ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

コルリ コマドリ クロジ アカハラ キビタキ 山梨県東部

2018-05-01 | 中部地方

連休の合間の5月1日に休みを取り、夏鳥を求めて、鳥友HMさんと山梨県Y峠に、出かけてきました。コマドリ、コルリが間近に見える誘惑には勝てません。9時前にポイントに到着しましたが、すでにカメラの列。先着の方々の後ろに並んで、3列目です。昨年は、コルリ♂が現れてくれなかったので、今年はどうかと待っていると、ソウシチョウ、クロジと現れた後、コルリの囀りが聞こえてきました。よかったいるんだと思っていると、舞台の袖でひっそりと待っている青い小鳥が目に飛び込んできました。おおっ!コルリ♂です。ちゃんと出てくれました。朝日を浴びて、背中の青色が輝きます。




ここY峠は、鹿の食害なのか、年々笹が少なくなっているように見えます。そのため、コマドリ、コルリが減っているのではないかと思われます。2年前は、林道に入ってすぐに聞こえたコマドリ、コルリの囀りがほとんどありません。そんなことを思いながら待っていると、コマドリのヒンカラカラララ‥‥が響きます。ほどなく、コマドリも出現。


ソウシチョウ、クロジが度々現れる中、コルリ♂も再来。写真は、まず、ソウシチョウ、続いてコルリです。


2時間近く、楽しんだ後、二人で、他の夏鳥たちはいないかと林道を登りましたが、高いところで囀るキビタキやヒガラ、ゴジュウカラ等が出るくらいで、少し寂しい感じです。何人かのバーダーが双眼鏡を向けているので、見るとコサメビタキが営巣していました。苔などを集めて、綺麗なカップ状の巣を作っていました。

渓流沿いでミソサザイが出るくらいで、あまりぱっとしないまま、お昼をいただき、ゆっくり林道を下って舞台に戻ると、みなさん帰宅されたのか、数人しか残っていません。午後になると逆光だからでしょうか。そこで、最前列が空いているので、もう一度待つことにしました。すると、まだまだやってきます。本日、新顔のアカハラです。

そして、コルリ♂もまだまだ現れます。午前中とは、光の具合が変わっているので、違った写真になります。光が当たらず、かえって影ができなかったり、浮かび上がったように写ったり、結構写真を楽しめます。

クロジも今日は、今の時間のほうがいいかなと思ってしまいます。


そして、コマドリもまだまだ出てくれます。




去年から出の悪くなった下のポイントにキビタキ♂が出ているとのことで立ち寄ってみました。すると、程なく現れたので、本日は打ち止めとしました。


次回は、5月3−5日にYBツアーで出かけた飛島紀行をアップする予定ですが、悪天候のため、船が欠航。最終日に2時間半ほど滞在できただけでした(涙)。