Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「怪獣人生」出版記念パーティー

2010年09月07日 | ニュース


中島春雄氏自伝「怪獣人生」
出版記念パーティー開催



▲会場内が満員電車状態(笑)のため遠くからでしたのでこんな写真ですみません。

 ゴジラの初代スーツアクター「Mr.ゴジラ」こと中島春雄氏の自伝「怪獣人生」の発売のお知らせを以前お伝えしましたが(7月10日の記事を参照)、それを記念したパーティーが8月28日に開かれました。

 このパーティーでは、東宝作品をはじめとする各映画・テレビ作品で中島氏と一緒にお仕事をされたスタッフ、俳優の皆様、映像の世界で後輩にあたる監督やクリエーターの方々、特撮書籍のライターの方々、一部ファンの方々、出版関係者の皆様とたくさんの方がお見えでした。
 関係の深い方々のスピーチ、氏の出演作品を短くまとめた映像上映、貴重品の展示、景品プレゼント(弊社も少しだけ協力)等あっと言う間の2時間でした。
 常に中島氏のまわりには多くの人達が尊敬のまなざしで並び、特撮ファンの方はもちろんですが、映画関係者の方々や一緒にお仕事された方、後輩の皆さんも中島氏の大ファンである事が良くわかります。改めて氏の功績の偉大さを感じ、お目にかかれた喜びを感じずにはいられません。
 スピーチ以外の時間ではずっとサインを求める方や挨拶される方が絶えず氏の側にいらっしゃったので、私は終了直後にようやく挨拶させていただき、笑顔で握手していただきました。ありがとうございました。
 80才を過ぎてもまだまだお元気な中島氏。僭越ながらこれからも機会がありましたら我々ファンの前でご健在ぶりを見せていただきたく思います。Mr.ゴジラは不滅です!!

 また、多くの映画関係者の方々がお見えの中、ゴジラ作品関係者では富山省吾プロデューサー、中野昭慶監督、手塚昌明監督、造形の安丸信行氏、造形の若狭新一氏、造形の品田冬樹氏、女優・小林夕岐子さん、ひし美ゆり子さんら他にも多くの方がいらっしゃってました。
 会場が人でいっぱいでしたので、ゴジラ映画の関係者の方々全てに挨拶させていただくのは無理でしたが、何人か初めて挨拶させていただくこともできたので、個人的にはとても嬉しい一日でした。

 富山プロデューサーのスピーチによると、現在制作中のアメリカ版の3Dゴジラ(2012年or2013年公開?)は期待して良い出来なのだそうです。その後に挨拶がてら個人的にお話させていただいたのですが、日本版のゴジラはまだ動いていないそうです。富山プロデューサーが東宝映画から日本アカデミー賞協会に移られた事もありますが、3Dゴジラが好評の際はシリーズ化もあり得るとの事で、そうなると日本版はその後に動く事になるかもとの事でした。
 本音を言えばオールCGの3Dも良いのですが、着ぐるみ使用でのメイドインジャパンのゴジラが早く見たいものです。あきらめずに待ちましょう!


▲貴重な資料もいくつか展示されていました。こちらは中島氏所有の台本です。


▲初期ゴジラ造形の利光貞三氏の制作原型を開米栄三氏と開米敏雄氏が型取りし、造形家・原口智生氏がディテールを加えて完成させた「最後の利光ゴジラ」。迫力満点です。

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