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少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

標準処理時間

2005-01-23 22:41:51 | 写真
フィルムの現像や印画紙への焼付けをノートに記録している。

最近のプロセスの結果からキャビネサイズと6つ切サイズの印画紙への標準的な焼付け条件を求めてみた。標準といっても、何回かの焼付けで上手くいった条件を大体平均化したに過ぎないが:

キャビネ: 絞りF11 露出時間1.5秒 フィルター#2

6つ切 : 絞りF8 露出2秒 フィルター#2

くらいがいいところ。フィルムの現像条件はパッケージに書いてある標準的な時間にしてある。温度も20度に調整。

大体このくらいが我が家での標準的な現像条件なんだけど、なんで露出時間がこんなに短いんだろう。結構絞りも絞っているので、これ以上露出時間を長くは出来ない。よくモノクロ写真の本に書いてある焼き込みなんて、こんな短い時間じゃどうにもならない。なんか違っているのかなあ。フィルムの現像をもう少し長くしてコントラストを高めた方がいいのかなあ。

2005-01-23 22:25:28 | 哲学
新聞に巨人の桑田投手のことが書いてあった。

彼の今年のテーマは”無”だという。

以前から桑田投手のことは気になっていた。特段野球に興味があるというわけではない。桑田という人の生き方が面白かった。なんとなく共通点を感じていた。

”無”ということ、実は僕も最近気になっていた。

天体観測でも写真でも仕事で研究している時も、調子のいいときというのは自分が”無”になっていると思うことがある。

自分から遊離したもう一人の客観的な自分がいるといっても良いかもしれない。自分のやっていることの良し悪しはどうでも良くなる。今目の前で何が起こっているかを冷静に観察する。何かを考えようとしてはいけない。ひたすら自分から何かを考えようとせずにすべてを受け入れる。

多分、そのプロセスは右脳的なんだと思う。言語による分析の前に空間的に目の前で起こっていることをざっくりと捕まえるのだ。

でも、そのままではコミュニケーションできないから、左脳でそれを順番に言葉にしていく。天体観測ならスケッチにしていく。

自分を無にすること。簡単そうでなかなか難しい。

おしゃれ

2005-01-23 22:14:18 | 哲学
今テレビでおしゃれ関係という番組をやっている。別にそれはどうでもいいんだけど。

おしゃれにも最近気になることがある。おしゃれってどうやってすればいいんだろう。

これも細かいことや見えない部分への気配りだと思う。多分。

通勤かばんのファスナーには赤と青の2種類の飾りがつけてある。赤いのは確かサイパンに行ったときに買ったもの。Tシャツのような形が陶器で形づくられている。青いものは鳥の形をした木製のもの。こっちは軽井沢で手に入れた。どちらも高いものではないが、さりげなく僕のかばんを飾っている。

革靴が磨いてあることも大切だ。新しくても古くても良いけど、汚れたままはNG.

若いころは、そういうことって全く気にならなかった。飾りをつけようが、靴が磨いてあろうがなかろうがどうでも良かった。かばんはかばんであり靴は靴である。機能としてはなんの変わりもない。

でも、今そういう細かいことがすごーく気になっている。

美しさは贅沢である。無駄でもある。きれいな花が長くはもたないように、美しさははかないものだ。いや、はかないからこそきれいなのかもしれない。

一瞬一瞬を大切に生きる。美しさを大切にすることは精一杯生きることと同じだと思う。

明日のために何かをするのではなく、今この瞬間を精一杯生きること。

そこには過去への後悔もなければ未来への心配もない。

透明人間

2005-01-23 19:05:17 | 哲学
花や宇宙の美しさがわかるようになることは、いろんなもののほんのちょっとした違いに気がつくことだと思う。

そして物事のすべては、そのほんの些細な違いによって左右される。

でも物事の本筋(平均)が大切だとみんな思っている。

美しさがわかってくると、行動のほんのささいな違いをコントロールするようになる。些細な違いだから、他の人にはわからない。その人の行動は、他の人からだんだん見えなくなるといっても良いかもしれない。

なぜ花は美しいのだろう

2005-01-23 15:27:29 | 写真
花はなぜ美しいのだろう?

それは人が自然を壊してしまわないようにするためだと言った人がいたっけ。

なかなかいいこと言うね。

花は美しい?いや、花が絶対的に美しいかどうかはわからない。人が見て花を美しいと思う。それだけのことだ。

だとすると最初の質問は、なぜ人は花を美しいと思うかとすべきかもしれない。

なぜ人は花を美しいと思うのか?

それは、花を咲かせるための大変な苦労が裏に隠されているから?

美しいってなんだろう?それはディテール。繊細な細かさに神は宿るのだから。

僕はなぜ花を飾りたいのだろう?花の美しさに反応する何かが僕の心の中にある。間違いなく。

そう、その気持ちを感じ始めてから、どうして花を飾りたくなった。

心は美しさを求めている。それがどんなにつらくても、どうしても美しさに触れていたい。

それがが人間というものなのかもしれない。

花の写真

2005-01-23 12:08:37 | 写真
最近日曜日は花の撮影が定番になってきた。

今日は、近所のスーパーで買って来た黄色いバラとガーべラ、そしてスイトピーという、ちょっと派手な組み合わせの花を撮った。

どんより曇った天気は、撮影にピッタリだ。ちょっと色温度は高めだが、へんな影が出来ずいい感じで花を照らし出している。ちょっと寒いけどベランダに花を出して撮影開始。

確か秋山正太郎が、花は上から撮った方が良いといっていた気がする。確かに花は横から見るより上から見るほうが格段に良い。白っぽいガーべラの花が13EVで黄色いバラが12EVくらいになった。撮影は11EVから10EVの間くらいで、絞りを2.6から11くらいまでいろいろ換えて撮ってみた。花全体にフォーカスをあわせるためには、かなり絞る必要があるんだけれど、どうしても背景までちゃんと写ってしまうと困るので、F5.6から8の間くらいに妥協することになる。

フィルムはプロビア100F。ベルビアほどこてこての色にはならないということだが、はたしてどんな色に仕上がるか楽しみだ。

たった10枚ほどの写真を撮るのに1時間ほど外にいたら、手がかじかんでしまった。家の中に花をうつして、デジカメで2,3枚のおまけ写真を撮った。ズームが出来るのは本当に楽でいいなあ。その分雑な写真になるような気もするが、まあそれはそれ良いとしましょう。