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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『ナイト ミュージアム』

2008-07-29 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ナイト ミュージアム』。

製作国 : アメリカ 2006年
配給 : 20世紀フォックス映画
キャスト:ベン・スティラー 、ロビン・ウィリアムズ 、カーラ・グギーノ 、
     ディック・ヴァン・ダイク

夜の博物館(ミュージアム)で展示物たちがまるで生きているかのように動き出す、
珍騒動のファンタジー・コメディ。

皆さんは動物園ってお好きですか?
私はあの独特のにおいがダメですね~。
でも今一番行きたいところは”ライオンキング”です。
甥っ子が興味を示さないのが残念でなりません・・・。

さて今回は、あら結構いいじゃない?って作品です。
主人公は失業中のダメ男。彼のいきがいは最愛の息子。
その息子が別居中の妻の新恋人になつきだした。
主人公はが自然史博物館の夜警の仕事にありつくが、
初日の夜、館内で不思議な光景を目撃してびっくり。
あまりに驚いた主人公は辞職を考えるが許されず、再び勤務へ。
さて主人公の取った行動は……。

何回も言っているかもしれませんが、
私、ファンタジーって好きじゃないんですよ。
この作品が日本でも大ヒットしてるのは勿論知ってましたが、
見る気にはなりませんでしたね~。
ただ気にはなってましたよ、だってロビン・ウィリアムズが出演してるし。
私の中の沢山ある定説の中で、
”ロビン・ウィリアムズ=いい作品”ってのがあるのでね。
主役で出ているベン・スティラーだけでは興味を引かなかったかも(笑)
『メリーに首ったけ』では犬に息子(!)をかじられたし、
『ミート・ザ・ペアレンツ 』ではダメ花婿役、
コメディー役者、という点では才能のある役者だろうが、
いま一つ好きになれない。

この作品、たまたま見たんですよ。
そした意外にも面白いし、ちょっとウルってきちゃいました。
ただの博物館の飾り物が夜になると動くってだけじゃなかったんですよ。
同じような作品、ありましたよね。『マネキン』とか。
今回はどちらかというと、『ホーム・アローン 』的な要素を感じましたね。
いい俳優も出てるんですよ。
オーウェン・ウィルソンとか。かなりちっさいですけどね。
彼はベン・スティラーと公私共に仲良しらしい。
よく一緒に出演してるよね。

ロケで使用した自然史博物館もこの作品のお陰で
入場者数が前年の2割増だったとか。
海外の方々って小さいうちから公共施設利用率、高いですよね。
以前、NYに行った時、MoMAも平日にも関わらず親子連れが多かった。
小さいうちから芸術や文化に触れさせるってのはいい事だと思う。
大人になってからも興味の幅が断然広がりますもんね。

『ジュマンジ』より怖さは無く、
『ハリー・ポッター』よりファンタジー感が薄く、
『ナルニア国物語』より動物が身近に感じられ、
お気楽に親子で見れ、また、夏休みに外出場所の選択の一つになる、
そんな作品です。



映画 『グッバイ、レーニン!』

2008-07-25 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『グッバイ、レーニン!』。

製作国 : ドイツ 2003年
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ
キャスト:ダニエル・ブリュール 、カトリーン・サーズ 、チュルバン・ハマートヴァ 、
     マリア・シモン

ベルリンの壁崩壊という大事件を舞台に、たまらなく健気で切ない家族の物語。

皆さんはどんな死に方を願いますか?
私は酒を飲んだ翌日にポックリ逝きたいですね~。
「あ~婆さんらしい死に方だね~。」って言われながらね(笑)

さて今回は、地域性を知っとくって大事よね、って作品です。
主人公の母は、夫が西側へ亡命して以来、祖国・東ドイツに忠誠心を抱いている。
建国40周年を祝う夜、母は自分の息子がデモに参加している姿を見て、
心臓発作を起こし、昏睡に陥ってしまう。
意識が戻らないまま、ベルリンの壁は崩壊し東西ドイツは統一。
8ヵ月後、目を覚ました母に再びショックを与えないため、
主人公は周囲を統一前の状態に戻し、
世の中が何も変わらないふりをしようとするが・・・・。

