Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

デスゴジ雑感 その1

2007年11月08日 | 羽沢組的怪獣見聞録
デスゴジへのいろんな思い

 デスゴジは私が大好きなゴジラの一つです。
 映画の公開前には「ゴジラ死す!!」がキャッチとしてありましたから、単純に「死んじゃうのはやだなー」と思いました。おそらくもうゴジラ映画はないのかも…という不安からきていたのかも知れません。
 毎年、年末に新作を続けて見ていた事に当然の感覚でしたから、次からそれがなくなる寂しさはありました。ゴジラの死そのものを見たくない反面、ちゃんと見ておかなくちゃという気持ちもありました。

 昔、学生時代に『宇宙戦艦ヤマト』が大好きでしたので、『さらば宇宙戦艦ヤマト』を見に行く前の心境に近かったと思います。(どちらもその後、新作は作られていきましたけど…。)
 またこのゴジラの平成VSシリーズ公開時には、多くのゴジラ(東宝怪獣)商品が毎年たくさん発売されてコレクターとしては大変な時期でもありました。私は特にソフビやフィギュアを集めていたので、チェックは欠かせません。バンダイ系列だけでも一つのゴジラ(デスゴジ)に最多と言えるバリエーションのソフビが発売されています。そういうコレクター心の複雑な心境も当時はありました。
 ですからいろんな思いを持って『ゴジラVSデストロイア』を見に行った記憶があります。

 ゴジラのラストは悲しいと言うより、なんだかせつなかったですね。ラストシーンで復活するゴジラ(おそらくジュニア!?)を見て思ったのは、確かに劇中で今回ゴジラは死んだけど、キャラクターとしての存在は生き続けるというメッセージなのだろうと解釈したので寂しさはあるけど悲しくはなかった記憶があります。
 公開後、多くの人達が何年後かに復活して成獣となったジュニアがゴジラとして登場する新作を頭に描いていたと思われます。「あり」だとは思いましたが、新鮮味としてどうだろう?…とは思いました。結局3年後の新作はそれではなかったのですが、ゴジラファンにとってはいろいろ思い巡らすことのできた3年間だったと思います。(でもその間はモスラシリーズがありましたので、年末の寂しさは解消できましたけどね。)

 とにかくいろんな思いがたくさんあったゴジラです。
 もちろん当時は何年後かに自分がソフビでデスゴジを作るなんて思ってもいませんでした。
 昨年からデスゴジのソフビを作ってきたのですが、実際に自分の手で形にしてからはよりデスゴジが好きになった事は確かです。

?弊社初のデスゴジ。左「スタンダードカラー」(完売)、右「バーニングレッド」(完売)
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