老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

コロナ感染をわかりやすく考えさせてくれる『カエルの楽園2020』

2020-07-14 21:02:08 | 読む 聞く 見る
1593 コロナ感染をわかりやすく考えさせてくれる『カエルの楽園2020』

カエルの世界に蔓延した「新しい病気」は、コロナウイルスと同じ原因不明の感染症
ウシガエルの国は中国
ツチガエルの国は日本
そんな印象を受けた

ツチガエルの元老院(国会議員)は、
新しい病気を甘く見ていて、新しい病気の感染対策防止を怠った。

「危機的な状況の時こそ指導者の本当の能力がわかる、と」(『カエルの楽園2020』128頁 

指導者や国会議員が、感染症防止のためにどれだけ行動を起こしているのか
マスコミのあり方も問いている

終章Ⅱ(リアルエンディング)の頁では、
中国との外交関係は、日本の将来に暗い影を落とし、日本の運命を大きく変えることになる、と
それだけに日本の外交は、アメリカ追随でもあったり、中国や朝鮮に気兼ねをしている。
そのようなことも『カエルの楽園2020』を読み、考えさせられた。

「今、なにをするべきか、なにをどうすれば、最善の道が開けるか。
そのために私たち、何を考えるべきか。ツチガエル一匹一匹が真摯に、誠実に、
問題と向き合うことが大切です。今まさに、それを真剣に考える時がきています」
(前掲書 144頁)

元老員(国会議員)のカエルは、痩せているカエルは一匹もいない
ツチガエルは痩せ細り、いまにも倒れそうなカエルたちばかりであった

読みやすい『カエルの楽園2020』であったけれど
提起している問題は多岐にわたっていた


話は個人的なことになるけれど
左膝関節が壊れかかり
骨と骨がうまく噛みあわないときは
痛みが走り、膝が曲がらず、脚が棒のようになってしまう
歩けなくなると大変になる
右膝は、また水が溜まり「ヒトコブラクダ」のような足。

金曜日にでもまた整形外科に通うとするか