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正法寺(しょうぼうじ)
愛知県常滑市市場町4-64 Visit :2005-12-14 10:00
山門前に、常滑村古城の説明板と常滑城築城五百年の石碑が建立されており、説明板の説明文には――
戦国時代の初め小河地方(東浦町緒川)の豪族、水野氏が常滑に進出し、この地に城を築いた。
その規模は徳川時代の古地図「常滑村古城の図」にあるように現在のINAX山方工場の西の台地から現在地までである。
初代城主忠綱公は大和守監物(名不詳)を二代城主にして隠居し頭を丸め僧となり城の西端に庵をたて、恩師天澤院の住職の位牌を祀ると共に伊勢湾を航行する船の監視を兼ねていたと思われる。
豊臣時代に廃城となった後も住民は水野家三代の遺徳を偲んで庵を地蔵堂(正法寺)として今日まで守り続けて来たのである。――
と、「常滑の史跡を守る会」により書かれている。
当地は、城郭の最も西端の台地にあり、近年までは直ぐ近くまでが海であったと伝えられており、伊勢湾の眺望は素晴らしく、写真のように中部国際空港(セントレア)の管制塔がよく見える位置にある。
小川水野氏系譜
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