確かこの作品は「笑いあり、涙ありの感動作」だった気がしましたが、
製作がドイツだからか、”笑い”の部分が今ひとつ笑えませんでした。
ちょっと堅いのよね。
時代はベルリンの壁が崩壊される前後。
その頃の東西の関係を多少は知っているつもりだったけど、
病気で意識が戻らない間に統一された事を、
ショックを与えない為に隠し通す程の事だとは知らなかった。

主人公は病気に倒れた母親にショックを与えない為に並々ならぬ努力をする。
母親が食べたいピクルスが販売されていない為、
ゴミ箱をあさり昔の瓶をゲット、入れ替える。
母親の部屋に入る時は東西統一前の服装。
TVを希望する母親の為に昔の番組の録画を流す。
何か感づかれると同僚を丸め込み、ニセ番組を作成する。
それを主人公の彼女は痛々しく思うし、
嘘を突き騙している事が我慢できない。

途中、お金の問題や子供達が知らなかった母親の事情なども盛り込まれ、
見応えはある。
意外な事実を知った母親のラストは複雑な心境になる。

必要な嘘はどこまで許されるのだろう?
そして必要な嘘の容量は?
超えて常習化することはどうなんだろう?
そして自分が同じ様に必要な嘘を付かれて死にたいか?否か?
相手を思う、嘘。
それを知ってて知らないフリをする嘘。
果たしてそれでいいのだろうか?



映画 『ロッキー』見比べ

2008-07-24 | Weblog
『ロッキー』見比べ

テーマソングを聞くだけで『ロッキー』と分かるほど、
国民的なスポーツ映画の傑作のこの作品。
『007』の時と同じく12時間見比べちゃいました(笑)
一度はやってみたかったんだよね!

『ロッキー』
とにかく、全員が若い!シルヴェスター・スタローンの舌っ足らずの喋り方、
全くリズムを刻まない足元、ホントに1作目って雰囲気がいいですよね。
力任せ感がありますよ。
皆さんご存知でしょうが、全く売れないスタローンが自分を売り込む為に脚本を書き、
これがムリなら祖国に帰るつもりが、今では彼の代表作になったわけですよ。
犬のバッカスも自前(彼の本当のペット)だそうです。

『ロッキー 2』
本作からスタローンは監督・脚本・主演の三役を務めている。
前回の惜しくも勝負に負けてしまったロッキー。
だが、一躍人気者になった彼はCMの話もあるが不器用さゆえに流れる。
妻のエイドリアンは重荷。なのに仕事も無く無一文に。
そこに世間の評価に業を煮やした勝者アポロが再戦を申し込む。
一度は離れたボクシング、妻も賛成では無い。でもやりたい。
そこには一番の理解者、妻のエイドリアンが見るに見かねて後押ししてくれる。
さて、今度は世の中が納得する様な白黒付くのか・・・!

『ロッキー 3』
アポロとの勝利のあと、彼はチャンピオンとして快進撃を続け、
10度の防衛に成功。しかし昔ほどのハングリー精神が無くなり引退を決意。
そこに荒々しい挑戦者が名乗り出るが、トレーナーのミッキーは負けを予期。
その通りの結果になる。
試合後、トレーナーのミッキーが死んでしまう悲しい状況に。
その代わりとアポロがトレーナーになり、再びリングに戻るべく特訓を始める。
さてロッキーの再試合はいかに・・・!

