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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『炎のメモリアル』

2007-06-29 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『炎のメモリアル』。

製作国 : アメリカ 2004年
配給 : 東宝東和
キャスト:ホアキン・フェニックス、 ジョン・トラボルタ、ジャシンダ・バレット 、
     ロバート・パトリック

9.11同時多発テロの現場で、英雄的な活躍を繰り広げた消防士たち。
彼らに心からのリスペクトを捧げたい-。
そんな純粋な思いから、実直な一消防士の人生を、記録映画さながらの
リアルさで描いた作品。

皆さんは会社付き合いはどーされてますか?
私は新人の時の先輩や同期は凄くいい人達ばかりで今だ付き合いがありますが、
最近ではキッパリ公私混合せずに分けてますね~。
出来れば社外では付き合いたくないです(笑)


さて今回の作品は、ある消防士の生い立ちになるのかな?
災害現場で運悪く負傷してしまった消防士が、
自分が新人の頃からの回想をします。
そして新人の頃からのリーダーが励ましながらの救出指揮を取っていきます。

初めの頃は憧れの消防士なりたて~、ワ~、
消防士はモテる~、ワ~、
結婚しちゃって幸せ~、ワ~、
の様なハッピーモードですが、
やはり危険な職場、仲間が現場で怪我や死んでしまいます。
心配なのは家族。
ストーリーでは在り来たりかもしれませんが、
デスクワークの生活を望むが、本人、やっぱり現場がいい、みたいな。
子供もパパが怪我して帰って来ると
「もう怪我しないでね。」と心配している。
きっと消防士さんだけでなく、警官や自衛隊の家族の方も同じ気持ちでしょうね。

そんな危険な仕事だからこそ、仲間との絆が強い。
特に主人公の消防士はリーダーと仲良しになり、
家族ぐるみの付き合いで気心しれてるし、お互い信頼している。
だからこそ、主人公が被害にあっている現場を指揮するリーダー。
そこには意外な結末がぁ!

主人公の消防士役にはリバー・フェニックスの弟、ホアキン・フェニックスが。
兄貴的リーダーにジョン・トラボルタ。
この組み合わせはナイスでしたね。
ストーリーは『バックドラフト』と『ワールドトレードセンター』な感覚でした。
どちらも消防士物だから内容的にはかぶりますよね。

ただ、こちらは生い立ちだけでなく、
仕事の内容やプライベートも織り込んで丁寧に仕上げていますので、
他の2つとはまた違った見方が出来るでしょう。

梅雨が明ければ夏本番!
仲間との予定を入れたくなったら見て下さい。




映画 『ハート・オブ・ウーマン 』

2007-06-28 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ハート・オブ・ウーマン 』。

製作国 : アメリカ 2000年
配給 : ギャガ・コミニュケーションズ 、東宝東和
キャスト:メル・ギブソン 、ヘレン・ハント、マリサ・トメイ、
     ローレン・ホリー 、マーク・フューステイン

「ブレイブハート」のM・ギブソンと、「恋愛小説家」のH・ハントという
2大スター共演による大人のラブ・ストーリー。

皆さんは他人に心の内が分かったらいいな、と考えたことがありますか?
楽になる事もある反面、知らない方が良かったと面倒なこともありますよね。
シーン別に決められたらいいのかな?(笑)

さて、今回の作品は会社の地位が高くなると思っていた男の上に、
社外からヘッドハンティングされた女上司が来る所から始まります。
とにかく、男は気に入らない訳。
昇進出来なかった事も、
上司が女なのも。
ハプニングをきっかけに
(このシーンは大林監督の『僕が彼女で彼女が僕で』に相通じるところがあるな。)
男は女性の心の内が分かるようになります。
それから男は女上司の心の声を先に言ってしまい、
優秀社員を気取るのですが・・・・、さて。

昇進を逃した男はM・ギブソン、女上司はH・ハント、
それぞれ対立し合うのですが、お互いの良さが認識され徐々に惹かれてきます。
男が女上司の心の声を聞き行動を起こせば、起こすほど、
女上司の立場の危うくなる訳で、
2人の仕事と恋愛に変化が生じます。

この2人のストーリーを軸に、
男の娘の話と、
カフェのねーちゃんの話も入り組み、
女ってこうようね的な色々なシュチュエーションが見れます。
マリサ・トメイが演じるカフェのねーちゃんの優柔不断さ、妄想は笑っちゃいますが、
こういう考えしますよね~。


女性の気持ちが分からん!って男性は、
この映画を一つの事例にしてみては?




