都構想実現のため、前回の選挙で、公明党と維新の会は、都構想で合意していましたが、昨年から今年の年初にかけ、公明党が反故にし、、それに対して怒った府知事と市長は、それぞれ辞任し、W選挙(府知事と大阪市長の同時選挙)をしました。
大阪では、大阪維新の会と、維新以外の反維新で連合した政党の選挙になりました。
下馬評を含め、嘗てのような維新の会の勢いはなくなったと、公明、自民は判断し、共産党との反維新として結束し、選挙活動をいたしました。
自民党が共産党と一緒に選挙活動する異常な事態です。
それにも関わらずなのか、そんな活動をしたためなのか、維新の会の圧勝でした。
府議選では、過半数を獲得。
市議選では、過半数には届きませんでしたが、改選前よりも10名増加の40名となりました。
83議席なので、42議席で過半数越えとなりますが、2名足りませんでした。
中選挙区制で、10名増加は、大変な快挙です。
大阪市議の自民党の重鎮ですら、落選という結果になりました。
私が、25年以上前に東京から大阪に転勤になった時、大阪の人は、大阪市に何区あるのか、知っている人はいませんでした。
大阪は、東京都よりも一つ多い24区です。
東京23区は、920万人。
大阪24区の人口は、270万人。
これを知れば、大阪の区が多いのが、異常に可笑しい事が分かります。
どうやら、大阪人は、東京には負けたくないと言う理由で、(23+1)区にしたようです。
東京都を参考に1区の平均値で計算すると、1区40万人です。
大阪なら、7区で十分です。
維新の会の案では、5区で提案しています。
また、私が赴任した当時の大阪市営バスや市営地下鉄の給与は、大阪市の職員と同じ給与体系で、平均700万円と言われていました。
バスの運転手でも、700万円です。
一般企業のバスの運転手の賃金より、遥かに多い賃金です。
それを見直したのが、橋下元大阪市長の維新の会です。
大阪市営地下鉄だったので、地下鉄の路線は、原則、大阪市内だけです。
唯一の例外が、御堂筋線が千里中央の豊中市、吹田市まで延長され接続されていたのと、阪急京都線の淡路駅で地下鉄堺筋線と乗り入れしているだけでした。
当時の初乗りは、200円。距離に応じての料金ですが、3つ先の駅まで行くと、220円でした。
今度、府知事になった吉村さんが、大阪市長時代の活躍により、初乗り180円。
次の料金は、200年に引き下げられ、市営から民営化されました。
大阪府が財政赤字だったのを、見直して、黒字化させたのも、維新の会です。
ええ加減な政治をしていた大阪府、大阪市の財政を改善させています。
今回の選挙で、市長の対立候補だった、柳本元自民党市議だった人は、飛んでもない議員です。
親族は、70年間、西成区を地盤にしていた政治家一家です。
西成区は、東京で言えば山谷と言われていた地域です。
https://www.youtube.com/watch?v=H9svsYTGUs4
タイトル:維新が大阪ダブル選挙圧勝 柳本氏は負けるべくして負けた 辛坊治郎解説
その西成区を綺麗にし、再開発したのも、維新の会です。
星野リゾートが、オープンする予定のホテルの敷地は、嘗ては、巣窟の様な西成区を代表する場所の近くです。
柳本は、政治家の看板を貰っていただけで、この地域には、何の力も発揮できないでいました。
大阪市民も、今までの自民党、公明党の政治の実態を知ってしまいました。
大阪都構想は、大阪府と大阪市の不幸(府・市(ふしあわ))せな負の遺産を排除するためにも、必要な見直し案と考えます。
追記
タイトル:【大阪ダブル選】 実は都構想を推進してた柳本顕の証拠映像。 既得権益の操り人形たる哀れな政治屋稼業の変遷
https://www.youtube.com/watch?v=cROWqYu9UkQ
柳本さんのええ加減さが、よく分かる映像です。