Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ゴジラの舞台 その5

2007年05月26日 | 代表羽沢のG雑感
新宿編 Part.2

 先日も書きましたが、新宿はゴジラ映画の舞台では印象に残る場面が多くあります。
 ふと思ったのが、ほとんどが西口側です。これはもう高層ビルが多いためだと思われます。絵的にその方が「壊しがい」があるから迫力が出るためなのでしょう。なかなか東口側を思いっきり壊してはくれません(別に私は街の破壊願望がある訳ではありませんが…)。ちょっと理由を考えて見ました。
 東口にはスタジオアルタや伊勢丹デパート等それなりの見た目が有名な建物はあるのですが、高さを考えると壊しても迫力がイマイチなのかも知れません。それに東口は西口に比べて非常に建物が密集して、怪獣の通り道としては歩きずらいし、カメラ位置もかなり考えないと物理的に無理が多くなります。またこの辺は広いスペースがなかなかないので、怪獣同士のバトルをするには駅一つ分の新宿御苑まで足を伸ばさなければなりません。そうなると絵的には物足りない感じになります。
 またこちら側には飲食・風俗の繁華街としては有名な歌舞伎町があり、もしここで怪獣が出現したら逃げる人達の中に、たくさんの風俗嬢やホスト、ヤ印のご職業の怖いお兄さん方、そしてヒゲ剃りあとがわかるおネエ様方が「どんだけ~!!」っていなくては不自然になります。夜だったらなおさらです。だから子供も見る映画としてはやっぱダメな訳です(たぶん)。これって考え過ぎ!? でもちょっと彼等のような人達ばかりが逃げるようなシーンも見たいかも。
 そう考えると新宿東口側は怪獣映画にはかなり不向きなのかも知れません。逆に西口側は壊しがいがあるのにね。駅と線路を挟んだだけなのに正反対の一面を持つ不思議な街です。おじさんになった私でも根本は田舎者なので「やっぱり都会はわかんねえや」と改めて実感します。
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