『ロッキー4/炎の友情』
前回の対戦相手、アポロがロシアから来た殺人的ボクサーと試合をし、
リングに倒れ帰らぬ人となる。
ロッキーは彼の敵を打つべく、敵地に乗り込み試合をする。
近代的なトレーニングに対して、ロッキーは自然の中で特訓する。
そして敵地にも関わらず、ロシア人を見方に付け勝利する。

対戦相手ドラゴ役のドルフ・ラングレンは只今筋トレビデオを出してるらしい。
ハリウッドは何でも商売になるね。
今回はアポロの派手なリング演出時にジェームス・ブラウンも出たり、
出だしでは裕福感を出す為に兄のポーリーにロボットが宛がわれたり、
今までとはかなりポップで当事にしたら奇抜仕上がりになっている。
その分、らしさが無い気が。
その中でもドラゴに印象が残るとは・・・。

『ロッキー5/最後のドラマ』
ロシアでの試合で脳の障害が認められるロッキー。
もはやボクシングは彼にとって死への階段でしかなくなっている。
亡くなったミッキーの遺産としてジムを引き継ぎ、
ロッキーのファンというボクサーのトミー・ガンを育てることでトレーナーとして復活。
しかし大事に育てたトミー・ガンは彼を裏切る。
別人になったトミーとの再開で兄のポーリーが殴れら2人はストリートファイトへ。
され勝負は付くのか・・・!

『ロッキー・ザ・ファイナル』
レストラン経営をし、すっかり隠居生活している伝説のボクサー、ロッキー。
エイドリアンは数年前に他界。息子は会社勤めで親の七光りに困惑気味。
そんな中、現役ボクサーとのバーチャル試合が放映され、
現役ボクサーは本当の試合を申し込む。
現役から退いて何年もたつロッキーはどうするのか?



最後に、
『ロッキー3』から路線が変わってきたかの様に思えて、
特に『・・・5』は「これってロッキー?」と疑ったし、つまらなかった。
『・・ファイナル』はまるで初心に戻ったかの様でいい出来栄えだった。
エイドリアン役のタリア・シャイアが本当に亡くなってしまい、
登場しなかったのが残念だったが、
兄役のバート・ヤングは相変わらずのお気楽で懐かしかった。
最後にはふさわしい傑作だった。
『ロッキー』というと、
日常生活→なんか試合する事に→特訓し始め辛いよぉ~→リングで頑張る
→最終ラウンド持込→エイドリア~ン!!  ってパターンだよね(笑)
で、冒頭は前回までのあらすじタイムなのよ、親切(笑)
でも最後の曲で何故か勇気が出てくる。
『あしたのジョー』もそうだけどボクシング作品って最高!
そしてスタローンのマルチな才能、思い切った行動に脱帽。

元気の無いお父さん!
これ見て泣こうよ!!

映画 『リトル・チルドレン』

2008-07-23 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『リトル・チルドレン』。

製作国 : アメリカ 2006年
配給 : ムービーアイ エンタテインメント
キャスト:ケイト・ウィンスレット 、パトリック・ウィルソン 、ジェニファー・コネリー 、
     ジャッキー・アール・ヘイリー
アメリカの典型的な郊外住宅地に住む“大人になりきれない大人たち”の
日常を描き出すヒューマン・ドラマ。

皆さんは不倫をした事がありますか?
私には楽しくて、美味しい思いを沢山くれた人がいます。
銀座でショッピング、吉祥寺でボートに焼き鳥、
東松山でプールで波乗り、湘南でサザンの野外コンサート、
日光でガラス細工、度々行った横浜では中華に夜景・誕生日会、
勿論、地元では美味しい食事やお酒に温泉。
そして何より夜19時以降に連絡が一切無いのが一番でしたね。

さて今回は、大人になればなるほど加速する欲望ってありますよね、って作品です。
公園での主婦付き合いに飽き飽きしている主人公。
そんなある日、司法試験勉強中の“主夫”をしている彼に出会い。
互いの存在に興味を抱いた2人は、子供をダシに毎日会うようになる。
そんな中、子供への性犯罪で服役していた男が釈放され街に戻る。
元警官がこれに過敏に反応、執拗な嫌がらせを開始する。
そして衝撃的な結末へ・・・!

