老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1278; 紅葉drive

2019-11-11 04:23:00 | 春夏秋冬


紅葉drive


昨日は午後
秋空快晴だったので
wifeと紅葉drive

行先は南会津から塩原温泉のコースを走行
紅葉だらけ

南会津高原たじま という名の蕎麦屋で
会津地鶏そばを味わった
「最高に美味しかった」

道路をはさんで向かい側に
林檎の直売所があり
足が向いたwife
密がたくさん入った”サンふじ”一袋(7個入り)を購入

南会津の沿道で
wifeは高原大根を三本ゲット
今年の大根は
例年に比べて「細い」‼︎‼︎

wifeから大根をもらい「大根は太いほうがいいのに」と呟きながら 車に積んだ


南会津高原道路の道沿いに野菜やキノコ、柿などが直売されている


18時近く自宅に着く
陽はとっくに沈み 
夜空には影の薄い満月があった

留守番をしていたbeagle元気と一緒に
密の入ったサンふじ林檎を食べ
楽しい一日だった




1239;迫り来る台風19号

2019-10-12 18:12:48 | 春夏秋冬
迫り来る台風19号

台風19号
南東北通過は
21時過ぎから深夜にかけ暴風と大雨

いまも雨風が家に叩きつける音が聞こえる
雨戸を閉めた

村の有線放送では
土砂崩れや河川氾濫の危険があるということで
避難指示が出された地域もある

自分が住む団地は高台にあり
河川氾濫の心配はない

いまから蒲団に潜り込み
眠りの境地に入り
暴風と大雨の恐怖から逃れることにした


1094;広大な大地 関東平野

2019-05-06 08:29:13 | 春夏秋冬
広大な大地 関東平野

5月5日から5月6日まで
wifeの実家 北関東、常陸国(茨城県)に帰る。
つくば山が眺望出来る農村地域にある。
冬、晴れた日には富士山が見える。

昨日の午前は義父孝行
自動車🚗運転免許証を返納したので、
デイサービスと通院のみの外出となり、
遊びに出かけることが出来なくなった。

車🚘の運転が出来たときは、
不良親父だったので賭事好き、競馬競輪パチンコをしていた。
定年後はパチンコ、スロットのみ。でものめりこむことはなかった。

いまは車がないので、妻の運転でスーパーに買い物に行くのが唯一の楽しみ。
昨日は義父と一緒にパチンコに出かけた、惨敗!
それでも義父はご満悦な顔、夜は家族揃って🎤カラオケ大会。

beagle元気も義母に可愛がられ、キュウリ🥒を頂き、尻尾振り振りです。

普段wifeとの二人暮し
非日常的な時間をエンジョイした。


1078;青い空と白い雲

2019-04-27 15:41:25 | 春夏秋冬
 青い空白い雲

一服の絵のような“青い空白い雲”の風景

青い空と白い雲

詩心を表現できたらどんなによいか、と思うだけで
青い空を眺めている自分
傍目には 阿呆が空を見上げている、と映っているに違いない

“青い空と白い雲” の風景
同 じ 風 景 は な く
その風景は一時の瞬間で変わり消えゆく
時間も瞬間の連続にあり変わり消え去る

青い空と白い雲に遭遇でき
幸せな拾連休の初日

拾連休の間に、年号は“令和”に新しく変わり、気持ち新たになる
酒は器を変えれば、酒の味は変わり、美味しく酔える
自分を変えるものは、何であろうか・・・・


撮影 2019/04/27/14/58

1064;短い春

2019-04-19 22:41:11 | 春夏秋冬
縁石や金網の向こうにも咲くたんぽぽ


短い春

凍てつく冬は長く
春は駆け足のよう 早く過ぎ去る

雨風に吹かれ散る桜の花
車の窓を うっかり開けていたら
シートに花びらが落ちていた




緑草が一面に生えぬうちに
たんぽぽは老い往き綿毛になった

畦道には菜の花は咲き乱れ
田圃のしろかきが始まると
蛙の合唱が始まる




1061;木造校舎と桜の風影

2019-04-17 03:31:27 | 春夏秋冬
大正・昭和時代の懐かしい木造校舎と桜の風影


“風景”を“風影”と表現したのは
陽の光で影ができる
当然風景にも影が映り
陰は陽が当たらない処を意味する

影は影でも
古賀政男の名曲
影を慕いて は 
心に滲みてくる


昭和33年4月に
自分は小学校1年生になり
青いトタン屋根の家から木造校舎の小学校
(長屋風平屋建)まで路程は2㎞余りあった 
蝦夷富士が見える山村の4月はまだ根雪があり
長靴で登校

