映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『マイレージ、マイライフ』
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
製作国:2009年アメリカ
キャスト:ジョージ・クルーニー、ジェイソン・ベイトマン、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック
ダニー・マクブライド 、エイミー・モートン、メラニー・リンスキー、サム・エリオット J・K・シモンズ、クリス・ロウエル、スティーヴ・イースティン
今回
普通のオジサン?って作品です。
人間関係のしがらみを避け、効率だけを優先してきた「リストラ宣告人」の主人公は、
マイレージを貯めることを楽しみにしているだけの生活を送ってきた。
そんな彼が効率を優先させるネット世代の新入社員の教育係を任されたことで、
これまでの自分を振り返り、本当に大切なことは何なのか気付いていく。
皆さんはプライベートでの付き合い方はどうですか?
私はランチ・ディナーといった食事に行くことは多くとも、
『何かを共有する』事は以前から比べると少なくなってきましたね。
この作品の主人公は365日のうち322日も空の上にいて、
彼の目標は1000万マイルため、史上7人目の機長との記念撮影を撮ること。
仕事は飛行機で各地を飛び回りリストラ宣告。労働者から見たら死刑執行人だよね~。
そんな彼の唯一の楽しみが”マイルを貯めて機長と記念撮影”とは・・・。寂しい。
出張先で出会った女性と意気投合しポイントカードを見せ合うシーン、
女性はスーパーのポイントの話をしたりするので見馴れている風景だけど、
男性がやると奇妙に見える。しかもその時の彼はイキイキしている(笑)キモイ。
家に帰ってもビジネスホテル並みに小ざっぱりしており、
まるで生活感がないところも、寂しい・・・・。
人との接触を極力避け、兄妹たちとも連絡を取らず、
身内の結婚式でもまるでやる事がない、これも寂しい・・・。
そんな寂しい主人公を演じるのはセクシー男優のジョージ・クルーニー。
彼の以前の役柄や実生活とはまるでかけ離れすぎていて始めは違和感があった。
しかし見ていくうちに、どんどん普通というか仕事バカ(笑)
「こういう人もいるよなぁ」、と思え、ただの人に見えてくる。
驚いたのは新しく来た新入社員の提案、”ネットリストラ”。
いや~、パソコン越しにインターネット経由でリストラされたら、
ショックは対面より大きいよね~。
でも行く行くはそんな時代もくるのかなぁ、実在してるのかな、とか考えてしまった。
今回の監督は、『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジェイソン・ライトマン。
割と新しい目を持つ人だ。『JUNO/ジュノ』の内容も台詞の言い回しもかなり飛んでた。
そしてこの作品はその年のアカデミー賞で数々のノミネートをされている。
ただ悉く『ハート・ロッカー』に持ってかれたけどね。
マイレージ男が気を許した女性も最後には裏切られ、
仕事内容も変わり、居場所がなくなったかのようにもなり、
すっかりトゲが抜かれてしまった。
そんな彼が最後に取った行動は、少しばかり映画用にヒューマン的ではあったけど、
ある意味、納得がいく内容だった。
私も仕事人間的なところがあるので、笑うに笑えない。
自分を客観視している気分だった。
もうちょっと地に足を付けた人生を、かな(笑)
今回は『マイレージ、マイライフ』
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
製作国:2009年アメリカ
キャスト:ジョージ・クルーニー、ジェイソン・ベイトマン、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック
ダニー・マクブライド 、エイミー・モートン、メラニー・リンスキー、サム・エリオット J・K・シモンズ、クリス・ロウエル、スティーヴ・イースティン
今回
普通のオジサン?って作品です。
人間関係のしがらみを避け、効率だけを優先してきた「リストラ宣告人」の主人公は、
マイレージを貯めることを楽しみにしているだけの生活を送ってきた。
そんな彼が効率を優先させるネット世代の新入社員の教育係を任されたことで、
これまでの自分を振り返り、本当に大切なことは何なのか気付いていく。
皆さんはプライベートでの付き合い方はどうですか?
私はランチ・ディナーといった食事に行くことは多くとも、
『何かを共有する』事は以前から比べると少なくなってきましたね。
この作品の主人公は365日のうち322日も空の上にいて、
彼の目標は1000万マイルため、史上7人目の機長との記念撮影を撮ること。
仕事は飛行機で各地を飛び回りリストラ宣告。労働者から見たら死刑執行人だよね~。
そんな彼の唯一の楽しみが”マイルを貯めて機長と記念撮影”とは・・・。寂しい。
出張先で出会った女性と意気投合しポイントカードを見せ合うシーン、
女性はスーパーのポイントの話をしたりするので見馴れている風景だけど、
男性がやると奇妙に見える。しかもその時の彼はイキイキしている(笑)キモイ。
家に帰ってもビジネスホテル並みに小ざっぱりしており、
まるで生活感がないところも、寂しい・・・・。
人との接触を極力避け、兄妹たちとも連絡を取らず、
身内の結婚式でもまるでやる事がない、これも寂しい・・・。
そんな寂しい主人公を演じるのはセクシー男優のジョージ・クルーニー。
彼の以前の役柄や実生活とはまるでかけ離れすぎていて始めは違和感があった。
しかし見ていくうちに、どんどん普通というか仕事バカ(笑)
「こういう人もいるよなぁ」、と思え、ただの人に見えてくる。
驚いたのは新しく来た新入社員の提案、”ネットリストラ”。
いや~、パソコン越しにインターネット経由でリストラされたら、
ショックは対面より大きいよね~。
でも行く行くはそんな時代もくるのかなぁ、実在してるのかな、とか考えてしまった。
今回の監督は、『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジェイソン・ライトマン。
割と新しい目を持つ人だ。『JUNO/ジュノ』の内容も台詞の言い回しもかなり飛んでた。
そしてこの作品はその年のアカデミー賞で数々のノミネートをされている。
ただ悉く『ハート・ロッカー』に持ってかれたけどね。
マイレージ男が気を許した女性も最後には裏切られ、
仕事内容も変わり、居場所がなくなったかのようにもなり、
すっかりトゲが抜かれてしまった。
そんな彼が最後に取った行動は、少しばかり映画用にヒューマン的ではあったけど、
ある意味、納得がいく内容だった。
私も仕事人間的なところがあるので、笑うに笑えない。
自分を客観視している気分だった。
もうちょっと地に足を付けた人生を、かな(笑)