ヒデマル的日常生活

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東京モーターサイクルショーのR1は国内モデルだった!

2009年04月26日 | バイク




 ヤマハのYZF-R1のページ

 Yahoo!動画で、東京モーターサイクルショーの動画を何気なく眺めていたら、ヤマハブースのR1は国内仕様であることが分かった。おいおい(^^;)

 ちょっと気になっていたのは、ヤマハ輸入業者のプレストが09型R1の輸入を、排ガス規制の問題などから断念していたので、今年のR1はどうなるのか?だった。雑誌の噂だと国内仕様が発売されるとのことだったが、その記事を読んでから、すっかり忘れていたら・・・。

 モーターサイクルショーの展示が国内モデルだったと言う訳。気付かないから、ま、さほど気にしてなかったというのが実情だが、国内モデル発売を決定した、ヤマハの英断に拍手を送りたい。多分その陰には、馬力規制撤廃後の08CBR1000RR国内モデルへの対抗意識があったに違いないが。

 ヤマハの中にも特設サイトが出来ていて、すっかり出遅れているのだが、K1300シリーズの時もそうだし、私の情報感度など、こんなものだ。

 特筆すべきはその馬力、国内仕様で145PS! これならフルパワー化を図らずとも、8割方の人が満足するのではないか? CBR1000RRが118PSだから、145PSは立派だし、ヤマハはどうやって認定を取得したのだろう。国内の規制では、特に加速時の騒音が厳しく、それに対応するためにカバーやら、出力抑制やら、果てはハイギヤード化、チェーンサイズダウンまで、ホンダは手を付けているのに。

 国内モデルを歓迎する理由は、


・関税が掛からない → 安い。

・日本人に合わせたサス設定になる

 と言うのも、逆輸入モデルのサスは硬い傾向にある。外人二人が乗っても大丈夫な設定だから、日本人が一人で乗るにはプリロードが掛けられ過ぎている。これが日本人向けにアジャストされている訳だ。

・エンジン出力特性が日本向き

 パワーダウンの代わりに中低回転のトルクを増やすチューニングを施されることが多く、逆輸入車より中低回転域が扱い易くなっていることが多い。


 と言う訳で、大半の日本人には馬力規制撤廃後の国内仕様は歓迎できるもので、これで物足りないと言う人は、多分サーキットで走り込むような人たちだけだと思う。

 しかし、わざわざ国内仕様を開発しなければならないのは、やっぱり手間だ。海外仕様も北米、マレーシア、ヨーロッパなどがある。実はレギュレーションもダブルスタンダードで、国産と輸入車両は違っていて、輸入車に国産向け規制を適用したら、殆ど通らなくて輸入できなくなる。

 日本国内の規制もヨーロッパに合わせるのが合理的だろう。騒音は輸入車の規制値でも十分静かで、問題を起こしているのは違法な爆音マフラーを装着しているユーザーだ。規制を強化することで対応するのは規制を守っているユーザーに不利益なだけで、規制を破っているユーザーを取り締まるのが筋だ。250cc以下のバイクも重要保安部品を交換した場合には、車検を取らせるように法改正するのも手だと思う。

 何にせよ、CBRやR1など、国内仕様が増え、大手を振って乗れるのは良いことだ。一層国内仕様を増やすなら、規制を見直すのも良い時期ではないだろうか? 
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