Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「特撮のDNA」展レポート

2020年01月21日 | ニュース




「特撮のDNA」展開催中!!
レポート記事配信中!!


 現在、東京大田区蒲田で開催中の「特撮のDNA 平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」は、タイトルにあるように、平成ガメラや大映特撮にスポットを当て、たくさんの劇中で使用されたプロップや資料を展示しております。
 いつもはゴジラ な羽沢組ですが、忘れた頃に(?)ガメラな羽沢組になってたまにお仕事をさせていただいております。
 今回はその「特撮のDNA」展の模様を電撃ホビーWEBとして取材してまいりました。
 どんな内容か、気になる方、まだ行かれていない方はぜひご覧いただき、会場に足を運ばれてみてはいかがでしようか。

●電撃ホビーウェブ
“平成ガメラ三部作”と“大映特撮”がテーマ!「特撮のDNA」展、1月26日まで東京・蒲田で絶賛開催中!!

 また、1月10日に開催された「特撮のDNA」展の開催記念のトークイベントも取材してきました。脚本家・伊藤和典さんとKADOKAWA副社長の井上伸一郎さんの濃過ぎるぐらいのガメラトークです。こちらのレポートもご覧ください。

●電撃ホビーウェブ
平成ガメラシリーズ、誕生の秘密に迫る!「特撮のDNA」展開催記念スペシャルトークライブ!!

 展示会場には、作品ごとにたくさんのプロップが展示されて圧巻の一言なのですが、上記レポートにもたくさんの写真でそれらを紹介しています。でもそれもほんの一部。まだ開催中ですので、レポートに掲載していないものはぜひ会場でご覧ください。
 ここではレポート掲載以外の別アングルの4種のガメラスーツ写真を紹介します。


▲『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年)


▲『ガメラ2 レギオン襲来』(1996年)


▲『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1999年)


▲『小さき勇者たち~ガメラ~』(2006年)

 個人的にはとにかく懐かしい! の一言でした。
 「平成ガメラパーフェクション」の編集していた頃を思い出しました。あの時はたくさんのプロップたちと出会えて撮影したりしてましたので、所持されていた方にお見せいただいたり、何度か角川大映スタジオに通い、倉庫のどの位置に何がしまってあるか暗記したぐらいです(笑)。なので「久しぶり !」という感じでした。
 ゴジラや東宝作品はわりとイベントも多く、たくさんの方がプロップを目にされることはあると思うのですが、ガメラでこれほどプロップが揃って見られる機会はそうないかもしれません。パーフェクションに掲載できなかった私が初めて見たものもありましたし。ですので「見られるうちに見ておいた方がいいよ」とお勧めさせていただきます。
 他にも個人的に嬉しいのは『大魔神』関係ですね。ほとんど初めて見せていただいたので感動しました。

 「特撮のDNA」展は、1月26日まで開催中です。
 詳細は公式サイトをご覧ください。

「円谷英二ミュージアム特別映像 夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」発売

2019年12月02日 | ニュース




「円谷英二ミュージアム特別映像
夢の挑戦
~ゴジラ須賀川に現る~」
絶賛発売中!!


 11月30日、書籍「円谷英二ミュージアム特別映像 夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」が発売されました。福島県須賀川市にある円谷英二ミュージアムでしか観られない、初代ゴジラが登場する特別映像を紹介した1冊です。いくつか見どころを紹介します。



 以前にもお知らせしましたが、この『夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~』は今年1月にオープンした円谷英二ミュージアム内で観られるもので、東宝スタジオに大掛かりなミニチュアセットを組んでゴジラスーツ(着ぐるみ)を使用しての撮影は、『ゴジラ FINAL WARS』以来と言えるでしょう。
 メインスタッフの皆さんも平成ゴジラ映画で活躍されたプロフェッショナルの方々ばかりですし、現場で取材させていただきその職人ぶりの凄さ、阿吽の呼吸で進められるお仕事ぶりに感嘆するばかりでした。
 デジタルの進歩によるVFXが当たり前になってきた近年、古くは初期のゴジラ映画から受け継がれてきた、ミニチュアセットでのスーツアクションでの撮影をあえて今また挑戦しようというみなさんの心意気には感動です。

 レポートは、月刊ホビージャパン2018年12月号、2019年1、2月号と、3ヶ月にわたって詳細を掲載してきましたが、それらに大幅に詳細をプラスしてたくさんの独占記事で構成しています。
 映像をご覧になった方も、まだ観ていない方もぜひご覧いただき、特撮の面白さを感じていただければ嬉しく思います。