心理的なモノに興味がある私はこの作品を期待してましたが、
予想と違いました。気にいる、気に入らないがハッキリ分かれるでしょう。
原作を読んでからの方が受け入れ易かったでしょうか?
3つのストーリーが絡み合っているという事もありますが、
同じ恋愛モノで余り表現されない心理面も合わさるので、
少し複雑に感じました。
脚本&監督があの何とも分からん作品『アイズ ワイド シャット』の
出演を決めるくらいだから?

主役のケイト・ウィンスレットのダサさにビックリ。
確かに『タイタニック』の時からイモっぽい女優だと思ってました。
多分、相手の完璧な奥さんと比べて、
普通で隙だらけの男の自尊心をくすぐる様な女役にってしたのでしょうが、
ホントに野暮たかった。
そんな彼女が『タイタニック』以来の濡れ場を見せました。
アンジーの様にヌードに抵抗が無い人なんですね。

相手役のパトリック・ウィルソンは一言、「カッコイイ!」。
整った甘いマスク、スラッとしているのに、イイ体つき、爽やかな笑顔、
そりゃ~そんな人が子供と公園に来てたら、ママ達騒然ですわな。
彼の完璧な妻役にジェニファー・コネリー。
ぱっと見は分からなかった。
最近良く出てますね。子育てが落ち着いた?

目を見張る演技をしたのは、前科のある男を演じた
ジャッキー・アール・ヘイリー。
この作品でニューヨーク批評家協会賞助演男優賞を受賞し、アカデミー候補になった。
終盤は怖いほど感情を露わにし、驚きの結末を演じあげました。
ただの恋愛ものだと思っていた私は、
そのサスペンス風ラストを目隠して見ましたよ(笑)

それぞれ色々起こった後に取る行動。
余りにも呆気無く、一時的に燃え上がる感情はこんなものかと思いました。
まるで、焚き火に”ジュっ”と水を掛ける様に、
まるで、夢から覚めていつものように顔を洗う様に、
何も無かったかの様に切り替わりました。
火遊びに感情は無意味なのでしょう。

大人になっても大人に成り切れてなかったのか、
大人だから常識だらけの中で少しばかり羽目をはずしたいのか、
色んな見解の出来る作品です。

映画『スパイダーマン3』

2008-07-22 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『スパイダーマン3』。

製作国 : アメリカ 2007年
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
キャスト:トビー・マグワイア 、キルスティン・ダンスト 、ジェームズ・フランコ 、
     トーマス・ヘイデン・チャーチ 、トファー・グレイス 、 ローズマリー・ハリス

1962年から連載開始になり、今までにも幾度と無くアニメ、ドラマ、
映画化された大人気のアメリカンコミックの第3弾。

皆さんはジェットコースターはお好きですか?
私は大の苦手です。あの”ふっ”と落ちる感覚がダメで。
出発前から泣きますね~。
友人は私のそれが見たいらしく、よく連れてかれます(泣)

さて今回は、う~ん、やっぱり続編って微妙ですよね、って作品です。
”アメコミ”ものって主人公が割りと不幸な身の上で暗いんですよね。
『ダークマン』なんて顔がグチャグチャでサイコーに暗いですよね~。
そんな中で『スパイダーマン』シリーズは好感が持ててました。
1作目は手作り衣装で洗濯落ちしたり、
飛ぶ練習している最中に壁に激突したり、笑えた。
2作目は活躍ぶりが皆の心をグッと捉えて、変な歌まで出来ちゃう始末。
始まりは叔父さんの死でも親しみ易さと元気が出た。
しかも『卒業』よろしくMJをゲット出来たしね。

だから完結するであろう3作目にちょっと期待していた。
きっと仲違いしていた親友のハリーとは元通りになれて、
MJとは結婚出来て、叔母さんは死んじゃうんだろうなぁ、って考えてた。
半分位は合っていたが、主人公のダークな心の方がフューチャーされてた。
それが今までの2作品の様に魅力的には表現されてなかった。

確かに元々は普通の人だもん、そりゃあ悪く思う気持ちもでてくるさ。
でもさ、”悪”の雰囲気をちょっとジゴロ風に表すのってどうなの?
それも主演のトビー・マグワアはどの作品でも真面目で実直な役が多いからか、
踊りも今ひとつで堅かったし、かなり合わなかった。
道行く女性を”バキュン”な手つきで気を引くのって60年代だよね~(笑)

