Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その256

2011年08月31日 | 制作裏話


Part.3 イメージカラーとしても

 茶色を基本として配色を決めた「モスゴジ 倉田浜出現バージョン」。モスゴジは茶色系とイメージされた方もいらっしゃいました。



■茶色く見えるシーンはたくさんあります
 この「モスゴジ」のカラーバリエーションを発売する(した)際に、これまで何度も「こだわり」や「裏話」で書いてきましたが、以前多くの方々に「モスゴジと聞いてイメージする色は?」と聞かせていただき、ご意見をいただきました。
 その中で「茶色系」と答えていただいた方もいらっしゃいます。モスゴジは劇中ではとにかくいろいろな展開のあるゴジラです。成虫モスラ戦や防衛隊との各激戦シーン、モスラ幼虫戦等、地面に倒れ込んだり穴に落ちたり、転んだりと動きの多いゴジラです。
 当然土まみれ、埃まみれのシーンが多々あるのですから、モスゴジのイメージが茶色であるというのは不自然ではありませんし、実際映像で確認しても茶色系のゴジラであると言われても不思議ではありません。ですから茶色系とおっしゃるご意見にも納得です。
 そして最も茶色系を印象づけるのが出現シーンでもあると思うのです。

 今の所「ブラウンバージョン」というものは考えておりません。でも出現シーンにこだわった配色のものではありますが、茶色系とイメージされている方にも納得していただければ嬉しいなぁという気持ちでも作った商品でした。

 この「倉田浜出現バージョン」を作ってみて、他のカラーバリエーションの「モスゴジ」にも足下や尻尾等にツヤ消しのライトブラウンを軽く吹いてより劇中の雰囲気にしてみたい気持ちが生まれました。商品にはしませんが(笑)、個人的にいつか試してみたいと思います。
 その方がモスゴジのやんちゃぶりがよりアップする気がするのは私だけでしょうか!?