贈る言葉

今日は塙山小学校の第三十三回卒業証書授与式でした。


卒業式・・・このキーワードからみなさんはどんな思い出がよみがえりますか。


校門で級友と写真をとったことですか？

それとも校長先生からいただいた卒業証書授与の瞬間ですか？

それとも在校生の見送りですか？

それとも・・・涙・・・

思い出に決った形はありません。

しかし、それぞれの心にそれぞれの形の思い出がしっかりと刻まれていることでしょう。

そして、その思いでの一つでもあり、心に残るものの一つに“最後の学活” “最後のHR” “担任の最後の贈る言葉”があると思います。


そんな中、今日の6年2組の担任の贈る言葉はこれから長い人生を歩む子どもたちにとって心の支えになりうる素晴らしい言葉でした。

◯みなさんは一期一会という言葉を知っていますか。

簡単にいうと一生の中でも一度あるかないかの人の出会いをいいます。

人の一生は人との出会いの連続です。

みなさんがこうしてこの場所にいるのも、お父さんとお母さんの出会いから始まったことです。

みんなもこれまでの12年間をふりかえってみて下さい。

そこには在校生との出会い、先輩との出会い、たくさんの人との出会いがあったはずです。

今日いっしょに卒業する友だちとも運命の出会いをしているのです。

もちろん、先生もそうです。

これからみなさんはこれまでの何十倍も人と出会って別れを繰り返していくと思います。

人はその中で、色々な影響を受け、自分を知り成長していくのです。

たくさんの人と出会うことで助けたり、助けられたりして成長していくのです。

人との関わりのなかで人は成長していくのです。

それを少しでもおぼえてくれていたらうれしいです。

これからも人との出会いを大切にして、自分を伸ばしていっていって下さい。

中でも友だちは“最良の師”ともいい、出会いです。

すてきな友だちをたくさん得られる人に、たくさんの友だちを得ることができる人になって下さい。

みなさんにすてきな出会いがあることを願って、先生のお別れの言葉にしたいと思います。

先生にとってこの一年はとても楽しく、素晴らしい出会いでした。



以上

ありがとう先生、お世話になりました。


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