Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

横浜激戦バージョンのこだわり その3

2008年04月24日 | 新作商品情報
●クリアブラックに金色のラメ入り!!

?大小の金色のラメが入っているのがわかるかな!?

 基本ベースを「黒」として「金色」を配色する事にした「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」ですが、真っ先に考えたのが黒のクリア成型に金のラメを入れる事です。
 以前バンダイでもブラッククリア成型でラメが混入しているGMKゴジラのバージョンがありました。おそらくは弊社が今回考えたように、横浜でのシーンをイメージして企画されたものだとは思いますが、もちろんコンセプトは近くても表現方法は同じにはなりません。ですからパッと見は近いものになるかもしれませんが、弊社は弊社としてのアプローチをすべく特に意識はしないようにしました。
 もう一つの案として、クリア成型の内部に金のモールを入れるという事も考えてはいました。実際サンプル成型の段階で試しては見ましたが、実際はっきり黒を意識させる成型のブラッククリアでは透明感が少なく、中のモールはほとんど見えません。モールを見せるには透明度をあげる…つまり色としての「黒」を落とさなければなりません。そうなると全体のカラーが黒というよりは、ダークグレーと言えるものになってしまうのです。しかもかえって逆に金のラメが邪魔になるほどです。
 劇中シーンを考えると、光の粒子の輝きを浴びるゴジラのイメージは消したくありませんし、ですから金のラメ入りは妥協したくはないのです。
 結局全体イメージの「黒」を生かすべくモールはやめました。「黒」のイメージはどうしても消せません。そして全身に金色を浴びているイメージをよりカッコよく見せるために、いつもとラメを変えたのです。これまで何度か弊社のゴジラではラメ入りゴジラを販売してきましたが、それらのイメージに合わせてラメの大きさを統一してきました。基本的には粒の大きいものを避け、細かいタイプを使用しています。弊社のゴジラは他社さんのレトロソフビに比べれば小さいし、比較的凹凸も細かい造型のためです。しかし今回はあえて大小のラメを均等に混合し、全身にラメを施して強調する事にしました。明るい色の成型色でしたら大小のラメは逆効果になっていたでしょう。
 こうしてダークグレーに見えない程度の「黒」のクリア、そして大小のラメが決定したのです。

(2009.6.5更新)
「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
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