【見どころ1】
 映像内で見られる名場面や、撮影現場で撮った写真を中心に、現代に蘇った初代ゴジラスーツのカッコよさをたっぷり掲載。ほとんどが初出しの写真です。初代ゴジラといえばモノクロのイメージですが、カラーで見られること自体新鮮です。

【見どころ2】
 また、映像製作に関わられたスタッフの皆さんのお名前のリストも公式オフィシャルとしては本邦初公開となります。平成ゴジラに関わられた方々のお名前も多いので確認されてください。

【見どころ3】
 ゴジラスーツを使用してのミニチュア特撮に挑戦されたメインスタッフの方々にインタビュー。
 演出の鈴木健二さん、美術の三池敏夫さん、撮影の桜井景一さん、造型監修の酒井ゆうじさん、ゴジラスーツアクターの齊藤謙也さん、画コンテの西川伸司さん、郡眞剛プロデューサー、操演の上松盛明さん、ゴジラスーツ製作の上野肇さん、照明の伊藤保さん、特効の岩田安司さん、そしてミュージアムを運営している市役所の担当者の皆様にお話をたっぷりお聞きしました。

【見どころ4】
 ゴジラの造形ファンにとっては最も気になるところかと思いますが、撮影に使用した初代ゴジラスーツがどのようにして作られたのか。
 関係者の皆様に多大なご協力をいただいて、原型製作からスーツの完成、撮影に至るまでを写真や解説を交えて順を追って詳細に明らかにしました。こうやってゴジラのスーツが作られていく……その過程を見ていただくことでさらに初代ゴジラが好きになってくれると嬉しいです。
 それらの流れは、実際にフィギュアを作られている方々にとって、怪獣造形の参考にもなると思います。

【見どころ5】
 撮影現場でのメイキングもたっぷり紹介。載せ切れないほどの写真を撮影現場で二人がかりでたくさん撮影したのですが、その中から厳選に厳選を重ねて、ミニチュアセット、カメラワーク、特効、操演、スーツアクション、メカニック、エキストラ撮影など、ジャンルに分けて掲載しました。掲載する写真を選ぶだけでもかなりの日数を要したぐらいです。
 VFXが主流になっている現在では、スーツ使用のミニチュア特撮はゴジラの映像製作では、おそらく今後ないかもしれません。
 どうやって特撮が撮られたのか、それぞれのお仕事がどのようにして行われているのか、特撮ビギナーの読者にもわかりやすくしたつもりです。円谷監督の時代から受け継がれたプロの職人方々、クリエーターの方々のお仕事の様子を知ってもらえれば幸いです。
 本作に登場した、平成ゴジラでお馴染みの各メーサー部隊のリニューアルの様子も!

【見どころ6】
 本作では台本がないんです。画コンテが展開の柱となっています。
 その西川伸司さんの描かれた画コンテも決定稿、準備稿のどちらも掲載。映像をご覧になったことがある方はぜひ各シーンを確認されてください。

【見どころ7】
 昨年と今年の「ゴジラ・フェス」で開催された初代ゴジラのハイタッチ会に登場した時の様子もしっかりレポートしてます。
 それぞれ違うスーツだったんです。知ってました?

【見どころ8】
 現在円谷英二ミュージアムに展示中の実際に映像で使用された撮影用スーツ、イベントに登場した展示用ゴジラ、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のPRやプロ野球の始球式などに登場したグリーティング用スーツと、現在東宝には3つの初代ゴジラが存在しています。
 その3つ、それぞれを特写でドーンと掲載。その作られた経緯の違いもしっかり取材を重ねてお伝えしています。

【見どころ9】
 円谷英二ミュージアムの特別映像ということで、円谷監督にまつわる記事も多数掲載。
 1954の第一作『ゴジラ』、ゴジラと円谷監督、円谷イズムを受け継いだ歴代の監督さんや特撮監督の皆さんの紹介、ミュージアムの紹介と多彩に構成しました。
 これからミュージアムを訪れる方々にとってもガイドブックにもなるかと思います。

【見どころのおまけ】
 カバーの裏表紙の鉄塔とゴジラの写真。実は撮られたのは三池敏夫さんです。
 この写真、ひと目見てすぐに「裏表紙に使いたい!」って思っちゃったのです。かっこいいので個人的なお気に入りなのでした(笑)。


