10月8日は丸一日、与那国島を巡ります。目玉は、やはりハイイロオウチュウです。中国から東南アジアに分布する渡りの珍鳥ですが、今シーズンは、当たり年のようで、他の離島からも報告があります。さて、与那国島では、2カ所あったポイントをガイドのIさんが探索してくれます。まずは、最初のポイントですが、比較的近くの電線に止まっていました。でも、すぐに近づけない遠くの電線に移ってしまいましたが、見るともう一羽!残念ながら、すぐに山の方に移ってしまいました。その距離100から200mぐらいはあるでしょうか、なんとか写した一枚で、強拡大しています。ヒタキ類のように、盛んにフライキャッチで、虫を捕まえていました。
そして、最初のポイントとは島の正反対に位置する第2のポイントへ。狭い山道ですが、やはり電線に止まっているのが見つかりました。しかし、警戒しているのでしょうか、離れた場所で、フライキャッチし、一カ所にじっとしてくれません。が、なんとか、最初よりマシな距離で、撮れましたが、肝心の尾羽が写ってませんでした。
そして、翌9日の最終日、同じポイントに向かいます。なんと!同じポイントにいました。遠くで、フライキャッチしていましたが、運良く、しかし、一瞬だけ、比較的近くの枯れ木に止まってくれました。申し訳ないことに、ツアーメンバーでカメラでゲット出来たのは、ヒデびたきだけのようでした。日本の鳥とは違うなー、と感激しながら、夢中でシャッターを押しました。長い尾羽の先が開いているのが良くわかります。
そして、飛立ちですが、向こう向きで、顔が見えません。残念。
8日には、キンバトを期待して、山の中に行きましたが、いたのは、エゾビタキ。2羽いて、目線の高さで間近にその可愛い姿を見せてくれました。
海岸近くのシギチポイントの少し手前に、健康食品に使われている長命草の自然群落がありましたが、その上を20羽あまりのクロハラアジサシが飛び交っていました。本州では、まず見ることのない、目線で、しかも、近い!おまけに緑バックで、撮りまくってしまいました。おそらく、虫がたくさんいるのでしょう、盛んに捕らえて、その綺麗な飛翔姿を存分に楽しませてくれました。
次回は、最終編のマダラチュウヒ、アカハラダカ、シロガシラ、コホオアカ、ヒバリシギ等をまとめてアップする予定です。