驚きはMJ役のキルステン・ダンストの歌唱力。
女優役の彼女は降板させられる、って設定なんだけど、あれじゃあね~。
多分彼女はミュージカル風の作品からオファーは難しいだろう。
それにいい年の女性になっちゃったね。
1作目の様な丸々してた可愛らしさがなくなっちゃった。

ストーリーの半分以上が期待ハズレ。
そんな中、”相手を、自分を許す気持ち”の大切さを説いた事は見事でした。
そして最後の戦いのシーンでの敵役は見事なCGで、
劇場で見ていたら今まで以上に迫力があっただろう。
結末もちょっと「おーい!!」って突っ込んじゃったけど、
その後は容易く連想できる。

やっぱり続編ってのはそのテンションを持ち続ける難しいのだろうか?
そして『スパイダーマン』はジェットコースターの様な、
華麗なる飛びっぷりで伝説を作り上げていくのだろう。






映画 『イーオン・フラックス』

2008-07-18 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『イーオン・フラックス』

製作国 : アメリカ 2005年
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ
キャスト:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、
     ジョニー・リー・ミラー、ソフィー・オコネドー、
     フランシス・マクドーマンド

人類の命運と自らの存在意義を賭けて立ち上がる、
美しき女戦士の活躍を描く近未来SFアクション。

皆さんは漫画を読みますか?私は好きです。
先日携帯ショップに充電に行った時、
時間が終っても”クローバー”を読んでいてヒンシュクでした・・・。

さて今回は、何?デルモ(モデル)出身は見せたいわけ?って作品です。
ウイルスにより人類の98%が死滅した西暦2015年。
人類は科学者の圧政に怯えながら暮らしていた。
政府主要人物の暗殺を企てる反政府組織に身を置いている主人公は、
妹が政府によって殺されたことにより激しい憎悪を募らせていた……。
さて主人公はどう出るのか・・・!

あのシャーリーズ・セロンがアカデミーを取った後に、
コミックが原作の作品に出ると言う事でかなり興味を持っていました。
・・・しかし、初めから見る気が無くなりました(笑)
どーも私は近未来ものってのに弱く、多分近未来ものの始め15分くらいって、
大概どーしてこの世界になったのか、ってあらすじ解説タイムなんですよね~。
そこで一気にわざとこ難しく設定したストーリーを語られると、
一気に萎えるわけですよ。
その点、『ウルトラ・バイオレット』や『ブレイド』は、
初めからド派手なアクションでしょ?惹きつけられるよね~。
やっぱり出だしと終わりの15分、って大事よ(笑)

確かこの作品の宣伝ってシャーリーズ・セロンが這ってる場面でしたよね?
気持ち悪いよね~。実際見ても気持ち悪い。
彼女はバレエをしていたので身体は柔らかいらしいですが、
あれはもちろんCGでしょうね?
バレエやってる人って綺麗な身体だよね。米倉諒子とか。
健康美を見せ付けるべく、ドキっとする様なシーンが何故かあります。

『ホテル・ルワンダ』でアカデミーにノミネートされたソフィー・オコネドーが、
同僚(?)の改造人間役を好演(?)している。
足が手に改造済み。それって便利なのかな~。
敵地に乗り込む時、芝が凶器になる設定で見ていて痛かった(笑)

所々にジャパニズムを取り入れているが、
ラストも在り来たりだし、
ストーリーは平凡。ヒーローものって必ずどっちかだよね。
自分の中のヒーローものアイテムを増やしたいなら見とく?




