雨の日の楽しみ方

今朝起きてみると関東は２日続きの雨でした
「あ～あ、また雨かぁ」って思って憂鬱になるのが普通かもしれないけれど、私はというとひねくれているのか、、、雨の日は明るい色の服を選んで、それに合うお気に入りの傘は？って考えながら朝からわりと楽しい

雨と上手にお付き合いできるようになったきっかけは・・・雨の降らないロサンジェルスでの出来事高校生のときに１年間ロスの郊外で暮らしていたが、私の記憶の限りでは雨が降ったのは２度だけ。最近は異常気象で大雨があったりするようだが、当時は本当に雨が降らなかったなぁ。
あるとき夜の天気予報で「明日は雨が・・・」って言っていると、一緒に住んでいたアメリカ人家族はみんなウキウキ興奮ぎみ。特に子供たちはまるで雪が降るかのように、「わぁ～～～明日は雨が降るんだ」って嬉しそう。

翌日学校に行ってみるといつもと様子がちょっとちがう。
１番驚いたのが女の子のヘアスタイルが「雨バージョン」になっていたこと
かなり古いが「サタデーナイトフィーバー」や「グリース」風にポニーテールにまとめていたり、シニオン風に編みこんでいたり、、、いかにも雨を楽しんでいる。そしてだれも傘をさしていなかった
授業中に雨が強くなったときに、ある男の子がさけんだ！ "It's raining cats and dogs." 日本で勉強したことはあったが、、「あ、本当にこう言うのね」ってちょっと感動したっけ。
その晩教会で何人かの方にも聞いてみたが、概して雨は好評ある女性は、"I love rain. It's so romantic." とまで雨を絶賛！雨がロマンチックねぇ、、

お話かわって、
仕事で講師室から授業へ向かうとき、ネイティブに声をかけられることがある。
"Enjoy your class!" う～ん、なんていい言葉か日本人ってよく「がんばって！」って声をかけるけれど、頑張るってなんか苦しいこと、大変なことって前提があるような。。。
雨も「嫌なもの」って思ってしまったらつらくなる、さしずめ "Enjoy the rain!"ってことでどうでしょう？私の究極の楽しみ方なんといっても傘にこだわってます
だれも持っていないような自分だけのお気に入りの傘を雨の日に広げるとなんかウキウキ！

別に「頑張る」必要はない。ほんの少しだけ見方を変えるだけで楽に楽しめることってたくさんありそう今思い出したけれど、ロッキーが試合に向かうときにトレーナーだったか？がかけていた言葉が、"Break a leg!" おそらく日本語にすると「頑張れ！」になってしまうのでしょうけれど、相手をリラックスさせるおもしろい表現ですよね今誤訳が話題になっている戸田奈津子さんはなんて訳していたのでしょうか？

さてさて、それは余談として、、もうすぐ梅雨入りですね
"Let's enjoy the rainy season!"
気分が変わるようにとこのブログも衣替えです