記述は嘘をつかない。記述は裏切らない。

中学受験の国語と社会の塾講師&家庭教師です。

これも自虐史觀のせい?

2014年03月17日 | 日記
幕末史を教えていると,日本人の侍がわけもなく欧米人に切りつけた様な感じで書かれています。特に生麦事件のあたりでは。

しかし。

日米修好通商条約が結ばれて,イギリスの外交官オールコックが言う「ヨーロッパの屑」ともいうべき者たちが,日本でどれほどの乱暴を働いたかは,参考書ではほとんど出てきません。日本の真面目さのせいで,屑達の「ゴールドラッシュ」状態に日本はさらされたことも,出てきません。なぜ,攘夷が幕末に盛んになったかも,なんとなく知識で覚えるだけです。

これでは,いけない。

中学入試は別にして。大学受験では,私の歴史の指導は,ヨーロッパの屑共の乱暴ぶりを生徒に話し,その当時の幕府の悩み,孝明天皇の勇ましさ,しかし,大阪湾から外国軍艦に威嚇されると,すぐに,OKを出す変わり身の速さ,などを,話します。

幕末に,日本が独立を保ったことは,その当時に生きた人達の,神経をすり減らすほどの努力の結果ということを,感じ取ってくれれば,と思います。


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