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目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

経済学を知らないアホな主婦

2020-03-01 | 新型コロナ(COVID19)

経済学を知らないとどうなるか?

今、巷では、マスク、消毒液が不足しています。

COVID-19の感染が拡大している現状では、致し方ないかと考えます。

 

しかし、最近は、ティッシュペーパー、トイレットペーパーまで買い漁られています。

 

経済学を知らない主婦が喚いて、消費者が馬鹿を見た事例があります。

1970年代の話です。

今の電気製品には、オープン価格と言って定価がありません。

昔は、定価がありました。

当然、新製品が発売されると、新製品定価がでてきます。

古い型式の家電は、新製品がでれば、陳腐化し、自然と新製品の定価よりも販売価格が下がります。

その販売価格の下がり方が、可笑しいと言って、騒いだのは主婦連でした。

定価とは何かと騒ぎ出したのです。

実際には、松下電器の二重定価問題で争われました。

主婦連の自慢話:

http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201610_10.pdf

結果、新製品が出ると古い型式の値段が下がっていたのが、それ以降、値段が下がらなくなりました。

当時、カラーTVの価格がどんどん下がっていたのを、この問題を取り上げてから、値段が下がらなくなりました。

当時の価格で、1台10万円を切る勢いで下がっていた頃で、この問題で騒ぎ出してから、10万円で下げ止まりになり、価格は硬直しました。

経済学を知らない、主婦連のアホな頭で判断した結果です。

経済とは、需要と供給により価格が決まるという単純な経済原理です。

https://chu.benesse.co.jp/qat/3519_s.html

(今回の質問は、中学生です。つまり、中学生でも知っている経済原理です)

古い型式の製品は、需要が無くなれば、値段は下がります。

今でも、この経済原理は生きています。

それ以降、家電の定価がなくなりました。

主婦連も問題視しなくなりました。

結果、新製品がでれば、旧製品は安く販売されるようになりました。

主婦連も、町の商店街では、生ものを扱う店が閉店ぎりぎりになれば、叩き売られているのを経験している経済原理でしたが、腐らない電化製品でも同じように値段が決まっているとは、思わなかったようです。

 

ティッシュペーパー、トイレットペーパーを買いだめすると、一部の販売店では、これらの商品の需要があるので、価格を上げて販売する可能性があります。

そうなると、消費者は、結局、高く買うことになり兼ねません。

トイレットペーパーとかティッシュの消費量は、通年で、ほぼ、決まっています。

需要は決まっており、その供給も安定していれば、価格が変動することはありません。

アホな買いだめは止めましょう。

トイレットペーパーが無くなったら、どう対応するのですか?

在庫を多く持たない家庭が心配です。

自分で自分の首をしめるような愚行は止めましょう。

昔の主婦連と同じ(アホ)になりますよ。