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エコパほっとコンサート

2013-09-28 21:58:15 | おでかけ
毎年この時期、楽しみにしているファミリー向けコンサート。

毎回応募して必ず当たるものの、

この時期なにかと忙しく誰かに譲ることになり、

来るのは初めてかも。

一人500円で、コンサートを楽しめるエコパの自主企画です。


今回は金管五重奏の響き

静岡交響楽団の方たちです。

ディズニーメドレー以外、知らない曲目ばかりで不安だったのですが、

わかりやすい曲の紹介や、楽器の解説など、

軽快なトークでクラシック未熟者でも楽しめる内容でした。


しかし、我が家はムダに気合入ってますよ。

なんといっても、カッパくん、ナッパちんとも週末の宿題の日記のネタですから。

「写真撮影不可」のアナウンスを聞いてナッパちん落胆。

写真を見て絵日記を書くので。

その代わり、パンフレットに楽器名と曲目があるのを確認すると、

「よかった」と笑顔。ほどなく、夢の中へ。

ん~、単純な人。そして興味ない人。


カッパくんは、日記プレッシャーもありますが、

やはり楽器や楽曲に興味深々。

楽器の管の長さはトランペット1.5M、ホルン3M、トロンボーン4M、

チューバが6M。管の長さが倍になると、1オクターブ低くなるとのこと。

カッパくんの興味にビビッ。

もちろん頭のノートにメモってましたよ。

金管楽器というと高尚な音楽というイメージですが、

チューバでカッコウの鳴き声や、トロンボーンのおとぼけな音、

草競馬のコミカルな馬たちの様子など、

ずいぶん、音色の表情が豊かなんですね。


そうそう、各演奏者の「なぜこの楽器を選んだのか?」とのインタビュウが面白かったです。

メインパートのトランペット以外の奏者は、

第一希望ではない楽器と出会いプロになったという事実。

それでプロになるのだから、「2番目に好きな人と結婚するとよい」っていうのは、

案外真実なのかもね。



今回一番インパクトがあったのは、ホルストの組曲「惑星」からジュピター。

あの平原綾香さんの唄で有名な部分。

惑星」自体50分の大作だそうですが、

よい曲なので一度聞いてみてくださいと紹介され、

帰宅後youtubeチェック。

地球と冥王星(今は准惑星ですが)以外の7つの惑星がテーマになり、

副題もついています。

夕食のときに全部聞きましたが、やはり一番印象的なのがジュピター木星

カッパくんの感想は「勇者っぽい」まさにまさにです。

土星はスターウォーズの帝国軍のテーマっぽく、悪っぽい。

火星も木星についで有名だそうですが、戦闘曲っぽい感じ。

水星は軽やかで、ひっくり返されてる天王星は落ち着きのない感じ。

と、みんなで楽しく自由に感想を言い合いました。

それぞれのキャラが立ってて面白い。

ホルストさん、冥王星が発見されて後、冥王星の作曲を試みたようですが、

志半ばにして、病に倒れ死去。

でもまあ、冥王星も後にファミリーから追放の憂き目ですから、

完成されなくてもよかったという曰くつきだそうで。

お時間のある方は、聞いてみてね。


ナッパちんは、日記にトロンボーンの絵を描き、

カッパくんはもちろん金管楽器薀蓄を書き込んでましたよ。

安泰なり安泰なり。

まさに、ほっとコンサートでした。













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