いまは木造の中学校は廃校になり影も形もない
寂しい限り

学校には教室ごとに煙突がそびえ立っていた
晩秋になると石炭ストーブが設置される

当番が決められ
百姓の子と町の子が組み合わせになり
石炭ストーブを焚きつけ
級友が登校するまでに教室を温かくする

町の子は焚きつけることが思うようにできなかった
百姓の子は 自宅に薪ストーブや石炭ストーブがあり
焚きつけはオチャノコサイサイで上手だった

北海道の冬の山村は
2~3mの雪が積もった
雪原を照らす満月の光は幻想的
蛍雪時代という受験雑誌があった
蛍が無数に集まった光も幻想的
満月に照らされた雪原は明るく
読書ができる

深夜、雪原で満月の夜に
見知らぬ女性とすれ違うときは
背筋が寒くなり
怖いもの見たさに
つい後ろを振り返ってしまう

自分も老人になった
昔の話を懐かしがるような齢になってしまった
若いとき
老人は何て
繰り返し昔の話をしたりするのか、と
自分ながら苦笑してしまいます











1050;春なのに雪・・・・

2019-04-11 05:00:43 | 春夏秋冬
桜 春なのに雪化粧

春なのに 雪が降った
塀の向こう側の桜は
白い花が咲いた

春なのに・・・・
中島みゆきの詩を想い出す

今日の下界は まっ白な雪で
“白い一日”になりそう

小椋佳のように
まっ白な陶磁器と雪景色を
ながめては 飽きもせず
過ごしたいものだ

地上の醜いものを
すべて覆い隠してくれるまっ白な雪
人間の罪深さは
まっ白な雪は覆い隠してはくれぬ

今日『老いの風景 第4章』は
雪のため 休「稿」です




966 2月のレインボー

2019-02-22 03:05:20 | 春夏秋冬
2月のレインボー

2月20日の朝
西の空に
レインボーが架かった
北国の2月の空は
雨より雪なのに
朝の陽ざしにめずらしく小雨が降り
レインボーを描いた

レインボーの下の赤い屋根の家には
私が毎月訪れている
要介護のお婆さん
日中独りで
介護ベッドで過ごしている
彼女が寝ている部屋からは
レインボーが見えないのが残念



864;棲人不在の家

2018-08-05 21:37:14 | 春夏秋冬

穂が出てきた


早朝散歩
我家を6時半に出た

(今日は寝坊した、いつもなら5時)
それから歩くこと80分
途中5分の休憩をとる(beagle元気も水分補給)
田圃には早くも稲穂が出た
草で覆われた棲人不在の家
玄関も草で覆われ入ること出来ず
田圃の畦道には朝顔が無数に咲いていた

家路に近くなりし路で
beagle元気は一休み
今日は日曜日だったので
しばらくぶりに一万歩の散歩

789;雨あがり

2018-06-28 13:06:49 | 春夏秋冬
雨あがり

雨あがりの朝
田舎の農免道路を散歩
蛙、ミミズの死骸が
あちこちに
へばりついている
志賀直哉の『城の崎にて』を連想した
蜂、イモリ、鼠の死
首に串が刺さった鼠が石を投げられ
死の恐怖に遭遇

静かに死ぬ
そう願いたいものだ

784;今日は雨

2018-06-20 05:10:33 | 春夏秋冬
今日は雨

昨日は晴れ 暑かった
今日の朝は雨


子どもの頃
小学生のときだった
貧農だった我家
雪が降り積もっている
3月頃
我家では
ひよこを育てていた
ひよこでも鶏でも
弱い者をいじめをする
それは
人間社会にもある
ひよこや鶏以上に
人間の方が
残酷かもしれない

弱いひよこや鶏が居ると
みんなして
そのひよこや鶏の尻を
嘴で突っつき合う
血が出るまでいじめ尽くす
仲間と違うところがあれば
いじめの対象になる

妻はいま思うように歩けず
ふらつき転びそうになる
数日前は
毎日必ず転んでいた
転ばぬ先の杖ということで
スヌーピーの図柄入りの白い杖を買った

先日仙台の駅ビルに行ったとき
白い杖を手にしながら歩いていると
本人の耳に聞こえる声で囁く
「杖をついても足先までお洒落をするんだ」
「若いのに杖を突いている」
などと刺さるような視線
妻と同年齢位の女性が囁く
心無い言葉

そんな言葉に臆せず
外出を楽しんだ妻と私