∞ヘロン「水野氏ルーツ採訪記」

  ―― 水野氏史研究ノート ――

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【point】本ブログは、時代を区切らず総合的に「水野姓を名乗る人物の足跡を追う研究」を行っています。この外「水野氏」と関連した氏族など水野氏と何らかの関わりがあれば、本研究の対象としています。【comment】みな様からご意見・ご指摘・ご感想などのコメントを頂けると幸いです。なお「コメントを受け取らないよう設定された記事」へのコメントは「掲示板」にお願い致します。【access】サイドバーのアクセス状況「トータル閲覧数・訪問者数」については、「gooブログ アドバンス」が新設されてからの数値累計を入力したものであり、本ブログ開設時から63日間のアクセス数は含まれません。【since】2005-03-14(Blog), 1988-11-14(Network activity)

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D-2>菅原氏松平源氏水野

2007-11-28 17:04:47 | D-2>菅原氏松平源氏水野
享禄元年(1528)於大(後の伝通院)は、豪族水野下野守右衛門大夫忠政の娘として、尾張国知多郡緒川城に生まれた。忠政は於大が成長すると松平広忠に嫁がせ、翌年於大は広忠の長男竹千代(後徳川家康)を生む。しかし忠政の死後水野宗家を継いだ於大の兄水野下野守信元が、今川方から織田方についたことから、今川方の庇護を受けていた広忠は於大を離縁し、信元の居城三河国刈谷城(愛知県刈谷市)に返された。その後、於大は信元の命により知多郡阿古居城(阿久比町)城主で、菅原道真から数えて二十三代の久松佐渡守俊勝と再婚した。 . . . 本文を読む

C-1>大給松平家臣水野氏

2007-11-25 10:58:10 | C-1 >小河氏系水野
『西尾市史』古代中世近世 上 二―― 大給松平家臣団 松平(大給おぎゅう)真乗の長男和泉守家乗が、美濃恵那郡の岩村に、二万石を領したときに始り、嫡男和泉守乗寿が継ぎ、大坂の陣の功により遠江浜松へ移封。後3万5千石に増録され老中となり、上野館林へ六万石に加増され、さらに下総佐倉、肥前唐津、志摩鳥羽へ転封。乗邑は八代将軍吉宗に抜擢され老中として活躍。次いで伊勢亀山、山城淀、下総佐倉と転封を繰り返し、三河西尾に至る。 . . . 本文を読む

D-3>橘氏梶川系水野

2007-11-23 12:09:21 | D-3>橘氏梶川系水野
D-3>橘氏 梶川――『系圖纂要』新版 第14冊下  南北朝期の武将、楠正成の三男正儀に始まる。官途は左衛門尉・河内守・左馬頭・参議で、兄の正行が敗死した後、楠一族を率いた。嫡男正勝は、元中七年(明徳元年1390)父正儀没後、父の志を継ぎ右馬頭と名乗り楠一族の棟梁として、応永六年(1399)の応永の乱では、大内義弘を助けて和泉国堺で戦ったが、二十五歳にして仏門に入ったと云われている。  九代正治 . . . 本文を読む

R-1>『系圖纂要』に記載された水野氏

2007-11-22 17:41:06 | R-1>水野氏系圖・名簿
R-1>『系圖纂要』に記載された水野氏 ◎『系圖纂要』名著出版 の「凡例」から抜粋編輯―― 1.「系圖纂要」全 102巻103冊は、内閣文庫所蔵にかかる原本と、これを謄写した東 京大学史料編纂所本の二本があるのみで、いままで世に広く知られていなかった秘本である。 1.内閣文庫本は、編者の草稿本と思われるものである。 1.本書の編著者については、原本について見るに、巻頭や巻末に序跋(書物のはしがき . . . 本文を読む

E-1>「愛知県姓氏歴史人物」にみえる水野氏 2/2

2007-11-13 09:11:49 | E-1 >系統不確定水野氏
『角川日本姓氏歴史人物大辞典23 愛知県』「水野 みずの」の項に紹介されている水野氏については、歴史書等に散見される比較的有名な人物の外にも、『尾張志』を始めとする多方面の地方誌に記載されている水野氏を、実に簡潔に編んではいるが、辞典という性質上、残念ながら細部には触れられていない。このことから水野氏史研究の一環として、同書に倣い各出典を極力実見し、同書に肉付け補筆してみることにしたい。 . . . 本文を読む

E-1>「愛知県姓氏歴史人物」にみえる水野氏 1/2

2007-11-09 14:16:25 | E-1 >系統不確定水野氏
 『角川日本姓氏歴史人物大辞典23 愛知県』「水野 みずの」の項に紹介されている水野氏については、歴史書等に散見される比較的有名な人物の外にも、『尾張志』を始めとする多方面の地方誌に記載されている水野氏を、実に簡潔に編んではいるが、辞典という性質上、残念ながら細部には触れられていない。このことから水野氏史研究の一環として、同書に倣い各出典を極力実見し、同書に肉付け補筆してみることにしたい。 . . . 本文を読む