ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

想定外のレスポンス

2007年06月17日 | 横浜
先週はハワイからはるばるやってきたホクレア号がぶかり桟橋に係留されていた。
(ホクレア号についてはこちらです)

先週末そのクルーたちと交流する機会に恵まれたのだった

今年1月にハワイを出発したホクレア号はその後、ミクロネシア、パラオなどを経て沖縄から日本に入った。
総勢クルーは200名程らしい。そのクルーたちが交替しながら常時乗船しているのは12名くらいだと言う。

まずクルーたちを見て驚いたのが、女性の多いことだ
普通に考えたらあんな狭い船内で「暮らす」のは相当不便だろうに・・・

中にハワイを出てから横浜にまでの行程すべてホクレアで過ごしたという女性に出会った
中肉中背で特にたくましいという印象でもない。
日焼けはしているが、美しい今風の女性だった。

彼女は今回のvoyageの素晴らしさを熱く語ってくれた。。。

やっぱり私は聞きたかった!!それでもつらいこともあったはずでしょ?
"What was the hardest part of your voyage?"

私の中では、天候が悪くて海が荒れたとき、、、船酔いがつらかったとか。
下着が交換できなくって、、、とか。トイレが、、、とか。
ってお答えを予想していた。

と・こ・ろ・が

彼女は一瞬たりとも考えることなく答えた。

「それぞれの寄港地を離れるとき」と。

船というかカヌーで寄港すると、飛行機では味わえないような発見があり、
その土地の暖かさに触れることができるのだと言う。
どの地でも「もっとここにいたい」と後ろ髪をひかれるような思いだったと・・・

彼女の目にはそのときを思い出したかのように光るものがあった

クルーにとっては、食事やら衣服やらトイレやら・・・どうでも良いのだ。
きっと日本国内でも私たちの知らない「日本」をたくさん見てきたのだろう。

たった19メートルの小さな船だけれど、
ゆったりとロハスにやってきたホクレア号・・・
せわしない日常で忘れていたことをたくさん教えてくれたような気がする。

もう今週には帰ってしまう。。。
先週末にもう一度みなとみらいのぷかり桟橋にポツンとたたずむホクレア号にサヨナラしてきた。

またいつかどこかで再会したい。。。
ポリネシアのどこかの島で、Long time no see...なんていいですね

*****************************************

ブログ・ランキングに参加しています♪
↓  ↓  ↓
にほんブログ村 英語ブログへ

最新の画像もっと見る