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女子レスリング伊調選手の問題

2018-03-03 | スポーツ

オリンピック4連覇も果し、国民栄誉賞も受章した伊調馨選手。

栄強化本部長のパワハラがあったという告訴状が、元コーチからでている。

レスリング協会は、今回の内容を完全否定しているが、現時点では、藪の中である。

但し、云えることは、伊調選手が警視庁の出入りはできていないことである。

男子チーム合宿への参加禁止。

今も、十分な練習ができていない。

元コーチも、男子チームのコーチからも外されている。

協会は、身内からのヒヤリングで否定しているだけである。

まるで、相撲協会での、加害者からのヒヤリングで判断したのと同じ感じを受ける。

 

私も、中学時代、体育会系のクラブに入ったことがあるが、先輩のいじめはあった。

私の場合は、2年生になり、生徒会の仕事があったので、遅れてクラブに行くことが多かった。

そうしていたら、3年生の先輩から、無理難題を言われ、いじめられました。

昔の表現で言えば、その先輩は不良でした。

私は、そんな体質が嫌で、直ぐにクラブは辞めました。

 

レスリング協会でもあったかどうかわからないけれど、外形的状況を見ると、パワハラはあったと判断できます。

少なくとも、パワハラが無いと言うなら、警視庁への練習参加を認めても良いかと考えます。

今後の協会が伊調選手への対応状況を見るだけで、今迄のパワハラの実情が分かるかと考えます。

相撲協会で言えば、栄本部長は、栄親方です。

自分の部屋の力士を贔屓にしたいのは、当然です。

だからこそ、強化本部長の人選は、中立的な立場の人にするべきです。

強化本部長は、コーチのプロである必要はありません。

コーチや選手の全体を俯瞰的に把握できる人で良いはずです。

「一流の選手は、一流の監督ではない」という言葉の意味を理解して欲しいです。

更に、一流の監督が一流の経営者とは限りません。

どの会社の社長も、元社長と言うプロフェッショナルから選ばれた訳ではありません。

元社長以外では、社長になれなければ、社長は生まれません。

無限ループに入ってしまいます。

一流の管理者とは、全体を俯瞰的に公平に見れて、経営と言う実行力があるかどうかです。

協会としては、このような告訴状がでてくる栄本部長を解任し、俯瞰的に見ることができる人を選出すべきと考えます。

栄本部長には、コーチや監督としてお願いすれば良いかと考えます。

栄強化本部長が、本部長である必要はないし、本部長であってはいけないと考えます。

各チームや学校のコーチ、監督で成れるのは、チームのコーチ、監督だけにすれば良いかと考えます。

栄さんは、コーチまたは監督で留めるべきです。

今のチームや学校との関係がなくなって中立的な立場になられたら、強化本部長の職に付いたら良いかと考えます。

 

追記:

こんな記事もでています。

https://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_99627/