 撮影現場での様子や映像スタッフの皆さんとお話しさせていただいたりして感じたのは、大変な作業でも皆さんがとても充実して楽しそうにお仕事されている様子でした。郡プロデューサーをはじめ、実現、完成まで、大変な労力だったと思います。そんな中、無事完成してたくさんの人たちが目にされることができたのは、タイトル通り関係者の方々の「夢の挑戦」なのだと思います。これこそまさに円谷イズムなのかと思います。
 そして短編映像にも関わらず、こうして一冊にまとめられたのは、その「夢の挑戦」を受け取ったホビージャパンさんの心意気があったからです。

 本書の編集にあたって、私の方からは関係各所の皆様に数え切れないほど、記事として「あれがしたい」「これがしたい」「これの許諾をお願い」とたくさんわがままをお願いしました。
 写真や資料提供など、スタッフの皆さんにもたくさんご協力をいただきました。特に校了直前まで東宝担当者の方々、東宝映像美術の方々にはご尽力いただきました。
 この場をお借りして皆様には厚く御礼申し上げます。

 あくまで個人的に思うことですが、VFXの素晴らしさやCGによるハイクオリティのリアルなゴジラも大好きですが、スーツ使用のミニチュア特撮も決してなくならないで欲しいと思うし、これからも大好きでいられるジャンルだと思っております。
 少しでもミニュア特撮の良さや面白さを感じていだだき、次世代につながっていけば嬉しく思います。

「円谷英二ミュージアム特別映像 夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」
発行/株式会社ホビージャパン
定価/本体2800円+税
絶賛発売中!!

http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b480841.html

TM &(C)TOHO CO., LTD.

 

『ゴジラvsメカゴジラ』ジオラマセット~アドノア島の戦い~

2019年11月19日 | ニュース




『ゴジラvsメカゴジラ』
ジオラマセット
~アドノア島の戦い~


 今日はデアゴスティーニ・ジャパンさんで注文受付が開始された「『ゴジラvsメカゴジラ』ジオラマセット~アドノア島の戦い~」の紹介です。



 『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)のゴジラとラドンの戦いをイメージして作られたジオラマのセットが発売されます。
 現在、デアゴスティーニ・ジャパンさんのサイトからお申し込みができます。お届けは来年5月からだそうです。

 ゴジラ、ラドン、ジオラマベース、ヘビーゴジラの卵、メタルプレートのセットなのですが、弊社はメタルプレートのデザインを担当させていただきました。
 実は、事前にとういう商品か大まかにしかわからず、商品の現物や写真を見せていただけていなかった状態でのデザインでしたので、どういう感じになるのかちょっと不安だったのです。実際に把握したのは告知がネットやSNSで上記画像が解禁になった後でした。
 これ見て「あ、プレートはいい感じになったかな」と手前味噌な感じに思っております。
 ちょっと高額ですが、よろしければお求めくださいませ。

『ゴジラvsメカゴジラ』ジオラマセット~アドノア島の戦い~
●サイズ/約幅300x奥行155x高さ195㎜
●材質/ポリストーン
●原型/松本健一
●監修/ドリーム・プラネット・ジャパン、/桜井景一
●中国製
●価格/本体 40,000 円+税
●詳細・ご注文/
https://deagostini.jp/select/detail.php?id=17177
●申込締切日/2020年1月17日(金)
TM &(C)TOHO CO., LTD.

『ゴジラvsビオランテ』30周年記念ロビーカードセット

2019年11月18日 | ニュース




『ゴジラvsビオランテ』30周年記念
ロビーカードセット

 ドリーム・プラネット・ジャパンさんから『ゴジラvsビオランテ』の公開から30年を記念した商品が発売されました。特製ロビーカード3枚の入ったクリアファイルセットが2種類、現在発売中です。

 劇中スチール写真が、公開当時のロビーカードデザインになって3枚1組、「Aセット」と「Bセット」になってそれぞれ発売されました。それぞれには昭和の頃に作られたゴジラ作品などで多く見られた、東宝映画のロビーカード風のクリアファイルがついています。
 ファイルにお好きなロビーカードを入れて楽しめる商品になっています。

Aセット



『ゴジラvsビオランテ』30周年記念ロビーカードセットA
●A4サイズロビーカード3枚+特製クリアファイル
●定価/1000円(税込)
●発売/ドリーム・プラネット・ジャパン
●お求めはこちら/https://dreamplanetjapan.stores.jp/items/5dc90809c6aeea250b9c08e9

TM &(C)TOHO CO., LTD.


