石川啄木の短歌、「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」で、この「停車場」とは何駅のことでしょうか?
・大阪駅
・博多駅
・盛岡駅
・上野駅
→ 上野駅
上野駅は今も昔も東北の玄関口として知られています。岩手出身の啄木がこの駅を舞台に郷愁とともに歌ったのがこの短歌です。上野駅にはこの歌の歌碑もあります。
啄木が上京して寂しくなったとき、ふるさとのなまり言葉を聴くことのできる上野駅に行き、寂しい気持ちを紛らわして安堵することができた、という気持ちを詠ったもの。