映画 『キャプテン・ウルフ』

2007-06-27 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『キャプテン・ウルフ』。

製作国 : アメリカ 2005年
配給 : ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
キャスト:ヴィン・ディーゼル 、 ローレン・グレアム 、 ブラッド・ギャレット 、
    ブリタニー・スノウ 、 マックス・シエリオット

ハウスキーパーとして働くことになった軍人と、子供たちの交流を描く、
ハートウォーミング・コメディ。

皆さんは規律に従う事が出来ますか?
私は異端児なので規律とか好きではないですね。
私の友達も自由気ままな人が多いです。これって類トモ?

さて今回の作品は規律正しい軍人がひょんな事からベビーシッターに。
奇想天外なシッター振りで初めは馴染まなかった家族と、
最後は力を合わせて一つの事を成し遂げる・・・・。

公開当時の予告編では、かなりキテレツな技が出るっぽくて、
エディーマーフィ主演の『チャーリーと14人のキッズ』と同じくらい
楽しめると思いきや、そーでもなかったのが残念。
軍人キットをもっとフル活用したり、ひねって欲しかったな~。

でも主演のヴィン・ディーゼルがこんな役をやるなんて、すでにもう落ちぶれた?
確かにマッチョな軍人役にはピッタリだったケド。
子役は可愛かったな。
まあキッズ映画で子役が可愛くないのは致命的だけど。

ストーリーもキッズ物にしては考えたね。
何となく『チャーリーズ・エンジェル』と『スパイ・キッズ』を
合わせた様な感じに受け取れたけど。
ですが、ラストシーンは”ジーン”と来ました。

小さなお子様がいらっしゃる家庭では、
夏休み対策でお一ついかがでしょうか?




ドラマ 『ある日、ダウニング街で』

2007-06-26 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回はイレギュラーでドラマ 『ある日、ダウニング街で』。

製作:英BBC、米HBO 2005年
キャスト:ビル・ナイ、ケリー・マクドナルド、ケン・ストット、アントン・レッサー

シャイな官僚はダウニング街にあるオフィス近くのカフェで、
魅力的ながら陰のある女性と出会い、徐々に関係を深めていく。
そして、世界の貧困をテーマにしたG8サミットに女性を同伴で出席することで、
世界の政治に劇的なインパクトを与えることになる。

皆さんは地球環境や世界の人々に優しいですか?
何かの活動に賛同してますか?
私は真剣にやっている方々から見たら、
優しくない自分本位の人間だと思います。

さて今回の作品はイレギュラーですがイギリスドラマです。
こちらは日本では見る事が出来ないかもしれないので、
今回はちょっと詳しくお伝えします。

脚本は『ブリジット・ジョーンズの日記』や、『ラブ・アクチュアリー』の
リチャード・カーティスによるオリジナル・ラブストーリーです。
世界的な貧困問題に関心を持った本人が皆に伝えたいと書いた作品だそうです。
内容が”G8サミット”となっているので、
世界情勢に疎い私にしたら、かなり難儀なドラマかと思いましたが、
官僚とカフェで知り合った女性との恋愛(?)は、
「ちくしょー!恋ってやっぱいいよなぁ!」と思わせる程、
何とも気持ちを駆り立てるストーリーです。
言い回しやストーリー展開はとてもお洒落で、リチャード・カーティスさすが!