Bセット



『ゴジラvsビオランテ』30周年記念ロビーカードセットB
●A4サイズロビーカード3枚+特製クリアファイル
●定価/1000円(税込)
●発売/ドリーム・プラネット・ジャパン
●お求めはこちら/https://dreamplanetjapan.stores.jp/items/5dca344ab9de651b3406ab8b

TM &(C)TOHO CO., LTD.


 『ゴジラvsビオランテ』(1989年)の公開当時に作られたロビーカードというのは、大きさがほぼB4サイズなんです。写真は全部で8種類あり、公開の宣伝などのために作られて劇場などで展示されました。これらは現在発売中の書籍「ゴジラvsビオランテ コンプリーション」に掲載されていますので宜しければそちらもご覧ください。

 弊社では、今回の商品の使用写真の候補選択、商品のデザインとデータ作成などを担当させていただきました。
 商品に使用されている計6枚の写真は、もちろん当時と同じものをあえて避けています。
 そしてクリアファイルに入れるためにA4サイズになったわけですが、写真の下部分はB4だったものをA4になるように、当時のロビーカードのデザインを踏襲しています。トータルでそのまま同比率になるように6枚ともデザインしました。

 実は細かいクレジットなどの文字部分にはかなり時間がかかりました。
 当時のロビーカードは、文字部分は写植で作られたデザインです。現在はデジタルフォントですので、100%同じようにというのはかなり難しいものです。可能な限り近い書体、同じ書体を探して、大きさの比率(専門用語で級数と言います)や、ひとつひとつの文字詰め具合も当時のものに可能な限り近くなるように調整しました。一文字一文字0.1ミリ単位での調整なんです(苦笑)。
 あまり気にならないとは思いので、その辺のことよりお手に取られたら楽しんでいただければそれに越したことはありません。

 クリアファイルは、カードを入れたときに作品ロゴが見える位置になるようにデザインしました。

 お求めはドリーム・プラネット・ジャパンのサイトでお願いします。
 楽しんでいただければ幸いです。


書籍「夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」

2019年11月17日 | ニュース




書籍「円谷英二ミュージアム特別映像
夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」


 11月30日、書籍「円谷ミュージアム特別映像 夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」が発売されます。円谷英二ミュージアムでしか見られない、初代ゴジラが登場するこの映像を取り上げた一冊です。ぜこお求めいただきご覧ください。

 
▲11月3日、東京池袋で開催された「ゴジラ誕生祭2019」の劇場スクリーンで初公開された表紙ビジュアル。

 今年1月に福島県須賀川市に「円谷英二ミュージアム」がオープンしました。
 皆さんご存知、ゴジラ映画の初代特技監督であり、特撮の神様と言われた円谷英二監督の功績を顕彰し、様々な展示の観賞や体験ができる特撮ファン必見の施設です。

 そして、このミュージアムのオープンにあたって、館内でしか見られない特別映像が作られました。
 題して『円谷ミュージアム特別映像 夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~』。
 突如、須賀川市に現れたゴジラは市内を蹂躙して進撃を続けます。架空の街では、平成ゴジラシリーズの名脇役として活躍したメーサー部隊との激しい攻防戦が繰り広げられます。
 製作スタッフは、平成のゴジラシリーズに関わられたベテランの皆さん。VFXが珍しくなくなった昨今の特撮映像ですが、ゴジラはGCではなくスーツ(着ぐるみ)で、セットもミニチュアで組まれた、円谷監督の時代から受け継がれる特撮の撮影方法で作られました。
 登場するゴジラスーツは、このために作られた初代ゴジラ!! 現代に蘇ったのです。
 映像は、撮影風景やスタッフインタビュー、そして特撮映像と合わせて15分弱の短編ではありますが、見応え十分ですし、ゴジラファンであれば一度は見ておきたい映像と言えます。

 ここのところこのブログの更新が滞っていたのは、この本の取材、編集、執筆、デザイン等に集中していたためです(すみません)。
 昨年夏からずっと取材を続けて、昨年末から今年の初めまで月刊ホビージャパンでも3ヶ月にわたってレポートをお届けしてきましたが、ようやく詳細をまとめて1冊にすることができました。
 撮影メイキング、初代ゴジラ スーツができるまでの詳細、スタッフインタビューなど多彩に紹介しています。

 発売近くになりましたら、さらに詳しい情報をお知らせいたします。ぜひお求めください。

書籍「円谷ミュージアム特別映像 夢の挑戦 ~ゴジラ須賀川に現る~」
●発売日/2019年11月30日
●定価/本体2800円+税
●発行/株式会社ホビージャパン

※映像はつきません。誤解のないように!
http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b480841.html

 予告編の映像は、円谷英二ミュージアムのホームページで見られます。
https://s-tette.jp/museum/005292.html

TM &(C)TOHO CO., LTD.

