映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ツォツィ』。
製作国 : イギリス=南アフリカ 2005年
配給 : 日活
キャスト:プレスリー・チュエニヤハエ、ZOLA、テリー・ペート
社会の底辺で暴力に明け暮れてきた少年が、
生後間もない赤ん坊と出会ったことで人間性に目覚めてゆく姿を描く。
皆さんの考え方を変えた人物はいますか?
私は自由人の友人ですかね~。
随分内面のモチベーションの事を教えられましたね。
向こうは教えるつもりもなく、勝手気ままに話てるだけですが(笑)
さて今回は、いい映画って世界中にある、って作品です。
南アフリカで裕福な人間から暴力でお金を巻き上げている、
不良集団のリーダー主人公”ツォツィ”。
”ツォツィ”とは”不良”という意味。
彼らは本名と過去を封印し、家族も無く暮らしている。
ある強盗を犯した日、彼は乳飲み子と出会い、彼に変化が起きる!
一目見た感想は
「あ、『アキラ』や『幻魔大戦』に似てる。」だった。
日本アニメの大友克洋作品にカメラアングルや登場人物が似てた。
主人公の鋭い目つき。あれアニメの鋭さだ。凄い。
そして音楽。
いかにもアフリカっぽいノリだ。
”クワイト”という南アフリカ特有のホップミュージック。
ヒップホップ、R&B、レゲエ、ハウス・ミュージックのミックスらしい。
作品を盛り上げ、独特の地域性を出してる。かなりいい!
”クワイト”は”熱い”という意味。確かに熱い!
さすがに南アフリカは”レインボーネイション(虹の国)”。
音楽も多彩だ。
『アフリカン・ダンク』の音楽とはまた一味違う。
ストーリーもアフリカの現状を思い知らされる。
貧困・暴力・物取り・殺人・・・。
そして日本もこのままでは、
いや、近いうちに同じ状況になるんじゃないかな?
冷たく辛い環境だ。
特に主人公は刃物の様に冷たく、冷血で人を傷つける。
そんな主人公に温かい血を通わせたのが赤ちゃん。
ちょっと笑うおむつ取替えシーンなんかを体験して、
”生きる・人と関わる・命”って大事だと気づく。
顔つきが変わる。
ラストシーンは特に感動的。
さすがこの年のアカデミー外国語映画賞を受賞しただけの事はある。
俳優陣は日本でも余り馴染みがないかもしれないが、
実力のある人達ばかりで見応えがある。
シングルマザー役の女性が
「女性として美しいばかりか、聖母のような雰囲気を持ち合わせている」 と
大抜擢されただけあり作品にいいアクセントを付けている。
今年のアカデミー外国語映画賞で、
浅野忠信は逃してしまい残念だったね。
こういう作品が受賞するんだ。
R-15指定だが若者にこそ見て欲しい。
今回は『ツォツィ』。
製作国 : イギリス=南アフリカ 2005年
配給 : 日活
キャスト:プレスリー・チュエニヤハエ、ZOLA、テリー・ペート
社会の底辺で暴力に明け暮れてきた少年が、
生後間もない赤ん坊と出会ったことで人間性に目覚めてゆく姿を描く。
皆さんの考え方を変えた人物はいますか?
私は自由人の友人ですかね~。
随分内面のモチベーションの事を教えられましたね。
向こうは教えるつもりもなく、勝手気ままに話てるだけですが(笑)
さて今回は、いい映画って世界中にある、って作品です。
南アフリカで裕福な人間から暴力でお金を巻き上げている、
不良集団のリーダー主人公”ツォツィ”。
”ツォツィ”とは”不良”という意味。
彼らは本名と過去を封印し、家族も無く暮らしている。
ある強盗を犯した日、彼は乳飲み子と出会い、彼に変化が起きる!
一目見た感想は
「あ、『アキラ』や『幻魔大戦』に似てる。」だった。
日本アニメの大友克洋作品にカメラアングルや登場人物が似てた。
主人公の鋭い目つき。あれアニメの鋭さだ。凄い。
そして音楽。
いかにもアフリカっぽいノリだ。
”クワイト”という南アフリカ特有のホップミュージック。
ヒップホップ、R&B、レゲエ、ハウス・ミュージックのミックスらしい。
作品を盛り上げ、独特の地域性を出してる。かなりいい!
”クワイト”は”熱い”という意味。確かに熱い!
さすがに南アフリカは”レインボーネイション(虹の国)”。
音楽も多彩だ。
『アフリカン・ダンク』の音楽とはまた一味違う。
ストーリーもアフリカの現状を思い知らされる。
貧困・暴力・物取り・殺人・・・。
そして日本もこのままでは、
いや、近いうちに同じ状況になるんじゃないかな?
冷たく辛い環境だ。
特に主人公は刃物の様に冷たく、冷血で人を傷つける。
そんな主人公に温かい血を通わせたのが赤ちゃん。
ちょっと笑うおむつ取替えシーンなんかを体験して、
”生きる・人と関わる・命”って大事だと気づく。
顔つきが変わる。
ラストシーンは特に感動的。
さすがこの年のアカデミー外国語映画賞を受賞しただけの事はある。
俳優陣は日本でも余り馴染みがないかもしれないが、
実力のある人達ばかりで見応えがある。
シングルマザー役の女性が
「女性として美しいばかりか、聖母のような雰囲気を持ち合わせている」 と
大抜擢されただけあり作品にいいアクセントを付けている。
今年のアカデミー外国語映画賞で、
浅野忠信は逃してしまい残念だったね。
こういう作品が受賞するんだ。
R-15指定だが若者にこそ見て欲しい。