Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

横浜決戦バージョンのこだわり その2

2008年04月23日 | 新作商品情報
●イメージする劇中の「黒」と「金色」

 昨日今回の「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」のモチーフになった、劇中での横浜を舞台にしたシーンが、主に「黒」と「金色」を感じさせると言う事を書きました。
 今日はその「黒」と「金色」の対比となって表現されているシーンのいくつかをあげてみます。
 横浜での戦いのシーン全体は夜です。特に映像的には真っ暗な空として描かれています。ダークグレー(と思われる)ゴジラのボディも照明演出のためでしょうか、漆黒に見える時が多く感じられます。
 これらの「黒」がベースとなり、部分部分で「金色」の表現がなされているのです。
 まずはギドラに噛まれるゴジラ。噛まれた部分がまるで電気が走ったように金色に発光して見えます。
 ギドラをかばってゴジラの熱線放射をくらい、とどめをさされるモスラが最後にまた熱線を浴び、全身金色の光の粒子となって拡散していきます。その輝きが真っ黒のゴジラに反射。
 さらにそのモスラの光の粒子はギドラへ。
 千年竜王(キングギドラ)となったギドラとゴジラの海中での戦い。再びギドラに噛まれるシーンがあり、ここでもその部分は発光します。
 一度は倒されるものの、石によって再び立ち向かうギドラは、全身を今までで一番輝くように金色に発光させます。その照り返しがゴジラにも映っています。さらにギドラから発する金色の光線でゴジラはダメージを受け、体中に金色の稲妻が走ったような描かれ方をしています。
 そして戦いのラスト、光線を浴びたゴジラの背びれはそれまで白く発光していたのに、この時ばかりは金色に発光し、熱線を放射。敗れたギドラは光の粒子(バラゴン、モスラ、ギドラのイメージを表現)となって、まるで乗り移るようにゴジラへ。
 今回の「横浜激戦バージョン」は、こうしてこれら全体の「黒」と「金色」にイメージされる横浜でのゴジラをシチュエーションとして配色表現しようと考えたのです。

(2009.6.5更新)
「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
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