カフェでばったり出会った真面目オヤジの官僚と、
過去が全く謎な若い女性。
他愛も無い短いおしゃべりから「今度食事に。」に発展します。
何度かの食事の後、”G8サミット”の同行に官僚が女性を誘います。
手違いで1部屋で寝泊りを供にする羽目に。
そして照れからカフェで時間を潰す時の会話で、
女性は今回の会議の議題の一つ、世界の貧困さを知ります。
官僚は貧困に手を差し伸べる事の出来る存在。
しかし、一官僚が世界の首相を動かす事が出来ない事実、苦悩。
女性は彼の無念さを見て、
彼を、
世界を、
子供を、
助けたいと思い、意外な行動を取っていくのでした。
それが幸いし、2人の関係はダメになってしまいます。
しかし、決してムダでは無かった、と思わせる奇跡の結末が。

まじめな官僚の不器用な電話の仕方、誘い方。
この恋が大事なんだ、
真剣なんだ、
なんで上手く伝えられない、
なんでこんな事しか言えないんだ、
という感情が身体全体からにじみ出ています。
こういう不器用さ、いいですよね。

女性は必要以上な行動を起こします。
それにはちゃんと訳がある事が後々分かります。
彼女には失うものは何も無いからです。
彼女の過去に官僚は驚き、うろたえ、そして疑います。
ですが、真の理由が分かった時、官僚も動き始め、世界も動き始めるのです。

彼女の取る行動は必要以上というより、ド派手です。
ドラマだからでしょ?とちょっと思いましたが。
ですが、キッチリ自分の意見を言うという事の信念や大事さが伝わります。
自分の考えというのはなかなか思っていても言えないですよね。

途中、途中の2人のやり取りもとても好感・共感が持てます。
また、ラストが良かった。
官僚が女性に電話を掛けるシーンなのですが、気持ちが伝わりましたね~。

会議の内容はしっかり見ないとやはり分かりずらいですが、
官僚と女性の会話をしっかり聞いている分かるように脚本されてますね。
それを聞いているともっと何とかしたいと思えます。
自分は恵まれてますが、ちっぽけな存在なんですね。
益々考えさせられましたし、かなり感動しました。
さすが、エミー賞を受賞しただけの事はあります。
恋愛もベタ~としたものでも、
おこちゃまな物でも無く、
大人な恋愛がまた話を引き立てました。
かなり秀作だと私は思いました。
日本でも衛星とかでやればいいのに。残念。

海外ドラマはやっぱりイイ!
久しぶりに大当たりな作品でした!

映画 『ペイバック 』

2007-06-21 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ペイバック 』。

製作国 : アメリカ 1998年
配給 : 日本ヘラルド映画配給(日本ビクター=日本ヘラルド映画提供)
キャスト:メル・ギブソン、グレッグ・ヘンリー、ジェームズ・コバーン、
     クリス・クリストファーソン、マリア・ベロ

裏切られ、全てを失った男の復讐を描いたハードボイルド・アクション。

皆さんはお金に執着はありますか?
私はある方だと思います。
でも小銭ばっかり気になって、年金とか、ローンとか税金とか、
まるで無頓着なんですよね。良くないですね~。

さて今回の作品は、余り多くない強盗したお金の自分の取り分の為に、
命を張って奪い返してもらう復讐劇です。
この主人公、ホントにしぶとい。
金額は多くないのですが、自分の名誉の為にとにかく取立てに行くのです。
それがマフィア絡みのお金だったから取立てが大変。
でも行っちゃうんだよね~。
それが、ボスだろうと、ザコだろうと、
刑事までも巻き込んでしまう。

親分ボスに取立てに行く様子もかなり強引。
子分のボスを人質に脅したり、
子供を人質に脅したり。
敵も負けてはいないよ~。
電話に爆弾を仕込んだり、
主人公の昔の恋人を吊るし上げたり、
痛い場面の連続です。

映画のタイトルからして執念ぶりが伺えます。
『ペイバック』、”金かえせ”でしょ?
「返せ!」「返せ!」だけのストーリー展開。
ある意味徹底してるよね。
でも細かい部分や小細工がストーリーを繋げているから、
お見逃し無く。

