には、先客はわずかに3名でした。そのせいかどうか中々主役のオオマシコ は登場しません。カラ類などがやっと登場してくる中、今季は、ゴジュウカラ がよく出てくれます。
この日は、10時半近くになってやっと主役が登場です。群れが別れたのかどうか分りませんが、5、6羽しかいません。しかも♂成鳥は1羽だけ、少し寂しくなっているようです。オオマシコ は性と年齢で羽色がずいぶん違うので、それを推測しながら遊んでもらいました。
さて、この子は額に銀色が見えるのですが、赤みがそれ程でもないので、♂第1回冬羽(♂若1)でしょうか。
この色になるのは、3年目からだそうです。
右側は♂若1でしょうかね。
こちらは、♀成鳥か2年目若でしょうか。
この子は、全身赤みが強く、額に銀色があるので、第2回冬羽(♂若2)ではないかと推測します。
こちらは、♂若1かな?
♂若1か2のどちらでしょうね。
この子は、全然赤みがないので、♀若1でしょうか。
オオマシコ はまだまだ楽しませてくれます。今季はポイント以外で見つからないので、もう1回ぐらいお邪魔してポイント以外も探してみようかと思っています。

2月24日千葉県船橋市三番瀬: 連休最後は、冬の干潟を楽しんでみました。考えてみると春か秋の渡りシーズンしか来た事がなかったです。シギチの種類数は少ないですが、思ったより結構な数います。それに今季は、ズグロカモメやビロードキンクロ がいるというので、いそいそと出掛けました。
到着時にはまだ潮が引きはじめの頃だったので、まず東の突堤内を覗いてみました。オオバン、オナガガモ、ウミアイサ、スズガモ等の中にお目当てのビロードキンクロ がちゃんといました。でもお休み中でした。一通り見た後、潮も引いて来たので、干潟に行くとユリカモメがたくさんいますが、ズグロカモメは見つかりません。まずは、シロチドリ。
ハマシギ 、ミヤコドリ 、ミユビシギ、カモメなどを見ながら西に進むと西の突堤近くにミヤコドリ やユリカモメの群れが溜まっています。何人かのCMさんがカメラを向けている先をスコープで見ると、いましたいました。ライファーのズグロカモメです。ユリカモメに比べて、嘴が太短く黒いので、すぐ分ります。でも、近づく間も無く飛び立ってしまったので、収められたのは、飛翔シーンのみでした。
人が増えて来たせいか、西の端に溜まっていたミヤコドリ とユリカモメです。
ミヤコドリは、さらに潮が引くと沖に出てくる岩場に移動して休んでしまいます。
水際にハマシギの数百羽?ぐらいの群れがいます。中にミユビシギの一群を見つけました。
何かの拍子に一部のハマシギが飛び立ち、こちらに向かって飛んで来ます。慌ててカメラを向けますが、ピントが合うのはちょっとだけです。あっという間に通過しますが、次々に飛び立ちます。
一斉に飛び立ち、舞う姿は壮観です。
ひとしきり楽しんだ後、そろそろビロキンもお目覚めではないかと行ってみると、遠かったですが、頻りに潜水を繰り返して活動していました。羽繕いもしていたので、羽ばたきシーンも。スコープでじっくり観察しましたが、やっぱりユニークな顔立ちですね。
ふと沖の方を見るとミヤコドリと一緒にダイシャクシギがいました。近くで見るのは久しぶりです。逆光で写真はイマイチですが‥‥
すぐそばにスズガモ♂がいました。順光でもあり金属光沢もなんとか写りました。
冬の干潟も結構楽しい事を改めて認識した三番瀬でした。

次回は、3月7日に無事会う事ができたライファーである珍しいお客様のオオカラモズと坂戸市のヒレンジャク をアップする予定です。新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、そもそも鳥見は、なるべく人のいない所に出かけ、おまけに野外なので、自粛の必要がないのが救いです。