デストロイア、スーパーXIIIクリアファイル

2019年10月14日 | ニュース




「デストロイア」クリアファイル
「スーパーXIII」クリアファイル


 ドリーム・プラネット・ジャパンさんの新商品。デストロイアとスーパーXIIIのクリアファイルが新発売です。

デストロイア


スーパーXIII


 先日のスーパーフェスティバルの羽沢組ブースで新発売したクリアファイルです。
 どちらも「ゴジラvsデストロイア」(95年)関連の商品となります。
 羽沢組でデザインとデータ作成を担当させていただきました。

 デストロイアはデザインワークスとして作品に参加された吉田穰さんの描かれたデザイン画が表で、裏が図解図になっております。
 スーバーXIIIの表は、西川伸司さんの描かれた決定稿のデザイン画です。こちらも裏が図解図です。
 どちらもこれらのデザイン画についての詳細は、発売中の「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」でしっかり取材して書いてますのでこちらもご覧くださいませ。

 どちらの商品も現在、ドリーム・プラネット・ジャパンさんの通販コーナーで発売中です。ご希望の方はそちらでお求めください。
デストロイア
スーパーXIII

TM &(C)TOHO CO., LTD.

ホビージャパン9,10,11月号

2019年10月13日 | ニュース




ホビージャパン9,10,11月号



 ホビージャパン9,10,11月号での弊社のデザイン担当ページです。

9月号
・超合金の魂「マジンガーZ&グレートマジンガー」ほか

10月号
・ゴジラ2019ジオラマ「王の覚醒」
・UA Monstersゴジラ2019
・超合金の魂「ゲッターロボ」ほか

11月号
・ACKS「3式機龍」
・超合金の魂「アイアンリーガー」「ゲッターロボ」ほか


 ゴジラファンにぜひご覧いただきたいのは、10月号の「王の覚醒」ジオラマ。大ベテランの“情景王”山田卓司さんによる『ゴジラ KOM』のバーニング状態の迫力あるゴジラです。ファンの皆さんには要チェックものです!!

平成大特撮1989-2019

2019年07月11日 | ニュース


平成大特撮1989-2019



 洋泉社さんから発売された「平成大特撮1989-2019」を紹介します。
 平成時代に作られたたくさんの数の特撮作品を網羅して、レビューや関係者の方々の対談などを掲載しています。作品数が多いだけに文字量がハンパないですね。読み応えたっぷりの一冊です。

 献本をいただいたのですが(感謝です)、まずはボリュームに圧倒されました。
 「特撮の本を作る」という点では、私も立場はよくわかるつもりですので、掲載作品数はもちろんですが、執筆者さんたちの数も多いことから、編集、進行、校正、校閲が大変だったろうなぁと、つい作り手の立場で思っちゃいました。それほどの掲載量ですから、お好きな特撮作品が多い方には楽しめる一冊かと思います。
 思えば、平成一括りと言っても30年近くの期間ですから、ページをめくりながら「これ観ていた時の自分はこうだったなぁ」「これの時はこうだったなぁ」とそれぞれ時期の自分を思い出したりしちゃいました。そんな一冊です。

ホビージャパン8月号

2019年07月05日 | ニュース




ホビージャパン8月号



 現在発売中のホビージャパン8月号での弊社のデザイン担当ページです。

・超合金の魂(ガミラス航宙装甲艦、マジンガーZ、ゴッドマーズほか)
・ディオラマ「立ち上がれ、機龍!」
・ディオラマ「頂上決戦」

 「立ち上がれ、機龍!」は怪獣ディオラマでは定評のある角田勝成さんによる3式機龍プラモを使用したかっこいいシーンを、「頂上決戦」は大ベテランの“情景王”山田卓司さんによる『ゴジラ KOM』のゴジラとギドラのド迫力の決戦シーンを再現しています。ゴジラファンの皆さんには要チェックものです!!