映画 『ザ・ビーチ』

2008-07-17 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ザ・ビーチ』。

キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ティルダ・スウィントン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、
      ギヨーム・カネ、 ロバート・カーライル

現代の若者の倦怠と狂気を美しいリゾート地を舞台に描いたサスペンス・ロマン。
アレックス・ガーランドの同名ベストセラー小説の映画化。

皆さんはふと逃避行をしたくなりますか?
私はいつもその事ばかり考えてますね~。
あるブログで都合のいい事ばかりをしていると、
最終的に人間は「ごろ寝の生活」に行き着くのだそうです・・・。

さて今回は、クセのある役、好きですよね?って作品です。
刺激を求めてバンコクへ旅立った主人公。
そこで秘密の孤島「ザ・ビーチ」の伝説を聞く。
自殺した隣室の旅人から地図をゲットした主人公は一路ビーチへ。
地図にある島に到達すると20人ほどの若者が暮らす楽園。
快適に過ごしていたはずが、一転して危険地帯へ。
さて主人公たちは無事に”ビーチ”から逃げ出せるのか?

夢物語ですな。
この作品は何回見てもビーチの綺麗さだけが印象に残る。
そうそう他には魅力を感じないんですよね~。
役者もレオ様以外はなんかパッとしないし、
ストーリー展開もいまいちだし、
結末も「あ、そう。」ってオチだし。
何でレオ様は1年の休業のあとこの脚本を選んだんだろう?
(してなんで彼はいつまでも”レオ様”呼ばわり?)
『ギルバート・グレイプ』や、『バスケットボール・ダイアリーズ』や、
『ディパーテッド』や、もちろん『タイタニック』なんて、
いい映画に沢山出てるのに。

監督は『普通じゃない』あのダニー・ボイル。
あの人の作品、多分も少ししたら好きになれるかも(笑)
宣伝効果ととっかかりまではいんだよね~(笑)
音楽も印象に残る曲がある。が、サントラを聞いてから購入すべし。

何故かしら、いつも賞に縁遠いレオ様の、
今後を祈りつつ見てみよう!!


映画 『リトルダンサー』

2008-07-11 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『リトルダンサー』。

製作国 : イギリス 2000年
配給 : 日本ヘラルド映画

キャスト:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドラヴェン、
     ジーン・ヘイウッド

バレエ・ダンサー志願の少年の成長を描く感動作。

皆さんは踊りは好きですか?唐突でしたか?(笑)
私は大好きですね~。よくクラブへ踊りに行きました。
中でもドラッグクウィーン祭りが断トツで楽しかったです!

さて今回は、人って楽しいと飛び跳ねるよね、って作品です。
ストライキに揺れるイングランド北部の炭坑町に暮らしている11歳の主人公。
ボクシング教室に通っているが今一つ乗り気じゃない。
そんな時、バレエ教室に惹かれ女子に混じって練習し夢中になっていく。
上達する主人公を先生はロンドンの名門、ロイヤル・バレエ学校に推薦する。
しかし費用が無いのと、父親の理解が無い。
さて、彼はバレエ学校をチャレンジするのか・・・!

ブリティッシュ映画って炭鉱絡みが多いですよね。そして比較的暗い・・・。
アイデアはとてもいいと思うし、よくまとまっているが面白みに欠ける。
最近の作品はビジュアル的にもストーリー展開も面白くなってきましたけどね。

この作品は、一言で言うと”元気になれる”作品ですね~。
しょっぱなから万華鏡みたいにきらびやかで楽しい雰囲気になれる。
主人公を演じたジェイミー・ベルの強い思いを示す表情がいい。
それにバレエものだけあってダンスで意思表示をする場面も印象的。
彼の踊りは見ていてちょっと滑稽に思うけど、
かえって伝わってくる。

俳優さんたちの演技は殆どが無表情に近い。ブリティッシュ映画らしい。
そんな中、先生の娘だけが何故か作品に全くそぐわない、
エロい話を主人公に持ちかける。
あれはどういう脚色なの?

最近はクマテツでお馴染の熊川哲也がアピールしているので、
バレエも一般人に浸透してきたし、
ダンスものと言ってもお父さんでも受け入れ易いハズ。

来週は3連休。
ガソリンも高くなってきたことだし、
親子で鑑賞するにはオススメです。