算数の文章題で、足の数が違う2種類の動物の合計頭数と足の合計本数から、それぞれの頭数を求めるものを特に何算というでしょう?
・へびかえる算
・つるかめ算
・えびかに算
・げじむかで算
→ つるかめ算
たとえば鶴と亀の場合、合計頭数のすべてを鶴(または亀)と仮定し、足の合計本数との差からまず亀(または鶴)の頭数を求めます。その後、鶴(または亀)の頭数を求めます。
小学生で学ぶ算数。
中学生になったら、x、yの連立方程式を学び、なんだ、こんな簡単に式にして計算できるのだと知った時は、目に鱗だった。
なお、流水算、植木算などを、小学生で学ぶ。
回答案の蛇(へび)には、「足がない」と突っ込んでしまう。
足の数は、ゼロ(0)なので、へびかえるの問題があったとしても、蛇の答えは、何匹でもOKとなる。
回答案の海老(えび)。
まず、海老の足の数がわからない。
触覚まで入れると、13対・26本。
足の部分だけだと、5対・10本。
前の方から2対の触角、大あご、2対の小あご、3対の顎脚、5対の歩脚とのことなので、普通に足に見えるのは歩脚ですので、それだけを数えると5対・10本とも言えます。
算数の問題の前に、理科の知識の海老の足の数がわからないと計算できない。
触覚まで入れた26本にしまうと、答えがでない可能性がある。
問題文の中に、海老の足は、何本と記述する必要がある。
蟹(かに)の足の数もわかりにくい。
はさみを備えた脚が1対、歩行に使う脚が4対。合わせて、5対10本です。
分類群の「十脚類」はここからきてます。
理科の世界では、蟹のはさみも脚と数えるようです。
食べる時は、蟹のつめと読んでいますが。
算数の問題の前に、理科の知識が必要。
蟹の足の数が、8本か、10本かで混乱する。
この時も、問題文の中に、蟹の足は、何本と記述する必要がある。
げじげじの足の数は、前の2本の触覚を除いて、足の数は全部で15対30本。
ムカデの足の数も、足の数は全部で15対30本。
同じ数なので、つるかめ算のような問題は、作れない。
解答も、いくつもの組み合わせになる可能性がある。
今回の回答案は、海老、蟹、げじげじ、ムカデの足の数を知る、理科の知識を得られた良い解答案でした。