万葉集で筑波山が出てくる項目を読んでいたところ、『さ衣の小筑波嶺ろの山の崎忘ら来ばこそ汝を懸けなはめ』という歌が見つかった。
私の苗字は山であり、実家からは筑波山の頂上の先が微妙に見えているのでなんとなく近い感じを感じ取った。
意訳としては『着物を筑波(それに連なる八溝山系の山)の裾野の先に忘れてこなかったならば貴方のことを気にかけなかったかもしれません』というふうに読むのであろうと解釈している。
いろんな読み方ができなくもないので女性が詠んでいるのを見つかると家族や誰かが山崎って誰だと言い始めてもおかしくない感じである。
筑波は歌垣による男女交際のための集会が行われていたところであるので、その見方は間違いではない。
この歌を読んだ人が何万人もいる先祖の一人に読んだ人がいても何ら不思議はないと感じている。
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