「あめあめふれふれ かあさんが」で始まる童謡「あめふり」で、かあさんはどんな傘でお迎えに来てくれるでしょうか?
・こうもり
・おりたたみ
・もみじ
・じゃのめ
→ じゃのめ(蛇の目)
「あめふり」は大正14年(1925年)に作られた北原白秋作詞、中山晋平作曲の童謡です。「じゃのめ」とは「蛇の目傘」のことで、開くと蛇の目の模様が現れる日本独特の雨傘です。
蛇の目傘の画像は、インターネットからの転載です。
「あめふり」の歌詞は、次のとおり。
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
3番以降の歌詞が、こんな歌詞であることを、再確認した。
見知らぬあの子に傘を貸している、愛情溢れる歌詞だった。
また、ジャノメミシンという会社がありますが、ミシンに差し込む糸を巻いた、ボビンの形が「蛇の目」に見えることから、そう呼んでいます。
詳細は、蛇の目ミシン工業のホームページに、社名の由来として書かれています。
http://www.janome.co.jp/company/history.html
昨日(3月28日)、モンゴル出身の鶴竜が、横綱に推挙され昇進したが、土俵にも、蛇の目があった。
「蛇の目の砂」:
土俵の外側に、約20センチ幅で敷いた砂。踏み越しや踏み切りをわかりやすくするためのもの。蛇の目。
インターネットで、「蛇の目の砂」で検索した画像の転載です。
色が変わっているのが、蛇の目の砂と呼ばれている部分です。