かなり前に見ていて気になった灰羽連盟というアニメがある。前の世界の記憶を失って別の世界に生まれてくる羽根が背中に生えた存在である灰羽が関係を作ってストーリーをなしているのだが、普通の商用のアニメに期待されるようなアトラクションは無い。そのアニメでは各話ごとに三つの単語が繋がったタイトルになっているのだが何の意味があるのか今一つ不明だった覚えがある。今になってみると、メディア関係の入社試験で問われる三題話の出題と似たものなのではないかと感じられるのだがそういった意図があったのかは定かではない。以前にWikipediaで村上春樹の作品である『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』の世界観を少し借りているという話が載っていたので買ってきて読んでみたのだが今一つ面白いとは感じられず、似ているようにも思えなかったのだが、同じようにタイトルに単語が三つ連なっている章もあり、そこがどんな意味を持っているのかは良くは分からなかった。以前、あてずっぽうでブログにおいて広辞苑の第六版の六画の漢字索引において縦につながっていた話とか書いていたが三題話のことを知っているような人だと本当に関係があるかもしれないと感じている。
最近、母の友人で東電の元社員で業務中に原付バイクに乗っていて追突事故にあい記憶喪失になっていた人が乳がんで亡くなった話を聞いたり、カンブリア宮殿で東電の作業員が頭の防護のために知的障害を持つ人に頭を保護する帽子を作ってもらう話をそのあとに見ていたりして、なんとなく思い出す機会があった。またなぜか見なおそうかと思っている。