Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その246

2011年08月02日 | 制作裏話


Part.1 企画

 今日から昨年9月に発売を開始した「GMKゴジラ クライマックスバージョン」「GMKゴジラ 熱線ダメージバージョン」の制作裏話を書きます。どちらも現在発売中ですので(のこりあとわずか)、ご希望の方はぜひお求め下さい。
 今日は「クライマックスバージョン」について。




■企画から3年……ようやく商品化
 弊社の「GMKゴジラ」を最初に発売したのが2007年8月。その時に企画していたカラーリングのアイディアは5つです。第一弾カラーとなったオーソドックスな「ブラックバージョン」と、4つの劇中シチュエーションカラーでした。
 4つのシチュエーションカラーは、劇中でのゴジラの代表的なシーンをモチーフにして企画したもので、バラゴンとの戦いの際の「箱根決戦バージョン」、インパクトの強かった熱線放射攻撃をしているシーンの「熱線放射バージョン」、夜の横浜でのモスラやギドラとの戦いのシーンの「横浜激戦バージョン」、そしてこの「クライマックスバージョン」です。
 最初の3つのシチュエーションカラーは、それぞれある程度の間隔を空けて発売させていただき(いずれも完売)、ようやくこの4つめとなる「クライマックスバージョン」を2010年に発売したものです。

 この「クライマックスバージョン」は、その名の通り劇中での千年竜王と化したキングギドラとの海中、海上での最後の戦いのシーンをイメージしたものです。3年越しの企画でしたから、配色を検討している時はようやく形にする事ができるという嬉しさでいっぱいでした。
 成型色にクリアパープルを初めて使ってみよう、ゴジラの塗装にガンメタブラック(メタリックブラック)を最初に使うのはこの「クライマックスバージョン」にしようとずっと思っていたので、それも含めて制作が楽しみな商品でした。

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