ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東紀行 2019年12月 根室編その2 ギンザンマシコ 亜種ミヤマカケス ウソ ハシブトガラ ヒガラ コゲラ等

2019-12-09 | 北海道

亜種ミヤマカケス 根室市東梅 フィールドイン風露荘にて

12月9日根室市にて: 道東遠征もついに最終日、午前中のみですが、根室市の明治公園で、イスカ(ナキイスカ)のリベンジです。朝目覚めると、先ずは、庭に来る野鳥達と戯れて美味しい手作りパンの朝食をいただきます。同じく種類豊富な手作りジャムのどれにしようかと迷いながら待っていると、嬉しいことに今日は、亜種ミヤマカケスがやって来ました。昨日はお目にかかれなかったので、今回はダメかなと諦めかけていたので、嬉しい限りです。警戒心の強いのは亜種カケスと同じ。野外では簡単にお目にかかれませんが、冬のFI風露荘の庭では、間近にたっぷり楽しめます。
こちらのコゲラは亜種エゾコゲラ、色白です。庭に来るのは、アカゲラより少なく、貴重です。
亜種シロハラゴジュウカラの正面顔ですが、なかなか凛々しいですね。
ハシブトガラとヒガラが睨み合い‥‥と言っても、すぐに飛んでいってしまいます。
朝食後、FI風露荘を後にして、明治公園に向かいます。月曜日のせいか、鳥見人はまばら、残念ながら、イスカは見てないそうです。でも、粘るしかありません。滑り止めのスパイクを靴に装着したので、昨日よりは、気楽に動け回りますので、公園内をウロウロするもカラ類やウソ、ツグミのみ。すると昨日と同じ公園入り口のナナカマドにギンザンマシコが3羽、どれも♀ですが、来ていました。台湾から来られたと言う数人のカメラマンが盛んに撮られていました。お邪魔し、こちらも撮りまくります。昨日より、順光で、条件がいいです。
枝を移動する瞬間です。
一粒づつむしるように摘んでは、強力なクチバシで潰して飲み込みます。
イスカらしき声がするので、見ていると松の木の上に赤い鳥が出て来ました。やっとイスカにお目にかかれましたが、すぐに隠れて、何処かに行ったようで、写真に収めることは出来ませんでした。残念! そうこうしている内にお昼になってしまったので、鳥見は切り上げて中標津空港に向かおうと駐車場で、片付けしていると、ウソが同じナナカマドにいます。ウソもナナカマドの実を食べるんだと納得しながら、本遠征最後の写真を収めさせてもらいました。
以上で野鳥の写真は終わりですが、風景を少々。夕刻の春國岱です。林立する松の枯れ木がなんとも不思議な景観を見せてくれます。西の空に上弦の月も浮かんで、中々に幻想的でした。
おまけに一枚。中標津から飛び立ってすぐに摩周湖がきれいに見えて来ました。奥の方は屈斜路湖です。何年か昔に立ち寄った時は、例の霧の摩周湖で湖面は見えませんでしたが‥‥

以上で、冬の道東紀行は終わりです。長々とご覧いただきありがとうどざいます。しばらく遠征の予定はないので、近隣の鳥達をアップします。次回は、渡良瀬でのハイイロチュウヒをアップする予定です。今季は、ねぐら入りポイントで、♂のハイチュウがよくみられるせいか、CMで結構賑わっています。