ヒデマル的日常生活

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民主党は勝ったけれど。

2009年09月01日 | よもやま話
 事前に民主党の大勝が予想されていたとは言え、予想通りの結果は戸惑いが付きまとう。

 今回は民主党のマニフェストが素晴らしい、鳩山さんを首相にしたい訳でなく、皆、自民党にお灸を据えたい気持ちだったろう。余りに失政が続き過ぎた。

 年金の未記録問題、後期高齢者保健の不人気、首相がコロコロ辞める、安倍さん、福田さん、代わりの麻生さんは失言続き、ブレだらけ、国会運営は参議院での議席は民主が多いネジレ国会で、重要な決定が遅れるじれったさもあった。だから、自民に愛想が尽きて、民主でも良いかと考えた人が多かったのだろう。

 が、現実民主が与党となると、心配になってくる。民主の中は自民に近い考えの人から、元社会党で外交・防衛に正反対の人までバラバラで、統一された意見を纏めることが出来るのか。

 外交・防衛は特に心配だ。アメリカとの友好関係を維持するためにも、インド洋の給油活動、ソマリアへの護衛艦派遣は必要だろう。普天間基地の移転や日米地位協定の見直しなど、アメリカの反発が大きい問題もある。自民政権下で反対しまくった経緯を忘れて、是非とも現実路線を進んで欲しい。

 高速道路の無料化も良い政策か? 無料にすれば混むのは目に見えていて、歯止めが効かなくなる。割引を拡大するので良いかと思うが。

 ガソリンの暫定税率も廃止するみたいだが、環境税に振り替えて、エコカー減税や補助金の継続にあてても良いと思うのだが。

 民主の不安の大元は、中期・長期で日本をどうして行くと言うビジョンに欠けるところではないか。

 一方で、霞が関の改革は大ナタを振るって欲しい。無駄を省いて小さな政府を実現することを期待したい。

 何れにせよ、民主を選んでしまったから、これまで以上に国政を注視する必要はありそうだ。9月中旬に組閣がありそうだが、まずはその面子を見てみたいと思う。

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