 小さくなってしまいましたが『ゴジラ キングオブモンスータズ』のブルーカーペットイベントのレポート記事も書きました。



ホビージャパン7月号

2019年06月26日 | ニュース


ホビージャパン7月号

 すでに8月号が発売になっておりますが、またいつものように事後報告ですみません。
 ホビージャパン7月号での羽沢組が担当したデザインページ報告です。

・「超合金の魂」(ダイラガーXV)
・「河森正治さんインタビュー」

 ご覧なられる方はぜひご覧ください。
 8月号ではゴジラファンに喜んでいただけるページがたっぷりとあります。紹介はいずれまた。




王が目醒める。

2019年05月28日 | ニュース


ゴジラブルーカーペットイベント



 昨日5月27日、新宿歌舞伎町のゴジラロードで、31日公開の『ゴジラ キングオブモンスターズ』のゴジラブルーカーペットイベントが行われました。
 出演された渡辺謙さん、チャン・ツィイーさん、マイケル・ドハティ監督、脚本・プロデューサーのザック・シールズ氏、さらに日本語吹替えキャストの芦田愛菜さん、木村佳乃さん、田中圭さんらがゴジラの熱線をイメージしたゴジラの身長に近い120mのブルーカーペットを歩かれました。
 内容についてはすでに多くのネットニュースでレポートされてますし、今日は各局のテレビのニュースなどでも流れるはずですのでそちらでご確認を!

 今回も取材に行かせていただきました。
 取材箇所からの写真やレポートは次号のホビージャパンでご覧ください。

 私的感想を少し。
 プレスやムービーなどマスコミの前で、どんな画を望んでいるかすぐに察知し対応される渡辺謙さんは、さすがハリウッドで多々経験されているスターの方だというのを感じました。特別な存在感を感じました。「いい写真にしよう」と、シャッターを押す手にも思わず力が入ります。
 キャストの方々、スタッフの方々からもゴジラ愛は感じましたので、この映画も大盛況になるだろうというのも強く思いました。
 やっぱりチャン・ツィイーさんは綺麗でしたね(^^)。





ゴジラ2019立像

2019年05月16日 | ニュース


ゴジラ像、各地で展開中!!



 5月31日に公開される『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の宣伝のために、約2メートルのゴジラ立像が各地で展開されています。
 ゴジラファンの間では、今回のゴジラは本作監督のマイケル・ドハティ氏にちなんで「ドハゴジ」と呼ぶ方が多いようですね。似ているようですが、前作とは大きく表面など違いが多々あります。

 新作ゴジラ映画のためにゴジラの立像が作られて、各地でPRされるのは2014年の『ゴジラ GODZILLA』以来、5種類目となります。
 ゴジラ2014、シン・ゴジラ(第4形態)、アニメゴジラの2体であるゴジラ・フィリウスとゴジラ・アース、そして今回のゴジラ2019です。
 これらはいずれも映画のCGデータをもとに、立像用に手を加えられたものから生み出されています。素材が当然違うように、ミニチュア特撮の着ぐるみスーツとは異なる作り方です。制作そのものは日本で作られ、作品公開時によって個体数は違います。
 5作のゴジラ像を比較してみると、年々その製作技術が進歩していることがわかります。今回のゴジラ像のクオリティはかなり高い完成度と言えるでしょう。特に映画の前作となる2014年ゴジラ像と比較すると、造形や彩色で格段の差があります。
 機会がありましたらぜひ一度は近くでご覧になった方がいいかと思います。

 CGデータからどうやって立像になっていくのか……、『シン・ゴジラ』(2016年)の時に疑問がいくつかありました。これまでの取材で、過去のアナログ特撮の各ゴジラの着ぐるみスーツの作られ方はほとんどわかっていたので、それとはまったく違う(ほぼ)人間大のゴジラですから興味津々でした。
 そこで関係者の方々にお願いして書籍「シン・ゴジラ GENERATION」の編集の時に取材させていただき、コーナーを作って少しだけ紹介させていただきました。
 今回の立像も基本的にはやり方はほぼ同じかと思いますので、興味のある方は書籍(全国書店、通販サイトで発売中)の方をご覧ください。

 最近では円谷ミュージアムの特別映像に使われた初代ゴジラの着ぐるみと同じサイズの立像も作られたそうですが、上記の立像とはいくつか作りかたが違うことになります。この辺はいずれ仕事として取材して関係者の方々にお聞きしてみたいと思っていますので、いつか実現しましたらそちらで報告します。





