個人的には主人公と悪徳刑事とのやり取りが面白い。
とにかく悪徳刑事のマヌケ振りが笑いを誘う。

こんなタフな役をやらせるには、彼しか居ない。
そう、メル・ギブソン。
なんでか彼は警官に追われる役が多い。今回もそうだ。
そして現代劇みたいなものはテンポが軽快な作品に多く出演してませんか?
この映画もテンポはいい。原作がいいのだろう。
リチャード・スタークの犯罪小説の名作『悪党パーカー』シリーズの
一編「人狩り」が原作らしい。

ジメジメの時期到来なので、
スカッとしたい時の一発にオススメです。






映画 『きみに読む物語 』

2007-06-20 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『きみに読む物語 』。

製作国 : アメリカ 2004年
配給 : ギャガ=ヒューマックス
キャスト:ライアン・ゴズリング 、レイチェル・マクアダムス 、ジェームズ・ガーナー 、
     ジーナ・ローランズ、ジョアン・アレン、サム・シェパード、ジェームズ・マーズデン

療養生活を送る老婦人の元に、足繁く通う老人が物語を読み聞かせる。
それは、1940年の夏、南部の小さな町で始まる物語。

皆さん、子供に小さい頃から読み聞かせをすると、
言葉に興味を持つ子に育つそうですよ。本もよく読むらしいし。
是非お試しあれ。

さて今回の作品はかなりロマンティックな物語です。
読み聞かせてる物語は貧乏男と金持ち女のひと夏の恋。
そうです、叶わぬ恋なのです。
その物語の続きを待ちわびているのはアルツハイマー病で療養中の老婦人。
読み聞かせる老人は一体何者で、何故読み聞かせを?
そして物語の結末は?
そしてこの作品の結末は?
・・・うーん、ミステリアス。

初めはただの叶わぬ恋の物語を語って終わりかと思ってましたが、
終盤に「そうだったのかぁ。」と思わせる事実が。
そしてラストは・・・・!

物語内の男女にレイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングが。
両者ともこれと言った作品には出演してませんが、
レイチェル・マクアダムスは天真爛漫で我儘なお金持ちのオジョーの設定、大正解。
とてもキュートで激しく演じてます。
イアン・ゴズリングは好青年なんだけど、
中盤から疲れた大人さを演出しようとしたのかな?
ヒゲ面が余りにも強引だった。

そして老女は私も大好きな『グロリア』などに出演している大女優ジーナ・ローランズ、
老人は私は余り作品を見ていないのだが、これまた大俳優のジェームズ・ガーナー 。
若手部分でストーリーを見せ・膨らませ、
ベテランで締める、みたいな構成がよかった。

激しく誰かを求めたくなったら見て下さい。




映画 『10日間で男を上手にフル方法』

2007-06-19 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『10日間で男を上手にフル方法』。

製作国 : アメリカ 2003年
配給 : UIP
キャスト:ケイト・ハドスン、マシュー・マコノヒー 、キャスリン・ハーン 、
     アニー・パリッセ 、アダム・ゴールドバーグ

“10日間で恋人をつくれるか”賭けをしている男性と、
“どうしたら10日間で男にフラれるか”を体験取材する女性の、
互いの思惑を心に秘めたまま恋愛してゆく過程を綴ったラブ・コメディ。

皆さんは別れ話をどう切り出そうか、悩んだ事はありますか?
私はありますねぇ・・・。あれば嫌なもんですよ。
全然簡単!って人は余りいいお付き合いではないですよね。

さて今回の作品は、概要に書いてある事が全てです(笑)
ホントそれだけです。
ただ興味があるじゃないですか?
10日間で出会って恋人になる、または振る。
知り合ってそこまでにテンションを持ち上げていかなきゃならない訳でしょ?
一目惚れでもしない限り難しいよね。
それが掛けだったり、取材だったら余計ですよね。
それをどうやって行動に移すか?
凄く興味があったので見てみました。

