今年最後の紅葉-京都府宇治市：三室戸寺

Mimurotoji Temple, Uji City, Kyoto Pref.

さてさて、ワタクシ達はこの日の最後の目的地である、京都府宇治市の三室戸寺へと向かいました。
三室戸寺は関西の方はご存知だと思いますが、「あじさいの寺」として有名なお寺です。
ただ、紫陽花だけではなく、四季を通じて様々な花が咲くお寺なんですよ。


そして、紅葉もなかなかの名所だと聞いたので、この日、最後に三室戸寺に向かうことにしたんです。
ただ、興聖寺の紅葉がダメだったので、ワタクシ達は「あまり期待出来へんなぁ」「まあ、行くだけは行ってみよう」と、
大きな期待は抱かずに、三室戸寺へと向かったんです。


ところが…あらあら、なかなか見事な紅葉が見られたんですよ。いい意味で予想が外れ、ワタクシ達はテンションが上がります。


おまけに、午前中は曇っていたのですが、三室戸寺に着く頃には晴れてきたんですよねぇ。


三室戸寺は光仁天皇によって770年に創建されたと伝えられています。
三重塔は鮮やかな紅葉に彩られ、その美しさにワタクシは目を見張るのでした。


この日は11月24日。今年は11月末になっても暖かい日が多かったので、12月上旬まで紅葉を見ることが出来ました。
しかし、ワタクシが紅葉を見にいくのはこの日が最後になったので、この紅葉が見納めとなったのです。


ワタクシも気がつけば還暦まで後三年。これから何度紅葉を見ることが出来るのかわかりません。
ただ、出来るだけ長く元気でいて、一度でも多く紅葉を目にしたいものです。


今年は天候が不順で、何よりも台風21号のおかげでカエデの葉が痛み、紅葉の色づきが関西ではイマイチでした。
そんな中、ここ三室戸寺の紅葉は、今年の見納めにふさわしい紅葉でありました。


ではでは、三室戸寺の美しい光景を、さらに見ていくとしましょうか。

使用したカメラ：2、3、6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


最近はどこに行っても外国人観光客というのがいるのですが、平等院は当然のごとく外国人でいっぱいでした。
しかし、三室戸寺のような場所にまで、外国人観光客が来ているんですよねぇ。
もう騒々しい中国語にも、しつこい自撮り棒の撮影にも驚くことはありませんが、
「郷に入れば郷に従え」なんて言葉は、あの国には存在しないのでしょうかねぇ。


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