記述は嘘をつかない。記述は裏切らない。

中学受験の国語と社会の塾講師&家庭教師です。

社会(歴史)は,ドラマ

2011年08月24日 | 日記
社会が元々あまり得意でない生徒が,夏期講習テストで,2回続けて評価10を取りました。

どんな風に教えたかというと。


1841   いやしい奴だ 水野忠邦    (天保の改革 浜松藩主)
   上知(地)令          人返しの法
   風俗取り締まり    倹約     株仲間解散

私の年号覚えは,事項と一緒に覚えてもらいます。

貴族の世の中までがB5で1行おきに書いてあって2ページ,武士の世の中が2ページ,明治以降が2ページ。それほど多くはありません。ですが,これだけで,どこの中学でも大丈夫です。


天保の改革は,1841年。  「いやしい」で覚えて。この覚え方は,私のオリジナルです。

なぜ卑しいのか。水野忠邦は,唐津藩藩主だったのに,唐津藩では幕府の要職に就けないから,浜松に領地替えすることを自ら願い出た。ところが,石高は同じ15万石でも,唐津は実質25万石以上の石高があった。浜松はそうではない。家臣にとってはいい迷惑。殿様が強引なことをすれば,「押し込め」といって,座敷牢に押し込めることもあった。「君は一代,御家は末代」,つまり,今の殿様は一代限りだが,この御家は末代まで続かなければならぬ。ここは,今の殿様に泣いてもらいましょうと。実際,水野忠邦のお祖父さんも,やられたらしい。そこで水野忠邦は,~~~。

そして,天保の改革の内容は~~~。(ここで,当然,寛政と享保の比較が入ります)。


こんな風に社会を教えると,歴史上の人物が隣のオッサンのように感じて,「立派な人だ」「どうしようもない奴だ」と覚えてくれます。


平安朝始まって以来の秀才,菅原道真。(エピソードいろいろ)。私の教え子に,「菅原道真,好き?」と聞くと,いや~~な顔をして,「絶対イヤ」と言います



徳川吉宗と菅原道真。この二人を立派な人という人は,歴史が



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