男は相手を惚れさせる様にプレゼントしたり、甘い言葉を掛けたり。
女は相手をガッカリさせる為にルーズになったり。
そのギャップが面白かったですね。
また徐々にお互いに本気になっていくところも。
もちろん在りがちなストーリー展開です。

もう一つ興味があったのは、ケイト・ハドスンの存在です。
勝手なイメージですが彼女はクールな印象だったので、
こんなドタバタでベタな恋愛コメディーをやる感じでは無かったので興味が沸きました。
ですが、可愛いキャラクターでいい意味で期待を裏切られました。
相手役のマシュー・マコノヒーは甘いマスクでシリアス物もコメディもこなせるので、
ここまでトントン拍子で登ってきた俳優ですよね。
私は彼の『エドtv』が好きです。(以前にも紹介しましたね。)
それに海外ドラマ『SACT』にも、
ちょっと思い込みの激しい俳優役でゲスト出演していてましたね。
最近は余り見ませんが、あのようなキャラクターの俳優は沢山いませんか?
例えばヒュー・グラント とか、ジョン・キューザックとか。

最後のオチも想像通りですが、
たまには安心して見れる映画もいんじゃないでしょうかね?






映画 『トゥルーマン・ショー』

2007-06-18 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『トゥルーマン・ショー』。

製作国 : アメリカ 1998年
配給 : UIP配給
キャスト:ジム・キャリー、ローラ・リニー、ノア・エメリッチ、
     ナターシャ・マケルホーン 、ホランド・テイラー 、エド・ハリス

皆さんは参加型番組などに参加した事がありますか?
私は自分の知能指数を知りたくて”テスト・ザ・ネイション”に参加します。
最近変わったプログラムだなと思ったのは”ガリレオの遺伝子”で、
「1億人同時ジャンプで地球は動くか」という実験。何でも温暖化が防げるそうな。

さて今回の作品は、ある意味参加型の番組で育てられた男の話。
物心付いた時には既に24時間生中継されていて、
一部始終を視聴者に見られている。ヤだね~。
周りにいる家族やご近所、通行人までもが俳優で、
町は巨大な撮影セットだった。
そんな事とはみじんにも思わない主人公は毎日ニコニコと過している。
ちょっと酷いよね~。何の罪も無い人間の人生を奪っちゃってるじゃん?
確かに”○○で1ヶ月生活”とかって番組を楽しく見ちゃってるけど、
それとこれとは話が違うよね?
・・・・って架空のお話だから熱くならなくていいけどね。

でも途中で主人公が気が付いちゃうんだよね。
そりゃあ非日常的な事が起これば疑問に思うよね(何が、は見れば分かる。)
それから「何かおかしくね?」って色んな人に問いかけるのよ。
そしてある時今時分の歩んでいる人生は本当のものではなく、
自分は本当の世界で生きて行きたいと決断する。
話はここまでで終了するのだが、
果たしてどちらがいいのだろうね?

主役は『マスク』ですっかり有名のジム・キャリー。
もちろん今回は割とシリアス系ですが、明るい主人公を演じるのにピッタリ。
時々見せるお茶目なシーン(私は朝のお隣さんへの挨拶シーンが好き)は、
彼だから出来るのではないでしょうか?
この作品は所々で笑わせる部分もある。
例えば番組だからCMも入るわけよ。
でも主人公からしたら「君はなんでそんな事をしてるんだい?」になる。
考えてみれば不自然だもんね。

当時はテーマやキャストの割にはイマイチだなぁ、と思ったが、
よくよくストーリーをかみ砕いていけば、
人生ってなんだろう?
自分らしさってなんだろう?
って、なる作品かもしれないな。

これから梅雨時期。
「まぁた~旦那が出かけないわ、息詰まるわぁ。」って時に、
これを見るのもいいかもね。



映画 『ロレンツォのオイル/命の詩』

2007-06-15 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ロレンツォのオイル/命の詩』。

製作国 : アメリカ 1992年
配給 : ユニヴァーサル映画=UIP配給
キャスト:ニック・ノルティ、スーザン・サランドン、ピーター・ユスティノフ、
     ザック・オマリー・グリーンバーグ、マドゥーカ・ステディ

