現地の言葉で「家」という意味。雪のブロックをドーム状に積み上げて作る、イヌイットたちの冬の住居を何というでしょうか?
・パオ
・ユルト
・バンガロー
・イグルー
→ イグルー
イグルーは、カナダ北東部やアラスカ北部などでみられるイヌイットたちの冬の住居です。狩猟や交易などで移住をする時などに、雪を切り出してこの簡易住居を作ります。
なお、イヌイットとは、私たちが子供の頃、呼んでいたエスキモーのことである。
エスキモーは、先住民族の差別用語かと思っていたら、そうでもないようだ。
詳細は、イヌイットのWikipediaを参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88
<イヌイットとエスキモーについて>
カナダとグリーンランドに住むエスキモー民族は「エスキモー」という呼び名を拒否しているため、公に「エスキモー」と呼ばれることはない。
一方、アラスカには「ユピック」と「イヌピアット」というエスキモーが先住していて、イヌピアットはイヌイット民族と同種族だがユピックはイヌイットではない。
近年、「イヌイット」は「エスキモー」の別名として乱用されるが、それは正しくない。
「イヌイット」はカナダのエスキモーのことで、アラスカでは「エスキモー」が使用されることがあるが公式な民族名はイヌピアットとユピックである。アラスカでは広義のイヌイットに含まれるイヌピアットを含め「イヌイット」と呼ばれることを拒否している。
ユピックをイヌイットと呼ぶのは明確な誤りである。
民族名「イヌイット」はカナダ・エスキモーの自称である。イヌクティトゥット語で「人」を意味する Inuk の複数形、すなわち「人々」という意味である。
私もこの区別を誤解していた。
昔の「エスキモー」は、住む場所で呼び名が異なる。
カナダは、イヌイット。
アラスカは、イヌピアットかユピック。
アラスカで、エスキモーが使われることがあるが、使わないようである。