各ソフビ掲載報告

2019年05月08日 | ニュース


「初代ゴジラ」「キングギドラ」
「決戦ゴジラ」掲載報告


「初代ゴジラ」(未塗装・ダークグレー)
sofvi tokyo 2018年9月19日記事
http://sofvi.tokyo/180919_hazawagumi/

「初代ゴジラ」(未塗装・ブラウン)
フィギュア王 No.251(ワールド・フォト・プレス)
sofvi tokyo 2018年11月18日記事
http://sofvi.tokyo/181118_hazawagumi/

「決戦ゴジラ ブラックバージョン」
sofvi tokyo 2019年2月6日記事
http://sofvi.tokyo/190206_hazawagumi/

「キングギドラ オレンジゴールド」(再販)
sofvi tokyo 2019年4月25日記事
http://sofvi.tokyo/190425_hazawagumi/

 各担当の皆様ありがとうございました。

 なお、「初代ゴジラ」(未塗装・ダークグレー)、「決戦ゴジラ ブラックバージョン」は販売を終了しています。ご了承ください。

ホビージャパン3、4、5、6月号

2019年05月07日 | ニュース




ホビージャパン3、4、5、6月号

 またいつものように事後報告ですみません。
 ホビージャパンでの羽沢組の仕事の報告です。

3月号
・「超合金の魂」(六神合体ゴッドマーズ) ページデザイン

4月号
・「超合金の魂」(ゲッターエンペラー) ページデザイン

5月号
・「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」羽原信義監督インタビュー
  ページデザイン
・「超合金の魂」(宇宙戦艦ヤマト2202ほか) ページデザイン
・S.H.Figuarts ULTRAMAN、ULUTRAMAN ver.7
  紹介ページデザイン
・ULTRAMAN座談会ページデザイン

6月号
・平成ガメラ3部作ディオラマ ページデザイン
・「超合金の魂」(ダイラガーXV) ページデザイン

 現在発売中の6月号では、ガメラディオラマページが迫力満点です。平成ガメラファンの方はぜひご覧ください。



昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑

2019年03月14日 | ニュース




昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑

 洋泉社さんから発売中の「昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑」。
 昭和のメカゴジラが登場した『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)と『メカゴジラの逆襲』(1975年)を取り上げたムック本です。しかもゴジラではなく、メカゴジラに視点を当てた、メカゴジラファンのための一冊。
 コンプリーションチームのメンバーでもあり、昭和メカゴジラ作品が大好きで知られる(?)友井健人さんが中心になって編集されただけに、メカゴジラのあんなことやこんなことが満載です。私もちょっとだけお手伝いしました。
 グッズコーナーの紹介では、羽沢組のGメモリーズセレクションのメカゴジラシリーズも紹介していただいております。
 3月17日(日)に立川シネマシティでこれを記念したイベントが開催。中野昭慶監督ほか豪華ゲストのトークショーもありの『ゴジラ対メカゴジラ』極爆上映が行われるそうです。

 昭和メカゴジラが登場した2作といえば、以前発売した「ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション」(KADOKAWA ※発売当時はアスキーメディアワークス)の編集とデザインを担当した時に、素材で苦労したことがあります。関連グッズ、宣材素材などは持っている方がいらっしゃって比較的集めやすいのですが、劇中やメイキングの写真は別。モノクロ写真は比較的揃えられるのですが、カラースチールや当時の写真は、ゴジラシリーズの中でも1、2を争うぐらい少ないんです。
 インタビューにしても両作品の本編監督や田中プロデューサー、『対メカゴジラ』の現場や合成などの部分をよく知ってらっしゃった川北監督もいらっしゃらないし、いろいろ調べるのにもご苦労があったかと思います。
 なので編集にはいろいろ悩むことが多々あっただろうなぁと、勝手ながら思いました。
 そういった中で、ちゃんとまとめられたのは、ひとえに友井さんのMG愛でしょうね。

 メカゴジラといえば、掲載していただいたように羽沢組でもソフビを発売しました。
 カラーリングなどでは発売当時、実は川北監督にいろいろお話をうかがって参考にさせていただいてます。当時のメカゴジラスーツの様子や色についてです。一部はこのブログでも書いたことがありますが、また機会があれば書いてみたいと思います。

 そんなわけで、MGファンにはおススメの一冊の紹介でした。