副腎白質ジストロフィー(ALD)という不治の病に冒された息子を救うため、
奮闘する両親の姿を描く実話をもとにした人間ドラマ。

皆さんは病気になるとどんな様子ですか?
私はよく風邪を引くのですが、何故か涙もろくなります・・・。
最近はヨガとウォーキングのお陰で長引かなくなり、
寂しい想いもしなくなりましたねぇ(笑)

さて今回の作品、凄いです!
何がって、親心が!
だって医者でもない普通の人が不治の病に立ち向かうんだよ!!
副腎白質ジストロフィーは脳神経を保護する髄鞘(ミエリン)が破壊され、
身体のあらゆる機能が失われていく病。
こんな難しい病を素人が!

「医者には頼らんぜよ!」と言わんばかりに、
とにかく本を読んで、読んで、読みまくる。
病の子供を置き去りにしての図書館通いは奇行にすら見えたけど、
そこから手がかりを得て、実践していく。
ズブの素人が医学書読んで分かる、って事実は驚きだ。

一歩進んで二歩下がるといった事の繰り返し。
莫大な費用も掛かるので資金集めも大変。
また特効薬を作れる医者も自分達で見つけてくる。
これで何も起こらなければ全てがムダになっただろう。
時間も、
お金も、
息子の命も。

でも頑張れば報われるんだね~。
奇跡が起きるんだよね。
絶望で途方に暮れる両親に息子が意思表示を示す。

この作品はそういった事実の10年くらい後に製作された(多分。)
その間、息子はパソコンを使って意思表示が出来るまでになったと、
終盤スーパーが出ていた。
そして、同じ病の人々が”ロレンツォのオイル”に感謝しているシーンが流れる。

偉大な親だ。

しかし、この薬は万能ではない。
今も研究が続けられているだろう。

見終わった後に、息子のロレンツォに思わず手紙を書きたくなった。
「あなたの両親は偉大で素敵です。」って。

ストーリーが凄すぎて、
キャストやシーン状況、音楽のコメントが無くてゴメンナサイ。


映画 『アメリカン・スウィートハート』

2007-06-14 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『アメリカン・スウィートハート』。

製作国 : アメリカ 2001年
配給 : 東宝東和
キャスト:ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ジョン・キューザック 、
     ビリー・クリスタル、ハンク・アザリア

ハリウッド映画業界を舞台にしたラヴ・コメディ。

皆さんの周りには振り回す人っていますか?
私の場合は上司ですね~。
ある意味「遠慮しないでジャンジャン聞いちゃえ!」って、
反面教師になってますが・・・。

さて今回の作品は、姉妹でスター、マネージャーをやってる訳です。
いつもならスター役が多いジュリア・ロバーツがマネージャーなんです。
まあ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズに言われたらイヤとは言えないですよね。
(ただの妄想ですよ、妄想。)
そのスターっぷりが凄い板についてるんですよ。
我儘言いたい放題だし、カメラが回ってないと悪たれつく。
その反面、スターの姉に従うばかりで大人しいマネージャーの妹。
好きな姉の元ダンナに打ち明けることも出来ず、
上手くいっても言いたいことも言えない。
頑張ってダイエットまでしたのに!
(あ、ジュリア・ロバーツの太った役どころも見れるのでお楽しみ)

そんな姉妹をイライラさせる存在、元ダンナ役に、
情けない男を演じさせたらハリウッド1のジョン・キューザックが。
またまた情けないんです。
そして映画宣伝マン役に今回の作品の製作・脚本を担当したビリー・クリスタル。
この人、結構恋愛映画に出演するよね。あの風貌で。
それに軽い感じで楽しませる作品に多く出演している。
今回もその要素はありますね。

結構ドタバタの作品です。
最後は一体どうなることやら。