人間は相当古くから歌を歌っていたらしく、先日、Wiredの記事にそのことについて載っていたので少し検索して調べてみた。笛は紀元前36000年ぐらいにはあって、ドイツのウルム遺跡では発見されている。歌というのは旋律を文字で記述する事が公文書より多いことでなく残りづらいのでほとんど見つかっていないのだが、『セイキュロスの墓碑銘』というものが旋律を再現できる歌としては最古のものであるとWikipedia他のサイトでは記述していた。
歌詞の内容は、Wikipediaによれば
『
生きている間は、輝け
何があっても、悲嘆に暮れるな
人生はつかの間であり
時はいつか終わりを求めてくるのだから
』
であるようだ。
内容が現代人にも実感して事実であると感じる尺度と論法で記述されていて、共感でき、私と同じく気分が良い人が多そうな気がする。コンピュータゲームのバックミュージックに良くこの歌と似た感じのものがある気がするのだが、作曲する人は何かで学んできている場合があるので元になっている時がある可能性は大きい。それは日本の地域唱歌や校歌を作る時に万葉集や古今和歌集を調べてくる作曲家が多いのと大体同じ感じである。この曲をアレンジしたとかそのまま使ったからと言って著作権法違反に問われないわけだが、似ていると盗作と区別がつかず嫌だという人もいると思う。しかし、実際には似ていた方が印象が形成されていて便利でより良く感じられるのではないかと感じる。
紀元前3500年のフルリ語の歌謡もWikipediaやGIGAZINEによればあるようなのだが余り記述は見かけない。知られていかないのはどうしてだろうか。リズムが完全に再現できないとか発音に不明な点があるからかもしれないと私は思うが、思いつきであって本当のことは今ところわからない。